2017年03月23日(木)

『終の棲家』の探し方~厚生労働白書からの考察~

テーマ:住宅

 

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの 山下 修一  です。


3月も下旬となり、短かい2月があったといえ、
1年の1/4が過ぎようとしています。

 

あっという間ですね!

(同じことをいつも言ってますが、どうぞお許しください)

 

時期的には・・・
年度末ということもあり繁忙期に入っています。
 

住宅購入(新規・買換)を中心にご相談が多くなっています。

 

ただ以前と違い、直前というより1~2年先に向けて
資金計画を立てる割合が増えているように思います。

 

『住宅=人生で一番高い買い物。』

 

長い目で見て、自分の経済力に合った価格帯で、
適切な物件に巡り合うにある程度の時間は必要かもしれません。

 

何回も住み替える方はごく少数ですから。

諸々の状況が大きく変わらない限り、
定年後も過ごせる環境であることは重要です。

 

マイホームの資金計画を一緒に考えていく際に、
 

人生で暮らしていく場所はどこがいいのでしょうか?
 

慎重に考えていただくようにアドバイスしています。

30年~40年ぐらい先も想定する必要があります。


先日、関西ローカル番組にて大阪府の某自治体が、

人口減少に陥ってしまっているという報道ありました。


高度成長期の大都市の賑わいは見る影もなく

 

『ニュータウンが、オールドタウンに。。。』

 

その一言が大変衝撃的でした。

 

日本の人口減はもはや止められませんが、
国内の増減(地域経済格差)は顕著に現れてくるように思います。

 

個人個人の生活志向は当然尊重すべきです。

 

ただ一方で将来の暮らしをイメージし、どういう点に注意考慮して
物件を探していく必要があるのか?

 

ひとつ参考にしていただきたいデータをお伝えします。

厚生労働省の厚生労働白書(平成28年版)をご覧ください。

 

第1部:人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える

 

詳細を見ていきます。

 

第2章 高齢期の暮らし、地域の支え合い、健康づくり・介護予防、就労に関する意識
で「高齢者の暮らしの状況」を調査結果が私たち現役世代の参考になると思います。


【高齢期に希望する場所で暮らすために必要なこと】(複数回答可)

 

第1位 医療機関が身近にあること ・・・ 54.3%
第2位 介護保険のサービスが利用できること ・・・ 38.2%
第3位 買い物する店が近くにあること ・・・ 34.0%
第4位 交通の便が良いこと ・・・ 30.1%
---------------------------
第5位 家族による手助けがあること ・・・ 25.5%
第6位 介護保険以外のサービス・支援が利用できること ・・・ 17.7%
第7位 地域の人が気軽に集える施設があること ・・・ 13.6%
第8位 近所で助け合いや協力があること ・・・ 12.6%
第9位 公園・緑地などの憩いの場があること ・・・ 10.0%
第10位 災害や犯罪などに対する地域での取り組みがあること ・・・ 3.4%

(以下略)

 

 

こうして見ますと、

 

①公共交通が手軽に利用できる、
②長期に渡り人々の居住が見込める
③高齢者と現役世代の交流がある

 

そのような場所が良いのかなと感じます。

 

さらに具体的に掘り下げた調査がありました。

 

【老後の一人暮らしする場合の立地条件】(複数回答可)


第1位 病院・診療書の近くにあること ・・・ 43.2%
第2位 買い物がしやすいこと ・・・ 40.7%
第3位 子ども・孫の家の近くであること ・・・ 37.9%
---------------------------
第4位 在宅医療・在宅介護の充実していること ・・・ 25.2%
第5位 現在の住居または現在の住居地であること ・・・ 23.3%
第6位 公共交通機関が整備されており交通の便が良いこと ・・・ 22.3%
第7位 地域の助け合いや協力があること ・・・ 12.0%
第8位 友人・知人の家の近くであること ・・・ 8.9%
第9位 趣味や生涯学習の環境が整っているこ ・・・ 7.0%
第10位 親戚の家の近くであること ・・・ 6.9%
第11位 仕事に就きやすいこと ・・・ 2.5%

(以下略)

 

 

取り巻く生活環境、および家族や親戚との距離を見た上で、

 

「長期に渡って多くの人が暮らすであろう地域に、
    住まいを構えることは現実には効いてくる。
            まして高齢になればなるほど。。。」

 

調査結果はそう物語っているように感じてしまいます。

 

社会人で現役バリバリ時期(20代-40代半ば)には、
憧れ・こだわり・他社と差別化で住まいを決めてしまいがちです。

 

ただ『終の棲家』の位置づけで探していく場合には、


高齢期になった自分たちはどうするのか? 

 

希望やこだわり、勿論優先しても良いのです。

 

あとは、ライフプラン(人生の資金計画)と折り合いが取れているか?

日本の将来像を考えた上で

自分が路頭に迷わないようにしっかり意思決定ができるのか?
 

その上で納得が行く物件に巡り合っていただければ・・・・   

 

のようなことも、ご相談ではお話をさせていただいています。

 

 

実務家ファイナンシャルプランナー(FP)相談日記-FP山下修一


FP 山下 修一

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。