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今日、NHKで「“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~」というテーマがクローズアップ現代で取り上げられるそうです。この番組がどういった内容を取り上げるのかは分かりませんが、僕は、こころぴあビレッジに訪ねてこられる親御さんの話から、発達障害を、統合失調症と誤診した際に起こる、10年掛かっても取り返せないほどの、ひどい精神混乱と家族の苦悩振りを知っています。今日はそこを記事にします。

僕がこころぴあビレッジをやり始めて、
かれこれ1年半が経とうとしています。
その前身となるグループをあわせると、
2年ほどになりますか。

そこに訪ねてこられる方々の中に、
非常に深刻な二次障害を起こし、
精神科に掛かった結果、入院を勧められ、
向精神薬を投与するうちに、
どんどん薬がきつくなっていき、
余計に患者の混乱はきつくなり、
入院前よりもひどい状態になった話を、
何例も何例もお聞きしてきました


そうなって、さすがにこれはおかしいと退院させたとしても、
時すでに遅しで、薬の副作用で、
取り返しの付かないほどの混乱振りの本人と、
その当事者さんに振り回されて、
苦悩の極みに落ちたご家族のお話です。

この症例に共通するのが、
「統合失調症」と誤診された発達障害
者です。
取り返しがつかない程ひどくなった後に、
発達障害に知識のある専門医に見てもらって、
ようやく、発達障害者である事がわかったわけです。

なぜこんな事が起こるかというと、
まずは、発達障害者の一部の方には、
精神疾病を併発した際に、
思い込みや否定的に考えがちな固執などから、
「誰かが自分の悪口を言っている」とか、
「自分がしてきたことが、役所に記録されている」とか口にし、
それを根拠に、統合失調症の妄想だと判断され、
誤診されやすい・・・
という事実が有るようです。

また、発達障害者は元々、向精神薬に敏感です。
定量を飲むと、すでに多すぎるという事実です。
一般の人よりも副作用が強いわけです。
脳の構造上、敏感なのでしょうね。

発達障害者にも、向精神薬が
適切であり必要なケースはあるのでしょうが、
私の周囲でも、ピルカッターで、
錠剤を1/3や1/4あるいは1/6に分けて、
少量服用している方が多いです。
「自分の適量を見つけるまで、
大変苦労した」という話をよく聞きます。

ところが、この二つの事実を知らない精神科医が、
決して少なくなく、
結局、幾多の悲劇が
繰り返されているといいます。

そしてもう一つ怖いのは、
統合失調症への早期介入という方針により、
近頃は、未成年に妄想や妄言の兆候が見られると、
かなり早い時期に、統合失調症の薬が投与されるといいます。
ところが、このケースの中には、
本当は、発達障害である人が居て、
結果、副作用がきつく出て、精神混乱がひどくなるため、
そこを抑えようと、もっと薬を増やされたり、
きついのに変えられて、
結局、冒頭のようなことになる未成年が、
近年増えているといいます。
このことは、読売新聞でも取り上げられています。

精神医療の充実期待 誤診や過剰投薬など課題も 読売新聞
統合失調症の早期診断と、発達障害の誤診問題について ~発達障害にはセカンドオピニオンが必要

昨日、このことについて、たった1回ツイートしたら、
ある精神科医の方からこんなリプライがありました。

具体的に何例なのか、どこでそのような現実をみられたのか、もう少し教えていただけると幸いです。不適切な処方があるのは、精神科医が直視して反省しなければならないことですが、少数の例をみて、汎化して多くの子どもたちと保護者を不安に陥らせる頃は避けたいと考えています。

ぼくは、このツイートを見て、愕然としました。
僕のような素人ですら知っていることを、
精神科医が、よく知らないのです。
うちのような小さな団体にすら、
2年間で数十例の人が、同じ症例で訪ねて来られ、
深い深い悩みを打ち明けているというのに、
このことが精神科医の世界では、
全く周知されていないのでしょうか。

これは僕は、本当に怖い話だと思っています。
そうした過ちが繰り返されている事も怖いけど、
そのことが未だに業界に周知されていない現実。
とんでもない話だと思っています。

余り言いたくはないことなのですが、
子ども達を守るために、
言葉を選ばずに現実を語ります


世の中には、残念ながら、
発達障害に知識の乏しい精神科医が、
まだまだ少なくないようです。
というよりも、臨床経験のある人の方が少ないかも知れません。
そして、発達障害はただでさえ、見つかりにくく、
見た目に分かり難いため、診断されず、放置されがちです。
そこに精神混乱が重なると、
今回のような誤診と過剰投与が起こります。
そして、それは、業界に周知されていないため、
今も繰り返されています。

僕は、親御さんに申し上げたいです
どうかお子さんを守ってあげてくださいと
向精神薬を投与されて、
飲む前より精神混乱がひどくなったなら、
その時点で、「統合失調症」という診断を
疑ってみてくださいと、お願いしたい
のです。

この時点で踏みとどまり、減薬に舵を切らないと、
取り返しのつかない十年・二十年が待っています

(ただし減薬はくれぐれも医師の指示の元にお願いします。)
発達障害に、多剤処方・過剰投与が重なると、
それはもうひどい精神混乱をきたします。
家族共々ひどい闇に落ちて行く事になります

どうか、踏みとどまってください。
もしご家族に、この記事のような事が起こったら、
診断を疑ってみてください。
セカンドオピニオンを受けてみてください。
お子さんを守ってあげていただきたいのです。
多くの親御さんの嘆きを聞いた私からの、
切な切なお願いなのです。

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発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html

発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2012.7.13(金)10:00~14:00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)


発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。

2012.06.23(土)大阪市内の貸し会議室にて
「発達障害をともに考える会」(主催:こころぴあビレッジ)
テーマ「当事者さんが本当に望む支援ってなんだろう
     ~アダルトチルドレン+発達障害の苦悩、
       普通を求められ、押し付けられた子育ての問題点


今回は、第2回に「さまよう成人発達障害 誤診問題と精神科薬との付き合い方について」でスピーチをしていただいた、S.Sさんの再登板です。テーマは、自らの家庭環境を振り返る中で、親子関係におけるアダルトチルドレン(機能不全家族)+発達障害が重なったという状況や、「普通」を求められ、押し付けられた子育てなど、自身が受けてこられた不適切なかかわりについて、まず語られます。次に、これまでの成長過程において嬉しかった周囲の人たちの関わりについて掘り下げていかれ、「いつでも寄りかかれる人」というS.Sさんの思う理想の支援者の関わりへと話は移ってまいります。

第2回 みんなで発達障害を考える会 in龍谷大学」 主催:サークル囲炉裏
京都で大学生向けのエンカウンターグループを企画されるサークル囲炉裏さんより、講師としてお招きいただきました。予約はいつものフォームから出来ますよ!
2012.07.28(土)
13:00~18:00 開場12:45
会費 無料(ただし資料作成代 300円)
龍谷大学 深草キャンバス 4号館 511号室
(申し込み人数によっては、教室が変わる場合もあります)
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約11分
京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約6分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html


フェルデンクライス・ボディーワーク教室は、
6月いっぱいは、お休みといたします。

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