2011年08月24日

2011.08 穂高岳合宿 屏風岩東壁ルンゼと横尾本谷

テーマ:無積雪期クライミング

2011夏山合宿 穂高岳・屏風岩東壁ルンゼ登攀と横尾本谷遡行。





2011夏合宿 屏風岩・東壁ルンゼルート



 メンバー:岩田、柳瀬、野木



811日 21時大阪出発、平湯温泉3時前に到着し2時間ほど仮眠。

812日 1日目(上高地―横尾―屏風岩下部岩壁―T4)晴れ~曇り

5時予約のタクシーに乗り上高地へ。上高地のレストランで朝食をとり550分出発。明神、徳澤と休憩をとり約3時間で横尾キャンプ場へ到着後、BC設営。

10時に横尾出発。本日はT4尾根ビバークのためシュラフカバー、ツェルト、ガス、食糧、共同用の水2Lを担ぐ。順調に岩小舎から1ルンゼ押し出しの渡渉地点に到着。水量少く倒木の橋、自然杖も幾つかあり、靴を脱がず、水につかることなく渡渉できる。1ルンゼをつめ、T4尾根取り付きに到着。すでに、2名が岩小舎でビバーク体制に入っていた。翌日雲稜登攀予定とのこと。私達は、やや道迷い藪こきをしながら100mほど先にすすみ東壁ルンゼ取り付きに12時半ごろ到着する。(左壁とのコンタクトラインのルンゼを降りる)

1250分登攀開始。(14p野木リード、58p岩田リード)

1p:苔がいっぱいのⅢ級程度のスラブだが、岩は乾いており。ランナーも適度にあり快適な登り。(35m

関西蛍雪山岳会のページ 関西蛍雪山岳会のページ
屏風岩東壁          下部1P目


2p:1pに続き快適な登りⅢ(+)程度。(35m

3p:トポどおり直上ラインのボルトを無視、右上ラインのボルトにあぶみの掛け替え単調なA1ルートに入る。ピンは遠くないのだが、半分以上はボロボロスリングがかかっている。なかには、スリングもリングもないものあり、3mmスリングをタイオフしながら登り、ランナーもできるだけ多く取ったため、時間がかかり精神的に疲れる。三日月レッジにビレー点あり。(35m

4p:右クラック沿いハーケンべた打ちからフェースのボルトに、単調なあぶみ掛け替えで直上。ここも、3mm細引き大活躍で登り、順調にビレー点に入る。ここのビレー点は、やや安定。喉の渇きがとれず、精神的に疲れてしまい、「ロープの結び替えをするならこ

こしかない」と思い、岩田さんにリードをお願いし、ザックをかえる。(35m


 
   関西蛍雪山岳会のページ    関西蛍雪山岳会のページ
    下部3P目             下部4P目

 5p:同じくA1でフェースから、左上バンドから草つきに入る。(35m

 68p:通常は右上しT3に入るのだか、今回はT4ビバークのため、いやらし草つきを左上にロープをのばす。その後、凹角状の岩場を10mほど登りT418時到着。

装備をはずし、柳瀬さんは夕食づくり。岩田さんと私はツェルト張りを行い、19時ごろにヘッデンをつけ、やっとくつろげる体制に入る。夕食は五目飯とスープ。早めに就寝となる。


813日 2日目 (屏風岩東壁ルンゼ上部―屏風の頭―涸沢)

          晴れ~曇り~一時小雨

4時起床。クッキーとコーヒーで朝食をすまし5時出発。T3にむけてトラバース開始。フックスロープとしっかりとした踏み跡がある。上部岩壁520分登攀開始。

1p-4p、9p野木リード、5p-8p岩田さんリード)

 1p:凹角左フェースを、単調なあぶみ掛け替えで登る。リングボルトは下部岩場と同じく悪い。ランナーを使い過ぎ、通常はかぶり気味の岩を右上しピッチを切るが、右上手前でピッチを切ってしまう。(25m

       関西蛍雪山岳会のページ

       上部1P目チムニー

2p:右上したところにビレー点があったが、ロープを10m程のばしフェースを直上しピッチをきる。(15m

 3p:さらに10mフェースを直上すると、通常2p目と言われる2mハング下に到着。どこが抜けても大きく落ちないように、たっぷりランナーをセットする。ハング上、右へのトラバースすべてボロボロ細引きボルトのため慎重にのぼっていたら、一つだけ誰かが残したワイヤが残っておりホットできる。不安なスリングはすべて細びき追加する。(35m



  関西蛍雪山岳会のページ    関西蛍雪山岳会のページ
  3P目2mハングに向かう       2mハング

  関西蛍雪山岳会のページ
  ハング上のビレー点へフォローする

4p:通常3pと言われるところ、フェースを5mほど登りバンド状を左よりへ入る。一手のボルトがあぶみ最上段でもとどかない。また芯だけ残っているので、少しフリーであがっても、片手で3mmスリングタイオフに時間がかかる。芯が浅くナッツも使用できない。試行錯誤していると、もっとフリーで頑張ったら左手に安心できるカチがみつかりホッとする。ここが一番きつかった。左凹角状にはいり右フェースへもどりビレー。疲れた。本当は、もう1p私が行かなければと思っていたのだが、早めに岩田さんにリードを交替していただく。(35m)

 5p:フェースA1からチムニーっぽい登りに入る。フォローは快適で楽しい。(30m

 6p:ルートファインディング困難。トポのフレークに惑わされ、やや右寄りにはいり行き詰るが、少し下降しルートを左方へ修正しビレー地点に入る。フォローの柳瀬さんが、右に残した支点回収し左へ厳しいところをトラバースする事となり苦労する。(フレークは最後にあった)(30m)

 7p:への字ハング。岩田さんが快適にロープをのばす。ビレー柳瀬さん、私はのんびり座ってロープをさばいていると、柳瀬さんが急にロープに引きつけられる。上を見ると岩田さんがテンションをかけていた。ハングをこえた所のリングが根元から抜けたらしい。岩田さん、再度ハング登りをする。抜け口にハーケンを打ち無事終了点到着。荷物を持っての登りはフォローでもきつい。(30m



  関西蛍雪山岳会のページ    関西蛍雪山岳会のページ
   への字ハングを快適に登る・・・    ・・も、落ちた!

8p:左の苔こけフェースをA1でぬけ、めちゃくちゃ嫌らしい草つきを右上。(35m)


 関西蛍雪山岳会のページ  (昔より草付が増えている)
   嫌らしい草付

 9p:野木が2級程度の草つきを50mロープをのばし

安全地帯にはいり17時半ごろ終了。

登攀道具をしまい、食事をとり屏風の頭へむかう。途中、野生のブルーベリーが甘酸っぱく美味しい。口の中を潤しながら、迷わず屏風の頭19時過ぎの到着。ヘッデンを出し、安全のため涸沢に下山することにする。屏風の耳、最低コルから涸沢ヒュッテ21時前に到着した。テラスで残っているスープ、コーヒーを各一袋、皆の残った行動食を集め夕食をとり、ツェルトを張って就寝。



814日 3日目。曇り~小雨~曇り                         

ヒュッテでビール、コーヒー、ラーメンを購入し朝食をとり、一昨日12時間行動、昨日

16時間行動で疲れているため、涸沢から横尾下山のみの行動となる。


















AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

関西蛍雪山岳会さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。