治らない慢性症状なら【関西カイロプラクティック】大阪府池田市の整体院

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こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

人間にとって感情にはどんな意味があるのでしょうか?

感情を出すことは良いことなんでしょうか、悪いことなんでしょうか?よく「感情を出してはいけない」とか、「感情はコントロールした方がいい」と言われますが本当でしょうか?

結論から言うと、感情は人間に取ってとても重要なものです。良い情報を取り入れ、悪い情報を消化吸収し捨て去るためには必要不可欠なんです。

「感情を出してはいけない」などの信念があって感情を無理に抑えると、処理できない情報がトラウマとして体内に残ってしまうことになります。

他にも感情は前に進んでいくための原動力になることもあります。感情が無いと子孫の繁栄もないでしょう。五感とともに生存に絶対不可欠な存在でもあります。


■情動の区分

感情 (〈1冊でわかる〉シリーズ)
ディラン エヴァンズ Dylan Evans
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この本によると感情をおおよそ3つに分けています。実際には感情ではなく情動と書かれていますが、ここでは感情も情動も同じとして話しを進めていきます。

基本情動(大脳辺縁系) ⇒  驚き、恐れ、怒り、嫌悪、喜び

大脳辺縁系とは海馬、帯状回、視床、扁桃体などです。基本情動は習得されるものではなく、人間の脳に最初から組み込まれているものです。人種や言葉に関係なくすべての人に最初から備わっています。

高次認知的情動(大脳新皮質) ⇒ 愛、恥、誇り、嫉妬、罪悪感、照れ・決まりの悪さ、羨み

大脳新皮質は動物の中でヒトがもっとも発達している部分ですね。

道徳的情動(道徳・人・文化) ⇒ 同情


■情動の役割

情動は五感から入ってきた情報を判断・記憶するのに重要な役割を果たしています。

五感についての過去記事

フロイトは情動表出は心的な流体が放出される通常の手段だと表現しています。もしその情動表出が抑制されると、その流体は別のはけ口を通して放出されなくてはならなくなります。それは情動としてではなく症状として現れることになるのです。

・情動によってある特定の思考に対して注意を払うことができるようになります。情動によって判断・記憶すべき情報に焦点を当てているのです。情動は出来事をより深く記憶に刻み付ける役割があります。私たちが記憶するのは、経験したうちのほんのわずかでしかありません。記憶できる容量は限られているので、すべてを記憶してしまうと日常生活が不可能になってしまうのです。

・情動は意思決定と判断にも大きな影響を与えます。他人を評価する際にも影響を与えます。

・情動は二重の意味で役に立ちます。情動が引き起こす内的情感と身体的変化が生物に一連の特定の行為を遂行あるいは回避させます。その一方で情動の外的表出は、他者に情報を付与し、他者が私たちの経験から学習することを可能にします。他者がどういう情動を持っているかは表情から判断できます。基本的情動はすべての人種に共通にあるものです。



■基本情動について

基本的な情動というのは言語によっても微妙なニュアンスがあるのではっきりと分けるのが非常に難しいですね。

東洋医学では五行理論という考えがあり、その中に五情があります。この分け方も考え方によってどうやら統一されているわけではないようです。木・火・土・金・水の五行にあてはまるのが

怒・喜・憂・悲・恐であったり
怒・喜・思・悲・恐であったり
喜・楽・怨・怒、哀であったり
怒・楽・欲・喜・哀であったり

します。

微妙に違いますが実際には似たような感情ではあります。「怒・喜・思・悲・恐・ 憂・驚」を入れて「7情」という考え方もあります。

例えば喜びの反対である悲しみを火の要素に入れているところもあります。悲しみと悲嘆の感情は良く似ていますが、喜びの反対である悲しみと嘆き悲しむという感情は微妙に違います。感動の涙は喜びにもつながりますので火の要素かもしれません。憂鬱という感情は思い煩うや心配という感情に良く似ています。

では嫌悪感ってどこに入るんでしょう?味覚と関係するので土の要素かもしれません。驚きってどこに入るのでしょう?生存に関係するので水の要素の恐れかもしれません。感動に近い驚きもあります。心理学的に言うと後者のようです。それだと火の要素でしょうか?

感情を区分するのは現実にはなかなか難しいですね。



■基本的な感情の種類と役割


怒(怒り)

怒りは私たちを動かします。競争や勝負の中での怒りの感情は、目標に向かっての自分自身の原動力になるのです。目の前にある壁を打ち破るのに必要だったりもします。

怒りは他にも、自分を守るための手段にもなります。いかなる危険な状態にも迅速に闘うモードにするためにホルモンを放出します。とりあえず目の前の脅威から身を守る行動を引き起こしてくれたり、断るために使われることもよくあります。怒りを表現できないと、自分を守ることができません。怒りは、自分を守るためにとても大切なものなのです。怒りを表現できない人は、心ない人たちから、好き放題攻撃を受けてしまいます。

喜び

喜びというのは幸せを感じるために必要な感情です。喜びは私達の動機付けにとって重要な役割を果たします。何かを成し遂げた時に喜びを感じます。誰かの役に立ったときに喜びを感じます。喜びの感情は周囲全体と調和し、自らの役割を果たし、私たちの人生の生きがいを造ります。

快の状態になった時に起こる感情でもありますので、喜びは子孫の繁栄にも関係します。

悲しみ

悲しみは、人の痛みを理解する事に繋がります。悲しみの役割は同情です。悲しみは人の気持ちがわかる人間になるのに必要で、私たちに慈悲を与えます。
悲しみは喜びの裏返しですので、悲しみがあることによっておおきな喜びを感じることが出来ます。悲しみは動機付けをするのに重要な感情でもあるのです。

心配・不安・憂鬱

ああなったらどうしよう。こうなったらどうしよう。心配するとき、自分のやっていることは正しいのかな?こういうふうに行動して大丈夫かな?何かを失うのでは?失敗するのでは?という感情になっています。

心配することは決して悪いことではありません。心配の感情は私たちを立ち止まらせ、考えさせます。心配することは、物事を運ぶうえで確実性を求めるうえで必要なことなのです。心配して考えるから安心して前に進むことができるのです。

嫌悪感

もともと嫌悪感は、腐った食物などを払いのけるために必要な感情です。

恐れ・恐怖・(不安)

恐れや恐怖の感情によって、私たちはいかなる危険な兆候にも迅速に対応することができるのです。そしてすばやく逃げることができるように身体中のホルモンを大量に放出します。恐怖は私たちの生存を助ける感情です。恐れの感情がなかったら、私たちは、脅威に対して無謀に立ち向かい、深い傷を負ったり命を失ってしまうでしょう。

恐れがないと相手に嫌われてしまう、相手に反撃されるという不安がないので、相手を傷つけるような事を平気で言ったり、したりしてしまうことにも。恐れや恐怖は、予測される脅威への対処法を考える時間を私たちに与えてくれているのです。

驚き

驚きは感動の驚きもありますし、恐れ・恐怖に近い感情の場合もあります。

何か予期しないことが生じた際に、驚きという情動によって私たちは足を止め、それに対して否応無なく注意を払いことになるのです。

悲嘆

悲嘆の感情というものは嘆き悲しむという意味です。私たちは誰かが亡くなった時など嘆き悲しみます。悲嘆の感情は、あとに残された者が「死」を受け入れるプロセスにとって絶対に必要なものです。 人の死は、周囲の人々に衝撃を与え、悲しみ・心の痛みをもたらします。周囲の人がその死を受け入れるには、しばしば長い時間を要する場合もあります。長い時間をかけて行われる葬儀は、この悲嘆のプロセスに役立つものでもあるのです。

たとえば悲嘆をきちんと表現できないと、ショックのあまり亡くなった現実を受け止められなくなったり、亡くなった方が生きているかのようにふるまってしまうことになるかもしれません。遺品を整理できなくなるかもしれません。

悲嘆はストレスホルモンを除去する働きがあります。悲嘆の感情がなかったら、喪失で失ったエネルギーを回復するために立ち止まることができないでしょう。そして、エネルギー不足の状態で活動を続けると、いつか倒れてしまいます。悲嘆の感情は、喪失を癒すための時間を私たちに与えてくれているのです。

過去に起こったつらい出来事を乗り越え解消し、気持ちの整理をして私たちを前に進ませます。




このようにさまざまな感情は必要な意味を持っています。感情に良い悪いはありません。五感から入ってきたさまざまな情報を処理するのに絶対不可欠なものです。

五感についての過去記事

ですので抑えると良い情報が記憶されなかったり、感情の処理能力(情報の処理能力)が落ちて悪い情報が処理できず溜まってしまったりします。感情は常に処理されて流れていくのが正常です。感情を受け入れて処理して流すという感情の処理能力は、横隔膜や内臓や脳が担当しています。内臓の機能が落ちても感情の処理能力が落ちますし、処理できない感情が蓄積し内臓の機能を落とすのです。

しかし間違った信念システムやトラウマが関係する感情の場合、その感情は必要の無い感情かもしれません。そういう場合は信念システムを取り外し、トラウマとその感情を引き離してしまう必要があります。






※当院でおこなう検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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