ビジネス中国語 漢和塾の窓

漢和塾の代表、小川善久が綴る中国ビジネス関連ブログ

大家好!
こんにちは!漢和塾の代表の小川でございます。
このブログは中国ビジネスに関わるすべての方々
と、中国や中国語のことについて情報共有できれ
ばとの思いで開きました。よろしくお願いします。

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  かねてから中国のITの進化が日本を上回っているとは言及してきましたが、最近は少なくなったとは言え、2か月に一度お邪魔している上海を始めとする中国の都市部では、凄まじい勢いでキャッシュレス化が進んでいます。コンビニはもちろん、中国ではハウス食品が開拓しているCoCo壱番屋カレーでも、そして日常的に使うタクシーでも、日本への中国人観光客で話題になった銀聯などクレジットカードではなく ALIPAY、WeChatなど携帯機能等での支払がほとんどで、グラフの通り現金支払いはわずか11%、サンプルの出所がネットに精通した人であるとは推測できるものの凄まじい変化です。

 

  日本の駐在員にとってはタクシーを捕まえるのも一苦労で、日本でも見かけるようになったUberに限らずタクシーアプリだけでも複数あり、街角に置かれているレンタル自転車も、あっという間に色とりどり複数の企業が参入して、デポジットは値下がりキャンペーンを利用したら無料で乗れてしまいます。その手続きも携帯さえあればいつでもOK。日本の大手企業の中には、駐在員の自転車利用を禁止しているところもあるようですが、日常の生活に普通に存在している移動手段を使わない手はなくなるでしょう。一昔前は、バスは危ないと言っていましたが、使ってみると非常に便利、そんなバスさえも近距離ならばレンタル自転車にとって代わられる?もちろんレンタル自転車のビジネスモデルも迷走しているようで、政府が管理しないと過当競争でいきなりスクラップになってしまう可能性はあります。

 

  いずれにしても巷では、昔の駐在経験者や年に一度も現場に行かないような大学教授が中国の今を語ったりしていますが、2か月も空いたらストレンジャー、下手な情報は文字になった瞬間に過去のものです。政治的な話でも未だに「一帯一路」など中国政府の方向性について脅威を感じてるような記事も見かけますが、ユーラシア大陸だけではなく、北米、南米、豪州、アフリカと中国の世界戦略は党の昔から進行しています。私も乗り遅れないように現地に頻繁に乗り込みたいものですが、そこは限界もあります。現地法人も含めたスタッフの情報収集にも期待しながら、赴任前研修を生業にする以上、時代に取り残されない努力だけはしたいと思います。

  

 

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  正月明けから就労許可制度についてのブログは三回目になりますが、自分なりの情報収集をして少ないとは言え2月、4月と中国に出張に行って多くの大手企業様の実情なども見て参りましたが、今日も日本でもできる限り情報をとろうとある弁護士の方のセミナーに参加してきました。1か月前には、多分分野が違うだろうなあ~と思った中国人講師のセミナーに参加したらやっぱり落胆しましたが、今日の内容は実に有意義でタイムリーなものでした。

 

  実際、当初は条件の厳格化を不安視していた企業の中でも、ノーベル賞でも取らないと無理と噂されていたA類の許可が下りたり、一方で蘇州の開発区では高卒は端から許可がおりなかったり、各社、各地、各人で事情は違っていますが、私も指摘していたアフリカ人などの不法就労を取り締まる側面を除けば、日本企業に限らず外国企業が中国で中国のために貢献してくれるならウェルカムと言うのが実情です。85点、60点と点数表ばかりが先走りしましたが、役職、年収、指定業種の大企業と言うだけでフリーパスだったり、高卒の方でも技術系の方は基本問題ないとか・・・いずれも前回に申し上げたように、エリアによって担当の窓口と密に連絡・情報収集をしていないと差が出ることもあります。

 

  私どもに関係する中国語テストHSKの点数ですが、当初は5級以上で10点あったものが、4月1日の正式な導入から5点に引き下げられたとのこと。多分に、漢字のわかる日本人にはハードルの低いテストですが、その他の外国人からは難易度が高いのに点数配分が高すぎるとクレームでも着いたのでしょうか?また、世界ランキング100位の大学の指標も、外国の有名大学と広き門に変更になり、中国らしいと言うべきか、半年間の試験的な実施の中で実際に出てきたトラブルを検証して条件を緩和してきたようです。もちろん、その間の混乱で不許可や遅延など被害にあった企業もいます。

 

  ただ冷静にこの政府の動きを見ていると、外国のどの企業にA類が何人、B類が何人と言った具合で、どのような能力のある人がいるか把握できてしまうわけで、信用調査的な側面もあれば、日本でも導入されているマイナンバーの外国人就労者版ともいえるビッグデータへとつながる恐れがあります。ま、恐れたところでアメリカのCIAも同様、世界の大国の争いの中では「人の情報」は何よりも貴重。個人情報保護など吹っ飛ぶのがグローバルとも言えます。更に外国国籍の中国人の帰還も促す施策も組み込まれていて、中国の技術・情報武装が本格的に動き出したと言えます。

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  今年早々のブログで、中国政府が導入した外国人就労者へのランク付けについて個人的な意見を書き込みましたが、それ以来のブログです。年明けから企業の担当者からの問い合わせが相次いだこともあり、2月には実際に現地に赴き、知り合いの政府関係者や、現場の大手企業の方々の状況なども見てきました。が、結局のところは各社、各地、各担当で微妙なずれが生じているのが現状です。日本国内でも法律専門の中国人が就労査証の件でセミナーをやると言うので参加してみましたが、彼の知ってる範囲の中国人から情報収集をしたもので、すでに知り得た情報以外は間違った話はあれど新しい話は特になくがっかりしたものですが、中国人で何でも知っている人などいるわけではなく、同じ法律でも雇用関係専門だとか、やはり餅は餅屋でしかないことを痛感しました。

 

  ただ、今回の問題は、管轄の部門自体が合併して新しくできたこともありますが、中国側の現場でも混乱をきたしているようで、実際、点数云々以前に本来2週間で査証の手続きが済むところ2か月経っても査証が下りず、いまだ着任できない赴任予定者も続出しているとのこと。特に点数制度のBランクに当たる資格要件に「学士卒以上」と書かれているように、高卒の技術者はサービスの方々のところでいくつか問題が出ているようです。中国の大学生は10数年前の10数倍に膨れ上がり、高卒ともなるとホワイトカラーは難しいくらいの評価ですが、日本は自動車産業も含め有能な方が多く活躍していて、そのあたりの認識のズレも今後問題になっていく可能性があります。

 

  また、中国語試験HSKに関して、当初は私も「中国語が必須ですと言った怪しいセールスにご注意を!」くらい述べていたのですが、東大卒でも5点、HSK3級なら6点にもなるわけで、漢字圏の日本人には容易いHSK試験は、中国に関わる可能性があるなら対策は打っておいたほうがいい!と言うのが年明けとは大きく私の見解が変わったところです。

 

  高卒、定年再雇用、若年層、家族帯同、大きくこの4つが話題になっていますが、中国現地の人事担当者だけではなく、日本人の人事の方も現地できっちり情報収集をしている会社は特に混乱がないと言う話もお聞きしておりますし、現場任せ、さらには日本のコンサルタント任せでは、エリアによって、時代のよって、人によって、更には不謹慎ですが裏金によって左右される中国でまともな情報収集などできるわけがありません。もちろん私もその分野のコンサルタントではありませんが、大手企業の赴任前研修を扱っている以上は、来週もまた中国に入って、できる限りの情報収集をしてきたいと思います。

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  新年早々、中国に関係する大手企業でも、中国政府が発表した外国人のランク付けの話題で持ちきりです。日本人を含む外国人の就労者をABCの三段階に分けて在留資格にも制限をつけると言うもの。一部では、日中問題の火種的に取り扱う向きもありますが、簡単なところでは、中国人の若年層を中心に就職難が叫ばれる中、自国の雇用を守ると言う名目もありますが、実態は別の大きな問題を解決するためでもあります。

 

  それは中国に限らずアメリカやヨーロッパでも問題になっている不法入国者への対策です。2015年の統計にはなりますが、中国国内に200万人以上とも言われる外国人労働者のうち、なんと30万人が不法労働者で、中国政府としては看過できない状況になっていることが今回の措置の主要な原因だと言えます。その中でもアフリカ、中東、東南アジアの3つのエリアからの不法労働者が多数を占めているとのこと。全世界的に見てもアメリカのメキシコ人に対する対策や、ヨーロッパでも中東・アフリカからの難民が問題になっていて、トランプ大統領に限らず、どこの国も保護主義的な動きになっていることから、中国だけが特別な施策を打ち出したわけでもありません。

 

  ただ日本企業からすれば駐在員の人選にも影響してくることは必至で、①年齢 ②学歴 ③中国語のレベル ④年棒 ⑤継続年数 ⑥勤務日数 ⑦勤務地 ⑧その他の項目の点数でABCにランク付けされることになります。が、日本企業の駐在員の方はノーベル賞ものの高度人材を除けばほとんどがBランクに位置していて、在留許可の出ないCランク(60点未満)の方は、元より厳しく制限していた現地の大学を出てそのまま中国で働く若年層や、日本の定年再雇用のような高齢者の方を除けば少数と思われます。対策の主眼がアフリカ人などの不法就労者であることを考えれば現時点であまり過剰反応することもないと言えます。

 

  私ども語学研修を営むものとしては、中国語試験の基準をHSKに絞らざるを得ないなど対策は必要ですが、だからと言って中国語が必須です!的なセールスに惑わされないようにするべきで、あくまで点数に有利になる追加要素です。ただ、現実問題は一部の技術者を除いて、中国語も用意せず中国語で仕事力を発揮できる可能性は少なくなっているのも事実で、英語ができればOKなどとは元から有り得ないと常々申し上げていますが、業務内容に応じて語学力を用意するのは在留許可云々以前の話です。

 

  中国のことですから、まずは法律を施行、あとで問題が起きれば修正をしていくことになりますが、この春から赴任される方に多少影響も出ますので、タイムリーに政府関係も含めた関係者から情報を探るようにします。続編はまたこのブログで報告できればと思います。

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  今年もあとわずかになりましたが、たまにしか更新しないブログを人気者でも何でもない私が書いても社会的に何ら影響力はないのですが、今年も中国には出張ベースでたかが6回ではありますが、定点観測的に流れで見た中国の情勢については多少お伝えできたのかも知れません。今年の7月には日本のテレビでも報道されたように尖閣沖に漁船が大挙して、日中関係一触即発か?と私自身も思いましたが、抗日の象徴的な日である9月18日に向けては大した政治的活動も行われず、予想外に穏やかに秋が過ぎていきました。

 

  このブログでも分析しましたが、中国とてGDP世界3位の国からの投資額が数年で半減しようものなら痛手がないほうがおかしいわけで、韓国の凋落もあり、あらためて日本の投資に期待する向きにもなり、穏健派が台頭したのかも知れません。ただ現実的には、日本の企業が中国で勝てているかと言うと、本来は勝てるはずの自動車、技術でまだまだ優位性のあるプロダクト、韓国式に大規模投資をする衣料メーカーなど一部を除くと苦戦している企業のほうが多いのでは?中国語を駆使して現地の人とも渡り合える人材を育成したり、欧米並みに現地化を推進するなど勝ちパターンとは言えないまでも最低限の施策を打っている企業はともかく、語学力があるわけでもなく給与待遇が高いだけの日本人が3年やそこらのローテーションで回っていては、中国現地企業はおろか、巨大な投資をしてくる欧米企業には敵わない時代です。

 

  一方で、ここ銀座では中国人が街に溢れていますが、反日感情などどこ吹く風!どちらかと言うと、北海道は千歳空港で100人もの中国人が暴れた報道などで日本人の中国嫌いはさらに加速する傾向にあります。中国人からすれば100人は誤差ですが、日本人に限らず100人もの人が暴れたらその国の印象は固まってしまう傾向にあり。真面目なまともな中国人からすれば歯痒い思いでしょう。それでも依存し過ぎは禁物ですが、中国人観光客の消費パワーもうまく取り込みたいところですし、国内外を問わず、微妙で先行きはいつも不透明ながら中国、中国人と付き合っていく・・・トランプ大統領という更に不確実なカードも出現する中ですが、来年もできる限り足を運んで、中国、中国人のほんの一部でも体感したいと思います。よいお年をお迎えください。

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  遠い昔、業者呼ばわりされることに反旗を翻したことがありますが、最近も上得意さんの一担当者の方から「ま、どこの語学学校も似たり寄ったり、みんな優秀な講師だとか実践的なカリキュラムと言ってきますからね~」と珍しくセールスマンのように語ってしまった私の話を流されたことがります。社長と言っても未だに年間500件の訪問目標など掲げて大企業の主に人事部を訪ねていますが、仕事のお願いや会社の売りを説明したことはほとんどありません。私が持ちうる中国現地の経済情勢の感覚や言葉の習得に必要と思われる方法論を勝手にしゃべって帰るだけなのですが、担当者の理解とは別に上長が変わったりすると、漢和塾って誰?よそと何が違うの?と言った素朴な疑問も出てきます。

 

  当たり前のことが大事だと常々申し上げておりますが、あえて弊社の特色を並べると・・・

   ①担当する講師の力量は客観的に把握できていますか?

   ②研修会社の責任者は、現場・現地を知っていますか?

   ③研修の進捗・成果を講師任せにしていませんか?

という三つの課題を解決することに心血注いでいます。どれも当たり前のようですが意外に難しく、英語の教師もそうですが、ただの外国人が「先生?」として教壇に立ってるケースは多く、弊社の中国語講師の実力テスト「中国語教育能力検定」では、中国語の教授法以前に漢字・発音記号・一般教養などの基礎学力までチェックしています。企業研修は教わる側のほうが学力が高く、質問の角度も高い・・・私も日本人ですが日本語を教えることができないように外国人だからと言って外国語を優秀な企業人に教えることができる人はわずかです。

 

  さらに世界の言語お任せくださいと言っては外国人講師を派遣しているだけの会社もありますが、担当者、責任者がその国に行ったことも語学を学んだこともない・・・それってピンハネ商売ですよね?また外国人に任せきりで進捗管理や自主学習の支援もしないなら研修会社がそこに介在する意味などありません。遠い昔にやはり金融機関の方から語学学校って外国人雇ってレッスンさせるんでしょ?誰でもできちゃうんだよね~と言われて、融資の申込をこちらから断って帰ったことがありますが、そう言われても仕方ないような次元なのが語学学校の実態でもあります。

 

  臥薪嘗胆、まだまだ弊社でもできてないことばかりですが、「事件は現場で起きている」とは飽きるほど唱えてますが、採用の手間も旅費も学習管理も原価がかかること。大手英会話学校に勝るとも劣らない研修料金をいただいておりますが、それだけのことはしている自負があります。もちろん上には上が、理想は果てしないですが、業者呼ばわりされないためにやるべきことはやっていきたいと思います。

 

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  上海の日曜日は、赴任前にお世話になった電子化学系の企業の方とランチミーティングをさせていただきました。その企業はオフィス用品で日本でも有数の会社ですが、感熱紙の分野では、ここ中国の市場でもトップクラスだとのこと。お会いした方は赴任されて半年が経ったところですが、すでに熾烈な競争の真っただ中で日々頑張ってらっしゃるようです。ともすると、日本企業はここ中国では苦戦を強いられ、撤退を模索する会社も増え、実際にはここ数年で日本からの投資額が大幅に減っている中、中国で健闘している企業の方にお会いするとこちらも元気になります。

 

  それでも、億単位で伸びる市場ともなると、外資のみならず中国国内企業もこぞって参入してくるようで、シェアを奪うためになりふり構わね価格競争に陥っているとのこと。それでも今までは日本の品質が良いからと選んでくれていた状況も、価格で2割、3割差がついてくると安きに流れ、品質面でも気が付けば遜色ないところまで迫ってくるわけで、赴任者の方曰く、「日本では3か年計画や中期計画を立てていますが、こちらでは年間計画、月間計画どころか、週単位で物事が変わります。」とのこと。本社と現場のギャップについては私もよくここで指摘していますが、ただでさえ少ない日本人が、膨大で荒涼とした中国市場で戦う・・・並大抵の努力ではないことは容易に想像できます。

 

  ふと、そのような市場への人材投入に関して、数ある大手企業のうち本社が真剣に取り組んでいるところがどれだけあるのだろう?と不安になりました。別のお取引先では、以前にもコメントしたことがありますが、もう20数年も前から中国に限らず海外で活躍できる人材の育成をしていて、安易な若手の語学留学ではなく、中堅どころを事前準備で半年、現地で1年もの間、研修生として育成しています。そのような企業では、出張ベースの私など話にならないくらい、ただでさえ仕事のできる人が中国語も堪能になっていきます。

 

  実際には、そんな企業は一握りで、ともすると英語で大丈夫!だとか、現地を知る本社の人もいない段階から現地化だ!と言って、自社の中国ビジネス人材の育成を疎かにするケースのほうが多いように感じます。言い訳としては中国市場は頭打ち、これからは新興国などと矛先を変えていますが、その新興国にはすでに中国ががっつり進出している・・・中国ビジネスだけではなく、中華人ビジネスの中でいかに人材育成を急ぐか。私の仕事はまだまだ膨大にありそうです。

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  以前にも書きましたが、崩壊崩壊と日本ではよく叫ばれている中国経済ですが、こと上海や深圳など一部の大都市では不動産バブルが再燃しています。こちらでは1平米何元と言う表記がされますが、下手したら一昨年くらいなら1平米4万元くらいの物件が今や8万元に。100平米の物件は実質共有部分が含まれているので80平米強だったりしますが、800万元≒1億2,000万円する計算になります。到底、普通に大学を出て会社勤めをしていても買える代物ではなく、持つものと持たざるの差がさらに拡大したと言えます。

 

  政府も高騰を防ぐために、1世帯に限定したり規制をかけようとするのですが、こちらの中国人の考え方によると、政府が規制をかけなければいけないものは逆に必ず上がる証拠だと更に投資が加速、二世帯になれば大丈夫と離婚までして抜け道考えて投資を続けます。日本人駐在員にとってやっかいなのは、家主が賃貸物件にして下手に人が住むより転売を考えるので、どんどん追い出されることになりますし、日系企業のオフィスビルも2割、3割当たり前で値上げ交渉があったりします。もちろん農村部ではすでに上がり目がなく、逆に地方の金持ちが更に都市部に投資する・・・実に偏った経済成長?をコントロールしきれるのか?一党独裁でしかあり得ない共産党のスピード感と独断に期待するしかありません。

 

  よく日本ではコンプライアンス重視と言いますが、ここ中国に限らず、低次元なグローバルビジネスにおいては、そのことで現地の日本人責任者が本社の会議室との間で板挟みになることもよく見かけます。諸々の手当ても本社の予想を超えて高騰していたり、市場も伸びているとは言え、熾烈な競争に加えて、歪な市場構造では、どこの誰と商売するかで勝ち負けがはっきりしてきています。最近こそ赴任期間が3年ではなく5年、7年と長くなってきていますが、それはそれでその人しかできない状況になったり、本社側の中国ビジネス(=グローバルビジネス)の人材の層はまだまだお粗末に感じます。

 

  私が中国に関わってるのでよく目で見ているように思われがちですが、中国単体の市場に限らず、中国人、中国企業の影響力は世界の至る所で脅威でさえあり、まずはこの中国市場で戦い分析した経験がないことにはグローバル人材育成など絵空事ではないかと本気で思います。かく言う私もすっかり最近はたまの出張族になり下がり、書き込むネタも二番煎じどころか四番煎じになってきていますが、少しでも現場に出て情報感度だけは鈍らないようにしたいと思います。

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  何年も前に同じようなことを書いていますが、日本では某社の英語社内公用語と言う、全社員を対象にするなら愚行とも言える施策の影響か、いわゆるグローバルビジネスの御旗のもと、英語万能主義的な風潮が俄かに強まったような気がします。確かに欧米のみならず東南アジアなどでは、英語が基本になることは言うまでもないですし、中国やブラジルでも、結果的に英語も必要になることは以前にも述べましたが、中国ではやはり中国語、ブラジル人もポルトガル語が当たり前です。そんな中で今日お邪魔したクライアントさんの赴任者の方は、着任していきなり中国での会議や説明に苦労し、今も必死で仕事の合間に勉強をしているとのことでした。

 

  それでも、学生時代にある程度の基礎のある英語と違い、中国語(第2語学全般)の場合は、商社並みの1年留学でもすれば別ですが、いきなり降りかかってくる仕事の合間に頑張って勉強するのは至難の業です。中国語は200時間勉強してTOEICの400点レベルだと言われますが、赴任直前に200時間の学習機会を提供している企業でさえ少なく、現地に行けば何とかなると出たとこ勝負の会社も実際に存在します。語学力より仕事力は基本ではありますが、ただでさえ競争の厳しい海外の市場で渡り合うには、ミッションに応じた語学力を装備しないようでは、丸腰で戦場に赴くようなものです。

 

  とは言え、ビジネスマンは忙しい・・・それを解決する手段は、赴任前にも出来得る限りの語学の準備をするに越したことはないですが、赴任後にいきなり業務につくのではなく、少なくとも3か月は語学に集中することをお勧めします。また、安易に大学のキャンパスに放り込むと、クラスレッスンで密度も薄まる上に、漢字圏ではない外国人のクラスメートが邪魔になります。さらに昼休みの会話は英語が弾んだりしてしまいます。ここはひとつ、朝から夕方までマンツーマンで特訓、3か月12週も缶詰にすることをお勧めします。初心者でもTOEIC換算600点くらいの中国語力が一気に身につくからです。

 

  TOEIC600点レベルですぐに商談はできませんが、筋力と言うべきか、基礎体力が身についた状態で、ある程度自学もできて、日常の会話はすぐにこなせる人材が促成できます。「クラスメート不要論」を平気で吐いていますが、有名なだけの大学に放り込む前に、実践的かつ効率的な研修方法を是非検討していただきたいものです。

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  毎度毎度、同じようなことを言ってるような気がしますが、9月25日に日本に戻り、あっというまに6週間近くが経ちましたが、今回の中国・台湾出張までは随分長く感じました。日本では何事も計画通りに進めないといけないプレッシャーで、1週間があっと言う間に終わります。そんな中、会社も12年目を迎える中、業績は鳴かず飛ばずではありますが、先の手だけは随分前から準備していたので、今は飛び立つ前のしゃがみこむ時期だと割り切ってはいます。

 

  そんな日本から日曜日の夜に上海に入ったのですが、当日の朝方から上海は濃い霧に覆われたようで、折り返しの飛行機が到着せず、成田の出発は二時間遅れ、上海の浦東空港に着いたのは現地時間で夜の11時半過ぎでした。更にタクシーに乗って通常なら40分くらいのところ、12時以降は高速(高架)道路が工事中で下道を走ることに。結局1時間半以上かかり、ホテルで眠りについたのは真夜中の2時(日本時間3時)を回っていました。

 

  今回の出張の目的は、とある企業の短期語学留学研修のアテンドとサポート、赴任者の方への現状ヒアリング、漢和塾現地法人のスタッフとの情報交換に教育、更には途中台湾に飛んで、提携先の学校との打ち合わせなどがあります。上海には昨日1日しかいませんでしたが、朝の通勤時間に感じたことは、先を急いで走る車のクラクションが聞こえないこと。つい半年前に上海の街角でクラクションがならない時間を数えたら10秒も持たなかったことを思い出しましたが、中国の他の都市でもあるように、クラクション禁止令でも出たのでしょうか?こちらに住んでいる方はご存じかも知れませんが、出張の度に少しずつ何かが変わっていくのが上海で、この1年で言えば、明らかに皆さん赤信号を守るようになりました。

 

  中国、中国人と言う、あまりにも大括りな代名詞は何の役にも立たないことは以前にも申し上げましたが、ここ上海では、表面的にはかなり日本と変わらない生活ができてしまいますし、若い方のマナーも日本人が見習うように感じることもあります。一方で、郊外に延びた地下鉄のせいか、お年寄りの中には声を張り上げたくなるような無礼な輩にも出くわします。上海だけでも色んな人がいますが、かなり広範囲な格差を抱えながらも変化する人は確実に変化し、変わらない人は特に変わらない・・・それが億単位で存在しているのが中国だとあらためて思いました。

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