中国語学習、読み書きの訓練が会話力の秘訣!
テーマ:中国語英語も含めて、外国語の習得を目指す、あるいは必要に迫られている方は増えています。今に始まったことではないですが、巷には英会話学校が溢れ、中国語会話クラスも増えています。
が、英会話学校のその名の通り、会話ばかりが目立つ気がします。听说读写(聴く、話す、読む、書く)の要素のうち、聴く、話すと言う要素は確かに大事ですが、それだけでいいのでしょうか?「英語は読めるけど話せない!」と言った悩みはよく聞きますが、私もそうかも知れません。が、実は、話せない以前に、読めていないんじゃないかと思うことがあります。例えば、飛行機の映画プログラムで中国の映画を英語字幕で見たりした時、受験勉強の経験上は知ってる単語ばかりなのに、さっと読んで意味がわからないことが多々あります。読んでわからないものは、聞いてもわかりません。読む力を鍛えることはヒアリング力に直結します。中学校からの義務教育と外来語で少なくとも何千語もの語彙力があるはずの英語でさえそれですから、語彙力が圧倒的に足りない中国語となると、会話以前の読む力をつけるのにも一苦労のはずです。
さらに、話す力をつける以前に、簡単な作分がどれだけ書けるでしょうか?聞き取れるけど話せない!は実は聞き取れていない可能性があることを、以前にも示唆したことがありますが、会話に慣れていないから話せないのではなく、簡単な日本語を中国語で訳すこと自体ができていないから口に出てこないのではないでしょうか?最近、私もあらためて作分の参考書を使って、短文、長文を中国語で書くトレーニングをしていますが、何とも歯がゆいのは、簡単な表現が出てこない、語順が作り込めない、そんな悩みは尽きません。
日本の英語教育の問題点の一つには、テキストの英語を和訳することに主眼が置かれたことにあります。最近では、会話重視でネイティブ講師と英語のみの授業を取り入れるところも増えています。が、幼児教育ならまだしも、大人の学習においては、日本語を外国語に変換するトレーニングが必要です。慣れると言う意味での会話は大事ですが、その前に、読む力、書く力の土台を築くことが重要なわけです。もちろん、土台の原料は語彙力であることは言うまでもありません。
思い起こせば、受験勉強とは言え、英語学習で、語彙力の強化や、読む、書くという作業にどれだけの時間を費やしたでしょうか?学問としての英語ができなくても、留学環境や滞在経験があれば話せるかも知れませんが、その言語の実力的には大したことがなく、ただ日常の会話が流暢なだけの人も少なくはありません。語学の上達は、まずは環境ですが、それがなかなか作りにくいからこそ、学校や講師がいるのです。そこで似非留学環境を中途半端に作って、会話を楽しむだけでは乗り越えられない壁があると思います。結局はバランスですね。会話に加えて読む力、さらには書く力(作文能力)にあらためて注力してみてはいかがでしょうか?






