MISOJI CALLING 2017

テーマ:
上野君のblogにもあったように、我々の押しのみで出演させて頂く事になったMISOJI CALLING 2017については触れておきたいと思いPCを開いた。
 
度々GIG中のMCやblogで呼んで欲しいと嘆いていたら結果として伝わって下さったと言いますか、主催陣とほぼほぼ知り合いではあるのになかなか「出して下さい!俺達めちゃいいライブするんで!」と言えず、距離間しかり決まり方も30代ならではかと。
 
出たい気持ちは強いけど先方のコンセプトに合わなければ申し訳ないなと、最後の押しの一手が出せず伺ってしまうというか。歳を重ねるが故の"嫌"な部分ですね。それは色々考えてしまって素直に「好き」だと言えず一歩が踏み出せない30代の恋愛の様。ドラマでしか知らないけど。
 
とは言えボイクレでcraft rhythm templeの皆さんと初めてお話した時にお願いしたり、コム君や240さんは昔からの付き合いだし、倉坂さんは三国ヶ丘FUZZ時代にイベントを誘って頂いたりもしたり、須田さんは対バンしたり打ち上げに同席したりと結局人の縁に助けて頂いたような、それは歳を重ねるが故の"良い"部分でもありますし、まず主催の皆さんの懐の広さに感謝しかありません。
 
去年初めてMISOJI CALLINGに遊びに行って、出たいなと思い、翌年出させて頂く。我々のキャリア及びこの位置でこんな環境はなかなかないので、楽しむという意味ではしっかり甘えさせて頂くし、ステージでは自分に厳しくこの10年の生き様をぶつけようと思います。そら。
 
南堀江knave、初っ端12:15〜。まさに真っ昼間から一本目。ご来場の皆さんには朝から飲んで来て頂きたい。すなわち前飲み。 M-1グランプリ2001の如く、一番手で鬼の首取りに行こう思うてます。どうぞ宜しくお願いします。
 

オフィシャルページ
http://misoji2017.pst.jp.net
 
 
 
バンドというのはバンドのエネルギーとお客さんのエネルギーが一つになって盛り上がって行くものだ、と世間ではよく言ったものです。それは小さなうねりである「ライブハウスでの出来事」(生の現場)であり、大きなうねりとしては情報や媒体、口コミ含む「シーン」と二つに言えます。
 
バンドもそうだしお客さんもそうだし、若さから来る焦燥感、鬱屈した何かの発散だったり、これからどうなるんだろうという迷いだったり、抑圧や自我からの解放だったりそのエネルギーを双方から「音楽」に集約させて爆発するから化学反応が起こりシーンが盛り上がったりその時代が盛り上がる指向性があるからだと思います。
 
それはバンドや音楽に限らず若さが持ち得るエネルギーの集合体はどの場面でもそうだと思います。会社でもなんでも社会にとっては。
 
それだけ若さが持ち得るエネルギーは投げる方、受ける方も相俟って「時代」を作ります。
 
毎年フェスやライブサーキットは増え続ける一方です。母体は残るが出るバンドや来るお客さんは約3年周期毎に大多数回転しています。
 
それは常に「若い層」に向けて発信しているからです。
 
それだけ若さのエネルギーが重宝されているわけですね。商売として成立させる為にもというマーケティング目線の話はこの場は一旦置いといて。そんな話が重要なのではない。
 
サイクルは繰り返されますが、周回毎に平面的なものではなく立体的に形を変えていきます。それがその時代その時代の「流行の音楽性」にあたります。
 
エネルギーを持った年齢層は回転し、大衆を高揚させる音のトレンドが生まれては消える。
 
人は歳を取ります。特にバンドマンに言える話ですが、そのサイクルの黄金期にしがみ付くのであれば音楽は続けない方が良いです。
 
それに嘆いて根も葉もない事を言ってしまっていたら、その人の音楽はそれまでです。
 
そのサイクル以外の独創性をも持って歩み続けるのがアーティストだと思います。サイクルは人のうねりが作ったものです。
 
事実、そのサイクルに腰掛けていたのも自分です。それに気付けたのも自分です。本当の意味で音楽は"人と比べて"していけないのだと感じています。
 
働きながらバンドを続けるという価値観がこの10年で徐々に一般化し、言ってしまえばバンドマン層の高齢化が進んでいます。続ける、続けると豪語するバンドが増えているのも確かです。続け方、続ける理由がそれぞれあると思います。
 
続ける理由が美学として問われる、魅力となる価値観が今後生まれるとさらに音楽を楽しむ人達の間口が広がるのではないかと思います。アーティストそれぞれのバックグラウンドの一つとして。
 
MISOJI CALLINGはタイトル通りそのサイクルを乗り越えた、または直面してるバンドも多々出ていると思います。
 
それぞれの理由と意味を持って続けているバンド達が拳で殴り合う姿、見てみるのもいいんじゃないですか。
 
サイクルにない化学反応がMISOJI CALLINGにはあると思います。是非目撃して下さい。
 
別所英和
 
 
 
 
 
AD