桐野 夏生
天使に見捨てられた夜
前にも書いたかもしれないが、桐野夏生の作品の登場人物は、
その人物の美意識がはっきりしてる感じがして読んでて気持ちいいですね。

善悪もあるけど、それより自分の中での生き様みたいなものが感じられます。
ちょっとそれが強いきらいもありますけど。
この作品は探偵村野ミロシリーズの第2作目。
人権擁護のためにAVの中で虐待されている女優を探して欲しいという
依頼がフェミニスト運動をしている渡部から持ち込まれる。
しかし、探せど探せど手がかりが見つからない。

そうこうしていくうちに、思いがけない展開になっていきます。
途中で、真相がわかりそうになってくるのですが、それでも
やはり続きが気になる・・・
こんなカンジで結局出勤途中の往復の電車の中では飽き足らず
家に帰って読了しました。
軽すぎない心地よい「毒」のような、ん~うまくいえないけど、
なんか魅了されちゃうんですよね。
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