2008年07月26日

2008.05 白馬岳合宿

テーマ:積雪期登山




2008.05 白馬岳合宿


日 程 2008.05.03~06

メンバー 吉田(和)・十川・吉田(雄)・根岸・松村・照・岩田

       OB会 田口・寺井 他会 2名


 今年の春山合宿は白馬岳周辺で実施した。

ルートは白馬岳主稜・三号尾根・双子尾根・大雪渓を計画するも、三号尾根は断念。


5月3日(晴れ)

長走沢出合の上部、白馬尻手前にBCを設営する。

白馬尻のテント場
泳げ鯉のぼり

今日は長走沢を偵察がてら、雪上訓練をやるために途中の台地まで上がる。

新人には初期制動・滑落停止の練習をしてもらう。
長走沢、台地手前。
双子尾根

5月4日(晴れ)

 今日は3パーテイに分かれての行動。

 A 白馬岳主稜(雄・根岸・田口) 田口さんはスキーを担いでの登攀。

 B 双子尾根(和・十川・岩田)和はスキーを担いでの登行。

 C 大雪渓(松村・照ピ)松村はリハビリ中なので行ける所までの予定。
リハビリ山行の松っちゃんと照ピは大雪渓へ。
双子尾根組の三人。


長走沢上部の和
白馬岳
双子尾根上部

 双子尾根は特に悪い箇所も無く快適に登れる。

 我々は台地から頂上に向って正面のルンゼから尾根に取り付いたが、そのまま沢通しに樺平からJPに登れば

 時間は早いだろう。
上部の快適な雪稜を行く。

頂上直下

杓子岳頂上




滑る和

大雪渓を見下ろす。


杓子岳と白馬岳の間の下降ルート


尻セード大好きの十川

5月5日(曇り~雨)


 今日はみんなで小日向のコル経由で鑓温泉ツアーに行くことにする。

 しかし、小日向のコルに着いた頃より雨がポツポツやってきたので、温泉は諦めてBCへ戻る。


小日向のコル

コルの木に登るのは誰だあ!


 BCに戻り、小雨の今のうちにBCを撤収して猿倉まで降りてしまおうということになり、急いで下山する。

 猿倉の駐車場にBCを設営、午後からは救助訓練のおさらいを雨の中でやる。

 その途中、下からピ~ポピ~ポとサイレンを鳴らして救急車がやって来た。観に行くとOBの寺井さんが

 乗せられるところ、聞くと大雪渓をスキー滑降中に転倒し、肩を脱臼したとのこと・・・。

 猿倉まではスキーで降りて来たが、あまりの痛さに救急車を呼んだようだ。

 白馬の診療所では処置できず、大町の病院まで搬送し、はめてもらう。

 (治療法は医者が引っ張ってガキッと入れる方法では無く、ベッドにうつ伏せに寝かせてダンベルを握らせ、包  

 帯でぐるぐる巻きにし、だら~んとその重みで自然に入れさせる方法でされた。

 ・・・・・この方法なら我々、素人が山で使えるかも?(安易にやるものではないが・・・)

 寺井さんは「入ったらもう大丈夫、今夜は打ち上げでビールを飲まなくてはっと」コンビニでしこたま買って猿倉 

 のBCに戻る。

 当然、その夜はど宴会でした。


雨の中の救助訓練

5月6日(曇り~晴れ)


 大町の薬師の湯に入いり、駅前のソースかつ丼食って帰阪する。


春合宿として白馬岳主稜を登ってきました。報告と感想です。

5
3日 晴れ
前夜大阪駅に集合し豊科経由で4時ごろ猿倉に入る。朝起きてみると周りは半分くらい車が入っていてテント泊と思われる重装備の登山者からスキーヤー、日帰り組とにぎわっていた。駐車場で松村夫妻と合流して歩き出す。すぐに岩田さんが忘れ物があるとのことで車に戻るが、いきなり道を間違えて鑓温泉の方に向かってしまう・・・というか誰もどこでテントを張るかよくわかっておらず尾根をズンズン歩いて行くと、どうも違うぞー!という事で白馬尻方面に向かったら岩田さんと合流出来て計画通りのテントサイトに3時間弱かけて着きました。

テント設営後、吉田と根岸さんで主稜取り付きと三合尾根取りつきの偵察に行く。主稜はすぐに分かって尾根に何人もの登山者が見えている。三合尾根は分かりにくくて2つの尾根のどちらかだろうと思って後で岩田さんに話すと右稜と左稜がありどちらでも登れるとの事でした。

猿倉駐車場0810→長走沢上のテントサイト白馬尻小屋あたり三合尾根取りつき・1980m付近1340→テントサイト1445

5
4日 晴れ
根岸さん、吉田と昨日の晩に合流したOBの田口さんとの3人で3時に起きて主稜に向かう。白馬尻小屋あたりでは何組かがすでに登攀準備をしている。主稜取り付きから結構な急登でいきなりシンドイがその分取り付きの1500mから8峰の2100mまでいっきに高度を稼げた。8峰頂上まで来ると頂上直下の雪壁まで見渡せ気持ちがいい。もうすでに上の方まで人が登っているのがよく見えた。8峰から5峰くらいまではところどころヤブが出ていてスキーを担いでいる田口さんは歩きにくそうです。4峰を越えたあたりから尾根の両端がスパッと切れてきて右に白馬沢、左に三合沢が見えている。落ちたらただでは済まないが足場はしっかりしているのでノーザイルで行く。ここまで来ると頂上の雪壁が大きく見えるようになる。3峰越えると疲労が溜まっていたのだろうか?今まで遅れがちだった田口さんがロープ出そうと言ったので吉田とコンテする。根岸さんはノーザイルで先頭歩いてもらい、田口さん吉田と続く。吉田はコンテするのは初めてなんでここからはかなり緊張した。最後の2峰まで来ると頂上は目の前で100mくらいの雪壁が続く。下部は比較的緩やかな傾斜で30mほど上がった所から傾斜が厳しくなる。雪の状態によってはこの辺りからロープが必要だろうが今日は状態が良いので根岸さんはノーザイルで行ってもらい田口さんと吉田は引き続きコンテ。頂上直下4mくらいからはさすがに「壁」になり、安全を優先して吉田トップでビレイしてもらい根岸さん田口さんと続いた。岩田さんから聞いていた頂上直下のトラバースはなく2峰から直上して登頂しました。また、雪庇は1mほどでトレースになっている所は完全に雪庇は壊されていました。頂上は20m横で人が沢山います。我々もゆっくり休憩して田口さんはスキーで、根岸さんと吉田は歩いて大雪渓を降りました。大雪渓では支流からのみデブリがありました。本流は人の足跡だらけで歩きにくかったです。

アルパインルート集のトップに紹介されているだけあって最初から最後まで登り応えのあるルートで天気もよく快適な登攀でした。この日は雪の状態が良くロープは補助的でしたが最後の雪壁は状態によっては手強くなると思います。バイルは使いませんでしたが、雪の状態によっては最後の雪壁で必要でしょう。高低差1400mはありますので体力勝負のルートですね。今回は順番待ちになるほど混雑していませんでしたが前後は常に人がおり賑やかでした。トレースがまさに階段となっていたのは少し残念でした。山登りというより階段登りの感じも受けました。

テントサイト0420→白馬尻0420→取り付き→82100m・0700→70435→60755→50820→32510m・0920→1015田口さんと吉田でコンテ開始→21050→頂上着11251225→テントサイト1350

5
5日 曇り
この日は根岸さんと三合尾根の予定でしたが昨日の主稜で疲れたのと雪が少なく岩が出ていたので皆と一緒に温泉ツアーに変更する。雨が降ってきそうなので早々に帰ることして猿倉駐車場に向かい、余った時間で雪上訓練をした。お昼くらい?にOBの寺井さんがスキー下降中に大雪渓で脱臼したとの連絡を受けてしばらくして救急車がやってくる。かなり遠い大町より南の病院に連れて行かれたが脱臼だけですんだようです。この日も豪華食事で皆でワイワイ宴会して終わる。

テントサイト0700→長走沢詰める双子岩近く0820→下降0850→テントサイト着09251015→猿倉1045→56日帰阪


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