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最近おもうこと

テーマ:ブログ
2010-09-25 12:09:52

最近、自分の今の技量では治すことは難しい思われる患者さんを

診させていただくことが多く、苦しい思いをすることがよくあります。

 なんとかして少しでも良くなってもらいたいと必死になって治療するのですが、私の力が及ばず申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。

「やまいは(病)自分自身でつくるもの」と考えてみると、それを治せるのも自分自身です。どんなに上手い外科医の手術でも最終的には自己治癒力で傷口を治しているのです。

すべての医療はその手助けをすることしかできません。

やまいになる原因は必ず「自分」の中にあります。

そこを探り当てて治療し、自己治癒力を高めることが

できればやまいは必ず治るのです。

しかし、症状が出ている場所とやまいの原因となる(流れが滞っている)場所は同じとは限りません。むしろ違う場合がほとんどです。

私達の世界では、表の症状にまどわされずに、症状を引き起こしている根本となるところを探す能力がつくことを「手ができる」などと言ったりします。

プロの鍼灸師としての「手」になる、という意味です。

またその「手」には、さわられて気持ち良い「手」という意味が含まれていて、極端な言い方をすれば、凄い先生になると、さわられただけで痛みが消えてしまうこともあります。

この「ゴットハンド」ともいうべき「手」を目指すべく、私達はここで頑張っています。

 

鍼灸は数千年の時をかけて自己治癒力について研究してきた医術です。

その歴史の長さに裏付けされた鍼灸の凄さは、言葉にすることが難しいほどです。鍼と艾(もぐさ)の使い方次第ではどんなやまいも治せてしまう可能性を秘めています。

そんな鍼灸にせっかく辿り着いたのに、私の修練が足らないばかりに「鍼灸はダメ」だとか「積聚治療は効かない」と思われてしまうのは、もしかしてその患者さんだけではなく、周りの方にとっても不幸なことです。もっと言えば、その人たちの人生を変えてしまうほど大きいことなのかもしれません。

とは言え、これまで学んだことをすぐに実践できるかというと、そう簡単にいかないのが現実です。

鍼灸は、「学問」ではなく「術」なのです。

やり方や内容がわかったからといって、明日から出来るというものではありません。

解剖学や病理学など体の構造を学び、医療従事者としてのモラルを身につけるのはもちろんのこと、プロの治療家としての「手」を作るには絶対に時間と経験が必要です。

私の尊敬する患者さんで、その全て理解して10年近くこの学校の治療室に通ってくれている方がいます。

もう最初の症状は治ったのですが、体のメンテナンスとプロの鍼灸師育成のために通ってくれているのだそうです。ありがたいことです。

鍼灸は広い意味で人類の財産のようなものです。

財産も、使い方を知らずに眺めているだけではただのモノと変わりません。


ですから今日、これを読んだ人は関東鍼灸に入って鍼灸をやる方にまわって財産を手にし、その価値を広めてください。(笑)

それが難しい方は、ぜひ一度治療を体験してみてください。

プロの鍼灸師の養成学校である、ここ関東鍼灸は治療家になるために

必要なものがすべてそろっています。

とくに鍼灸師にとって気と陰陽の概念を身につける上で必要な気学九星や易学を必修で学べるのはおそらく世界でここ関東鍼灸だけです。

易学(易経)は古代の科学であり物事をいろいろな角度から検証することにより自分自身を洞察する力を養う学問です。

東洋哲学(易経)の講座は一般の方にも公開されていますので興味のある方は学校にご連絡ください。

なんだか少々熱い文章になってしまいましたが、ここまで書いて実はただ面白いからやっているだけ、なのだとようやく分かった次第です。(笑)

自分のやっていることを改めて考える機会をいただいてありがとうございました。

堀部

3年目にして思うこと

テーマ:ブログ
2010-07-30 20:38:08

鍼灸学校を卒業して初めて感じたのは『自由』でした。
学生の間は一応国家試験という経由地があったのである程度線路が引かれていました。
卒業して何もない原っぱに放り出されたような感じでした。
決まった線路は引かれてなく、決まった目的もないのです。
最初はこれで何でも好きな事が出来ると希望で胸を膨らませていました。

しかしだんだんと日が経つにつれ不安と孤独が大きくなってきました。
何をどうして良いのか目的地までどうやって線路を引いて良いのか全く知らない事に気づくのです。
そこで初めて学生の間にもっと色々なことをやっておけば良かったなと思うのです。

鍼灸師は『孤独』です。
目の前にいる患者さんを治療するのは他の誰でもなく私しかいないのです。あまりに患者さんの状態が変化しないと途中で投げ出したくなってしまうこともありますがどんな状況でも目の前にいる患者さんは私が治療しなくてはなりません。
自分でなんとかしなくてはいけないのです。
お金をいただくのが申し訳ない気持ちでいっぱいになることもあります。

私はそのような孤独な世界ではきっと一人だととてもやっていけないと思います。
周りになんでも聞いて相談にのってくださる先生や先輩方、そして同じ様に志をもつ仲間達がいるのでやっていけているのだと思います。

その中でも治療室の仲間の存在は大きいです。

学生の時は授業が終わった後、治療室の後、時間をみつけてはしょっちゅう色んな事をやっていました。
今ではみんなそれぞれの道に進みなかなか会えない事も多いですが、会っては色々語り合い、お互い刺激しあえる仲間だと思います。

そんな仲間とも出会えたのも素晴らしい環境があったからではないかと思います。

関東鍼灸専門学校は色んな可能性を含んでいる学校だと思います。
それは学校自体の根本にもやはり東洋思想があるからではないかと思います。
学校は象(シンボル)でしかなくそれを個々の立場や状況からどうとらえるかという幅を含んでいるのではないかなと思います。
そしてまた実際臨床をされている先生方がいて、色々勉強されている先生方がいて、そして自由に練習できる環境が整っています。
私は関東鍼灸で勉強でき、そして卒業できよかたったと思います。
学生の頃はなかなかその恵まれた環境に気が付くことが出来ないものです。
学生やこれから入学される方には利用できる環境は最大限に活かしてもらいたいです。

最後に鍼灸師は楽しいです。毎日毎日が未知の世界です。その都度浮かれたり、落ち込んだり、考えたり、悩んだりしながら色々な課題にチャレンジしていく。


そして患者さんが最後に笑顔で帰っていってくれると今までのなにもかも忘れてただ良かったなって心から思うのです。


『幸せ』の瞬間です。

先の見えない暗闇に一番星を見つけたように・・・


それだけでまたいくらでも頑張れそうな気がします。


(片山)

継続は力なり

テーマ:ブログ
2010-07-13 14:35:03
こんにちは、木曜治療室研修生の池田です。

私は、以前からテレビの健康番組が好きでよく見ていました。
これを食べれば長生き出来るとか、この運動をすれば腰痛が無くなるとか、
毎日のようにどこかでやっています。
皆、病気になりたくないし、安心して健康に暮らしたいのだと思います。

初めて鍼灸に興味を持ったのも、テレビでハリウッドセレブが美容のため、
顔に鍼をたくさん打たれているのを見たときです。
顔面に鍼を刺して、美を追求する。まさに東洋の神秘ですよ。
(ちなみに、ここの治療室では美容鍼はやっていないと思います。すみません。)

鍼灸治療は、身体全体を総合的に診て鍼とお灸の刺激により、
身体の中の巡りを良くします。
そして、身体の痛みを減らしたり、筋肉をゆるめたり、
ずれた背骨が良い位置に戻ったりします。
また、心も、気持ちも良くなったりします。

私自身は、まだまだ未熟な腕前のために十分な良い変化を
生み出せないことがありますが、
どうにも困った時は、院長の佐藤先生にたびたび助けてもらっています。
正直なところ、人を治療するのは大変です。
でも、治療室の仲間たちが、がんばっているのに励まされて、
なんとか続けていられます。感謝しています。

継続は力なりです。

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