大家好!
こんにちは!漢和塾の代表の小川でございます。
このブログは中国ビジネスに関わるすべての方々
と、中国や中国語のことについて情報共有できれ
ばとの思いで開きました。よろしくお願いします。
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2012-02-03 12:47:34

中国語学習、読み書きの訓練が会話力の秘訣!

テーマ:中国語

英語も含めて、外国語の習得を目指す、あるいは必要に迫られている方は増えています。今に始まったことではないですが、巷には英会話学校が溢れ、中国語会話クラスも増えています。

が、英会話学校のその名の通り、会話ばかりが目立つ気がします。听说读写(聴く、話す、読む、書く)の要素のうち、聴く、話すと言う要素は確かに大事ですが、それだけでいいのでしょうか?「英語は読めるけど話せない!」と言った悩みはよく聞きますが、私もそうかも知れません。が、実は、話せない以前に、読めていないんじゃないかと思うことがあります。例えば、飛行機の映画プログラムで中国の映画を英語字幕で見たりした時、受験勉強の経験上は知ってる単語ばかりなのに、さっと読んで意味がわからないことが多々あります。読んでわからないものは、聞いてもわかりません。読む力を鍛えることはヒアリング力に直結します。中学校からの義務教育と外来語で少なくとも何千語もの語彙力があるはずの英語でさえそれですから、語彙力が圧倒的に足りない中国語となると、会話以前の読む力をつけるのにも一苦労のはずです。

さらに、話す力をつける以前に、簡単な作分がどれだけ書けるでしょうか?聞き取れるけど話せない!は実は聞き取れていない可能性があることを、以前にも示唆したことがありますが、会話に慣れていないから話せないのではなく、簡単な日本語を中国語で訳すこと自体ができていないから口に出てこないのではないでしょうか?最近、私もあらためて作分の参考書を使って、短文、長文を中国語で書くトレーニングをしていますが、何とも歯がゆいのは、簡単な表現が出てこない、語順が作り込めない、そんな悩みは尽きません。

日本の英語教育の問題点の一つには、テキストの英語を和訳することに主眼が置かれたことにあります。最近では、会話重視でネイティブ講師と英語のみの授業を取り入れるところも増えています。が、幼児教育ならまだしも、大人の学習においては、日本語を外国語に変換するトレーニングが必要です。慣れると言う意味での会話は大事ですが、その前に、読む力、書く力の土台を築くことが重要なわけです。もちろん、土台の原料は語彙力であることは言うまでもありません。


思い起こせば、受験勉強とは言え、英語学習で、語彙力の強化や、読む、書くという作業にどれだけの時間を費やしたでしょうか?学問としての英語ができなくても、留学環境や滞在経験があれば話せるかも知れませんが、その言語の実力的には大したことがなく、ただ日常の会話が流暢なだけの人も少なくはありません。語学の上達は、まずは環境ですが、それがなかなか作りにくいからこそ、学校や講師がいるのです。そこで似非留学環境を中途半端に作って、会話を楽しむだけでは乗り越えられない壁があると思います。結局はバランスですね。会話に加えて読む力、さらには書く力(作文能力)にあらためて注力してみてはいかがでしょうか?


2012-02-01 21:22:16

日本人と中国人、矛盾は最強の組み合わせ!

テーマ:中国

小学生時代でしょうか?どんな鉾も通さない強固な盾を売りながら、どんな盾をも突き通す鋭い鉾を売る商人の話があったと思います。日本では、矛盾したことを言う人は忌み嫌われ、初志貫徹は美徳ともされ、白黒もはっきりつけたがる傾向にあります。

ふと、世界最大の矛盾が、中国の社会主義資本経済と言う政治システムではないかと思いました。これは西側諸国から見ても、共産圏から見ても、あきらかに矛盾した概念を孕んでいて、経済学者の多くは、その崩壊を予言します。が、しかしです。中国の今の発展は、いき過ぎた社会主義、と言うよりは、毛沢東のご乱心で傷ついた文化大革命以降、鄧小平が、共産主義体制に、西側の資本主義、競争原理を導入したことで、30年かけて目覚ましい復活をとげたのは記憶に新しいことでしょう。それにもかかわらず、共産党の一党支配が続いている。西側の論理では、それはおかしい!政治にも自由を、競争を、と非難するわけです。

が、よく考えてください。国を一つの会社に見たてた場合、経営ボードは一つでいいわけで、国内に資本主義的な競争原理を導入しても、その活動範囲、ルールづくりを党の経営ボードが管理しきれれば、某旧超大国のように1%が富を独占する構図はできにくいわけで、世界で勝ち抜くための国の経営の舵取りが今のところできている優秀な企業そのものです。そう、中国は、資本主義の鉾も社会主義の盾も持っているから強いのです。もちろん、この矛と盾が内紛、内戦してしまうと国は荒れて、分裂も起こしかねないわけですが、次期政権に向けては当面、熾烈な権力闘争はありながらも、最終的には中国という一つの国でまとまりそうです。

矛盾、これを、日本人と中国人のビジネスに当てはめると面白いです。仕事の進め方や考え方において、両者に大きな差異を感じることは少なくありません。例えば、計画性に優れた日本人に対して、土壇場に強い中国人、冷静に対処する日本人に対して、衝動、感情的な中国人、経験を重視する日本人と現場・現実に対処する中国人、さらにそれぞれに違った人脈を持っています。このような状態で、意見を戦わせたり、どちらかに統制しようとすると収拾がつかなくなります。相互理解に苦心するのもいいですが、この差異を長所として割り切り、一緒に働くメリットにすることが重要なのではないでしょうか?矛盾をマイナスに考えず、中国人の鋭利な鉾と、日本人の強固な盾、お互いの長所に着目して、組織を強くしていくべきです。


また、この先は、単純に日本企業が中国市場に出て行くのではなく、中国の企業とタッグを組んで世界に進出していくことも重要になるわけで、例えば、技術力のある日本企業と、販売促進に強い中国企業が補完しあえば、世界最強タッグになる可能性もあります。 もちろん、お互いを認める努力は常に必要ですが、矛盾を前向きに考えて活かすことが、中国に限らず、グローバルに活躍する上で、重要なポイントになると思います。

2012-01-22 06:28:21

中国語学習・・・当たり前ですが単語量は大事ですね!

テーマ:ブログ

春節を目前に控え、晦日にあたる昨晩、北京から上海に戻りました。雨模様の街は、いつもと違う静けさを醸し出していて、行き交う車も減り、行き着けの日本料理屋もお客さんはまばら、明日から5日間は休業するようです。多くの人々が故郷に戻る、いわゆる民族大移動の時期ですが、今年はかなり分散傾向にあるようです。今日からは、上海に残った上海人と新上海人、そして一部残った外地の人と外国人で、盛大に新年を迎えることになるのですが、私は午前中に仕事を片付けたら、日本に帰国します。まだ一度も春節を中国で迎えたことがないのですが、日本の休みは中国で、中国の休みは日本で働くスケジュールを組んでしまうとそうなってしまいます。


さて、余談が長くなりましたが、夕べは疲れのせいで夜10時に寝たものですから、今朝は5時に起きブログに向かっていますが、この後、中国語の勉強をしてから、事務所に向かおうと思います。今回も受け入れた短期語学研修の受講生が、初心者からわずか2ヶ月強で中国語検定で3級をうかがう実力をつけ、私も尻に火がつきました。日本で1週間、上海で1ヶ月、北京で1ヶ月、キャンパスライフではなく、マンツーマンで徹底的に鍛えるコースですが、特に後半は単語量を増やす宿題が大量で、放課後?も外出もおぼつかなかったようです。


子供のように放っておいても単語が脳細胞に刻まれる年齢ではないだけに、のっけから単語をひたすら覚えるよりは、発音の基礎や、語感になれ、語順を組み立てる。建築で言えば骨組みを完成させることが重要ですが、やはり単語量、語彙力は何においても基本になります。私の場合は、最初から意味のない単語までひたすら単語カードに書き写し、気がつけば買い物袋一袋分の単語カードが今も埃にまみれていますが、効率の悪いこと甚だしいです。が、今から思えば、数多くの漢字のピンインはかなり読めるようになりましたし、もう少し実践が伴っていれば今よりは語学力がアップしたのではないかと思います。


巷では、実践的と言う言葉が踊りますが、あくまで外国語である中国語は、その語彙の多さによって、実践で活かせる幅が違ってきます。駐在員や出張者など、ある場面の単語とフレーズを優先することは、その場を凌ぎ、自信をつけるにはまずは有効ですが、その後の学力向上には、単語量をひたすら増やす努力も必要だと思います。英語においては、試験に出る英単語など、ひたすら単語を覚えたはずなのに、中国語は圧倒的に語彙力が少ない。私も、同じ話しかできない状態がしばらく続いているようにも感じています。


もちろん、若い頃より記憶力は鈍ってきますので、目先のものを何でもかんでもとは行かないと思いますが、とりあえず出会った単語は覚える努力をして、結果的に不必要なものが抜け落ちる・・・それくらいの努力を単語にかけてもいいのかも知れません。言っておきながら脳細胞が悲鳴を上げそうですが、チャレンジしてみます。

2012-01-19 19:03:18

中国人のとっての、「法律」「常識」「マナー」の感覚!

テーマ:ブログ

北京に着きました。最近は上海と北京を往復することが多くなりましたが、国内線には外国人も乗っているものの、ほとんどが中国人です。飛行機の機内では、基本的には携帯電話の電源はオフ、パソコンなどの電子機器は離着陸時は切らなければなりません。また、空港に機材が降り立っても、飛行機の扉が空くまでは、携帯電話の電源は入れないようにとアナウンスがあります。


が、中国の国内線でよく見かけるのは、出発間際まで電話をしていて、そのままポケットに・・・明らかに電源を切った様子がありません。さらに離着陸時にも関わらず、i-Padらしき電子機器をひたすら操作している人もいますし、飛行機のタイヤが地面に着いた瞬間から、携帯電話での会話があちこちで聞こえてきます。キャビンアテンダントも特段気にした様子もなく、実際に誰がどこで迷惑したわけでもないまま、短いフライトは終わります。


ビジネスに限らず、生活面でも、中国の法律、条令はどこまで守られているのか、疑問に思うことばかりです。以前に、非常勤スタッフの給与の件で、税金を払わなくていい月収800元以内の条件だったはずの彼女に、仕事が増えたものですから、2倍近くのお仕事を頼むことにしました。税金のこともありますので、私が、「免税の範囲とか超えちゃっうけど、逆にもっと頑張ろうね!」と言ったら、「税金?そんなの払いません!私の母親の名義を増やして二人で割ればいいじゃないですか?」と言われました。冗談じゃない!と逆に説教をしようとしたら、彼女の捨て台詞としては、「何の努力もせずに税金を払う経営者は頭が悪い!」とのこと。つまり、抜け道考えて、いかに節約するか、それこそが優秀な経営者と言わんばかりでした。結局、彼女は去っていただきました。


コンプライアンスなる片仮名が日本でも浸透していますが、日本の大企業の不祥事を見ていると、日本も中国も五十歩百歩と言えますが、少なくとも法律に向き合う前提が日本人とは異なります。法律の場合は、まだ罰金、罰則と言う目先の利益、利害に影響があるものですから、その存在は意識した上で対処していると思われますが、常識においては、誰にとっての常識か、日本人の考える常識がまったく意味をなさないことも多く、ましてやマナーなどは、守って何の得になるか理解しないことには、その存在さえ無意味なのかも知れません。


中国人にマナー教育をする日本企業が増えていますが、それを実践すると自分にお金が振り戻ってくるくらいの現金なことを理解してもらうか、同じ中国人でも、その人が生まれ育った風土、境遇などを理解した上で、個別に対応しないと、「日本企業で働く時は、とりあえず、何でもまず謝っておけばいい!」と言ったマニュアル対応的な結果にしかならないこともあります。気遣いなる日本語にフィットする中国語が見つからず悩んでいましたが、国が違う、歴史が違う、一人一人生きてきた背景が違うわけですから、存在しない言葉もきっとあるのでしょう。

2012-01-18 00:36:11

中国経済失速の危機との報道・・・冷めた見方が必要です。

テーマ:ブログ

上海3日目の夜です。3日続けてアルコール漬けにはなりましたが、何とか修正して今日は早めにホテルに戻りました。この2日間でも、日系企業の現地法人の責任者の方々と情報交換を続けて、一部の情報に過ぎないとは言え、ビジネスの温度感みたいなものをご教授いただきました。


たまに見る日本のネットの記事などでは、「中国経済が失速、世界の危機」的な書き方をしていますが、少なくともここ上海の空気と、現場の方の見方からは、鵜呑みにしてはいけない内容だと断言できます。まずは、失速して8%の成長率をどう見るかですが、昨年前半くらいまでは、放っておくと15%くらいいきそうな経済の勢いがあったのは事実で、それと比べると見劣りするかも知れません。日本の著名な学者でさえ、中国のバブルが弾けると平気で述べていますが、上海万博が終わるとバブルが弾けると書いた専門家は全員後悔していることでしょう。


実際、バブルが弾ける要素もいくらでもあり、誰も住んでないのに値上がりを続ける不動産、日本人には手が届かなくなりそうな上海の億ションなどを見ていると、確かにこのまま続くわけがないと分析するのは正しいでしょう。が、経営ボードに匹敵する中国政府のトップは、そんなことはお見通しで、金融の引き締め、公共料金の価格統制など、すでに打つべき手を打っていると見るのが正しいでしょう。その影響で、本来、もっと伸びると踏んでいた業界は、一気に数字が落ち込むわけですが、これ以上の急激なバブルを弾けさせないための調整経済とも言えます。自動車も、最高級車などは飛ぶように売れていますし、欧米の落ち込みで輸出産業は影響を受けますが、その分、自国では駄目だと中国に投資を向ける世界のお金は、引き続き流入するでしょう。実際、日本の市場は駄目だと思い、中小、ベンチャーまでもがアジアの市場を目指そうとなっているのではないですか?


以前にも述べたように、中国人みなが真面目に働いているわけではなく、国家と言う営業マンが世界中から投資マネーをかき集め、一部の人が驚くほどの恩恵を受けて発展している側面もあり、決して健全な経済成長ではないとは思います。が、日本の記事が書き立てる前に、問題点だけは同じ政権の中で以前から検討されていて、やりすぎなくらいの規制なども含めて、バブルを最小限に抑える策は講じているのです。


別の見方では、今年の政権交代を前にして、一旦締め付けるだけ締め付け、新政権以降に、成長の角度を再度つけるためとの政治的な思惑もあるようですが、一部超資本主義の勢力の裏切りがなければ、当面の中国は難題を抱えながらも成長を続けると見るのがまっとうではないかと私は思います。ただし、そこで外資系企業にチャンスがあるかは別の話ですが、悲観的になって二の足を踏んでいるうちに、韓国や欧米企業に寝取られてしまうリスクもあるわけで、企業の経営者はこの先も難しい舵取りが必要になることだけは間違いないですね。

2012-01-16 01:48:58

郷に入れば郷に従え!やっぱ中国語ですね。

テーマ:ブログ

久々の上海、今年初めての出張です。以前、中国でビジネスするならば、住んでみないとわからないと思い、部屋まで借りて、しばらくは上海中心に生きてみたわけですが、結局、日本が忙しくなって、ただの出張族に戻ってしまいました。すっかり落ち着きを醸し出すこの街は、決して中国の中心じゃないとあらためて感じました。


中国政府からすれば、もう上海には投資はいらない、逆に言うと、彼らが取捨選択をする状態になっていて、これからは中国!と、とりあえず上海に出てみる企業には、茨の道が待っているようにも感じます。それでも世界中の資本は上海に向いていて、浦東空港には、アジア人以外の外国人が長蛇の列をなしているのも事実。


そんな初日に、昔よく通った日本料理屋に行ってみました。いわゆる日本人街からはなれた場所で、最近はどうなっているんだろうと思いきや、多くの日本人で店は繁盛していました。そこで、あきらかに中国人と思われる30代の男性が飲んでいたので、思わず中国語で話しかけてみました。ネタとしては、初対面には失礼かと思いながら、政治の話。日本の今の政権について意見を求めましたが、彼曰く、日本も韓国もアメリカの属国みたいなもので、日本好きの彼からすると悲しいと思うことも多いとか。


そうなんです。世界の見方は正直で、日本で報道される反日感情植え付けのニュースや、ちゃんちゃらおかしいTPPの協定も含めて、なんだか悲しい国と言うのが日本の評価です。彼は日本には何度も行っていて、日本の漫画については、私よりも詳しいアニメおたく系でしたが、どうやら私よりはしっかりした会社を自ら経営している、そんな彼の目にうつる日本像を聞きながら、日本の政治の愚かさを痛感しました。経済人はそこそこ頑張ってるのに、国と国の外交をあきらめた、つまり独立国家であることを捨てたわびしい国が日本です。


酔った勢いもありますが、この二人の会話では、中国語なくして何も語れなかった思います。彼は時より英語を交えて話しますが、基本は中国語。久々、出張で戻った私には、中国語の理解はかなり苦しいものがありましたが、それでも、なんとか二人でコミュニケーションが図れました。ここはどこの国?そう中国です。


英語ができれば世界に通じるという妄想はさておき、経済力が逆転してしまった以上、日本人が中国語を駆使する場面は今後さらに増えます。英語が鬼門な日本人ではありますが、アジアを意識せざるをしてグローバルなどとはおこがましい。小学生の英語教育に励む以前に、現役ビジネスマンが中国語や英語である程度の「渡り合い」ができる人材がさらに重要になります。もちろん、外国語能力以前に仕事の地力と度胸、明るさが必要です。自分に照らし合わせてみて、すべてにおいて不足しているかも痛感した夜でした。

2012-01-14 09:39:41

中国語の発音は、中国人でも生涯トレーニングが必要です!

テーマ:ブログ

ネイティブの中国人が見たら、えっ?と思いそうなタイトルですが、しつこいくらい中国語の発音、特に声調についてブログでも述べていますが、日本人はもちろん、中国人の方でも、中国語の標準語「普通話」を完璧に話せる人は少ないと感じます。一説には、普通話を綺麗に離せる人は、13億の10%もいないとか?確かに、世代的に普通話の教育を受けていない人、さらに地方の方言がきつくて、その影響が残っているエリアの人も多く、実際に中国に行くと、普通話を話していても、学んだはずの言葉とかなり違うなあ、と感じることは多いと思います。


昨年後半からニーズが加速した企業での中国語研修ですが、受講生の中に、ちらほらと中国語の学習経験者を見かけることが多くなりました。NHKの講座、通信講座、他社での受講など様々ですが、ちょっと厳しい言い方をすると、経験者の方に限って、発音の重要性を疎かにする人が多いのも事実です。


パターンとしては、単語量や文法知識はかなり進んで学習しているのに、肝心の声調ができていない方。あるいは、日本語にない音、例えば母音の[e]、[qu]、そり舌音などを理解しないまま適当に話している方もいらっしゃいます。実は、私が独学を始めて三年くらいたった時もそのような状態で、中国語検定3級をとった時点でも、発音は曖昧、特に「去」とか「知道」と言った簡単な単語でさえ自信をもって話せず、中国人からも実際に何度か首を傾げられました。


声調については、すでに述べてきたように、最初の入り方が間違っていることが多く、特に英語の片手間でやっている語学学校が発音自体をないがしろにしていたり、不幸な始まりがこの先も増えてくる恐れがあります。何度でもいいますが、中国語は声調言語、声調ができなければ言語ではなくなります。また、一度くせのついた声調は、ピンインと比べても修正するのが難しいのです。

また、中国人でもバラツキのあるピンインの発音は、あまり完璧を求めると先に進まないので、学習がある程度進んでも定期的に見直し、生涯練習してもバチは当たりません。ネイティブ講師の中には、日本人=外国人だから仕方ないと、矯正をあきらめている人も見受けられますか、これは職場放棄に等しいです。アドバイスするタイミングなど、プライドを傷つけない配慮は必要ですが、老師=師匠であるなら弟子には厳しさが必要です。

学習経験者が増えることは喜ばしいことですが、発音難民だけは増やしたくない!中国語の先生も、語学学校のプランナーも今一度基本に立ち返っていただきたいと切に思う新幹線の中でした。










2012-01-11 08:15:53

無知は罪!テレビや新聞は事実とは限りません。

テーマ:私事
放射能汚染の実態も、消費税上げる前にするべきことなど、ジャーナリズムが存在するなら、追求すべきことは山ほどあるのに、またぞろ小沢キャンペーンが始まりました。最近のネットの書き込みなどをたまに見ると、かなりまともな判断ができる人が増えた気がしますが、未だにいい大人までもが魔女狩りよろしく、小沢は悪と信じ込まされています。確かに悪代官役が似合いそうな顔つきで、自民幹事長時代の傲慢さは記憶にもありますが、酸いも辛いも、表も裏も、黒も灰色も知り得た人間でしかわからない闇の部分が日本の政治を動かしています。アメリカに媚を売らず痛い目にあっている彼こそ、日本の国としての危機を語り、最後まで活躍して欲しいものです。

よく、クリーンな政治とかを掲げては、しょうもないスキャンダルで失脚する政治家もいますが、政治、特に生き馬の目を抜くような国際社会の舞台では、よほどの戦略と度胸がないと太刀打ちできません。ましてや身内のはずの日本のマスメディアはアメリカに従属、検察などは捏造してでも自分らの邪魔になる政治家を狙い撃ちしてきます。

国民の生活が第一とフレーズを掲げないと選挙にならないのかも知れませんが、国民以前に、国としての自主性、戦略があり、世界の競争に勝てるだけの経営者がいないことには、その国の民まで幸せにできません。国が衰退、停滞すれば、国民どうしの分化が始まり、税金を払う人と、税金を搾取する輩に分かれます。まずはその不条理を是正する内政と同時に、中国、さらにはアジア、ヨーロッパなど世界各国といかに対峙し、いかに協調するか、複雑な外交を展開するには、まずは日本が米国から独立することです。アメリカ隷属の日本を中国は相手にしません。いつぞやの頭越し外交よろしく、米国に追随して軍事面で中国と敵対しているうちに、米中は結ぶべきところでしっかり手打ちをしている。李鵬首相が言った「日本なる国は21世紀の半ばにはなくなっている!」世迷い言でもなさそうです。前門の中国、後門の米国、この難局を戦うにあたり、保身しか考えないような政治家や官僚は、日本の行く末を台無しにすることになるでしょう。

さらにスポンサーがいるから仕方ないとも同情しますが、胡麻すりイエスマンの集団に朽ち落ちたメジャー新聞とテレビ局。まともな感性の人も社内にいるはずですが、家族もあるわけで、左遷をちらつかされても事実をまげない勇気は並大抵のことではありません。

まずは、テレビ、新聞、ネット、あらゆる情報に関して、盲目的に信じず、なぜ今そのように報道しているか、その要因や本質に興味を持ち、自分なりの考えを巡らす。少しずつではありますが、テレビ、新聞が事実とは限らないと言う意識を広めていきたいですね。





2012-01-09 19:35:47

「不」のつく世界が当たり前!準備と覚悟が必要ですね。

テーマ:ブログ

私のリクルート新人時代の上司で、仲人でもある倉田学氏の著書で、「不のつく日本語を探せ!」的なビジネスのアドバイスがあります。例えば、不便なものを便利に、不足なものを足りるように、不満を満足に、広く言えば不幸を幸せにでしょうか、詳しい事例は忘れましたが、非常に理にかなった名言だと思います。あまり複雑なビジネスモデルだとか、奇抜なアイデア以前に、世の中に転がっている「不」のつく言葉を解決するだけで、十分社会に貢献できるビジネスは存在すると私も思います。



が、中国も含めて、先行きの見えない欧米諸国、発展著しいアジアの国々などを見ていると、不安定、不確実、不条理、不透明なことがいかに多いか。これは、日本人の常識で解決できることだけではなさそうです。不確実、不正確で言えば、アポイントメント一つとってもみても、日本人的には約束の時間は絶対で、どちらかと言うと5分前到着が義務になっていたりします。世代にもよりますが、遅刻はご法度で、会社や部活に遅刻しようものなら、仮病を使って休んだことにする・・・そんな時代を生きてきた人も多いのでは。さらに、製品も思ったような規格で確実にできない、もっと言えば、金融の自由化が招いた行き過ぎた投資市場(デリバティブ等)では、まともな経営をしていても、まったく別の要素で目先真っ黒になったり、不透明極まりない社会が広がっています。



日本が閉鎖的なわけではなく、一部の人は優秀で、世界平均的には真面目に働いていても、通貨安競争や、軍事的な力学、アメリカの事情で、国際社会で不条理な目にあう状態は、今の政権がアメリカのサラリーマンであり続け、自らの存続だけを考えるような情況では、一向に改善されないでしょう。日本人が溜め込んだ貯金、これこそが今は世界のハイエナの格好のターゲットになっているわけです。



かく言う私自身も、会社の中で中国人スタッフに囲まれていますが、時に煙たがられるほど、計画を重視する人間で、計画通りにいかないことに人一倍ストレスを感じることがあります。「小川社長は、典型的な日本人ですね!」と言われたことさえありますが、確かに私の生まれてからの人生で、戦争も知らない、飢えたこともない、日本もそれなりに裕福だった、そんな環境ですから仕方がないのかも知れません。



が、いざ、海外に少しだけでも出てみると、また、世界で一体誰が何を企んでいるのかを少しずつ理解すると、数ある「不」のつく現実を直視せざるを得ません。また、これは一人のビジネスモデル程度で変えられるようなものではなく、うごめく世界が織り成す、混沌とした社会の不安定、不確実、不条理、不透明な現実を理解することが求められます。2012年だけでなく、この先は準備と努力は当然積重ねるとして、自分の想定外のことを許容できる覚悟が必要ですね。グローバル人材?・・・また一つ課題が加わりました。


2012-01-07 16:25:05

誤解の分析・・・中国語の標準語はマンダリン?

テーマ:ブログ

2011年は、今まで以上に中国語の学習熱が盛り上がった年ではなかったでしょうか?震災以降に加速したグローバル化の掛け声、ふと市場を見たら欧米よりも中国が優位なことは数年前からわかっていたことですが、いまだに「これからは中国!」と言う企業も多く、中国ビジネスの先輩方からすれば、何を今さら感は拭えないでしょう。一方、すでに中国の市場は下り坂とのニュースも飛び込んできますが、本来の成長角度を政府が無理やり押さえつけている影響であり、一時的な損失は出ますが、長期的には調整経済が功を奏すると私は思います。


そんな中、とある語学学校のクラス名に、マンダリンコースと言うのを発見しました。もちろん、中国語のクラスのことをさすのですが、欧米人気取りで洒落ているのならわかりますが、一体何語を教えてくれるのでしょう。ご存知のように、皆様が習う中国語の標準語は普通話と言うもので、これは中華人民共和国建国以降、1955年から政府が中国語の共通語の名称として定め、1982年くらまで紆余曲折ありながら推進してきた標準語のことです。中国には北京語、上海語、広東語、福建語など数多の方言が存在しますが、発音は北京方言、語彙は北方方言を基本にして作られたのが普通話と言われる標準語です。ある意味、歴史の浅い言葉と言えます。


また、北京語が中国語の標準語と正式に書いてある書物も見受けられますが、もちろん違います。北京語も一つの方言であり、プライドの高い北京人は、私達が一番標準と主張しますが、他方言の人が一から普通話を勉強した場合のほうが逆に綺麗な場合もあります。以前は広東省、福建省の華僑の影響が強かったシンガポールでも、普通話を公用語としているためか、シンガポールの普通話のアナウンスはかなり綺麗に感じました。


さて、そこにマンダリンが加わります。これに至っては、歴史は、明から清朝時代まで大きく遡らなければなりません。当時の宮廷の役人、官吏が使っていた官話のことであり、都の移転に伴って南京官話から北京官話へと変化してきたものであり、北方方言を参考にした普通話とはエリア性が近いですが、あくまでもこれは中国の標準語ではありません。が、明代の宣教師がマンダリンと読んだことから、欧米人の間では、マンダリン=中国語の標準語と言う使われ方をしておりますが、語学を少なくとも専門にしている立場としては、この違いを正確に伝えていくべきだと思います。「通じれば何でもいいやん!」と言ってしまえばそれまでですが、味噌もくそも一緒に、マンダリンや北京語が標準語と教えてしまうのは、いかがなものかと思います。


台湾の事情は、中国の学術政策とは一致しませんので、現地語は別にして、標準語(国語)=北京語と言えますが、中国本土では、中国語の標準語は「普通話」・・・これだけはおさえておきたいですね。

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