【にほんブログ村】 クリック励みになります!

発達障害部門 第2位

特別支援教育部門 第4位

自閉症育児部門 第4位


発達に遅れのある子は、悲しいかな母親に育て難いと感じさせることがあるようです。まして母親への愛着行動に乏しい子が多く、そのことで、一層この実感を強めさせてしまうようなのです。今日、ここで書きたいのは、周囲のお父さんや舅・姑さんに、こうした事実を正しく知って欲しいと思い、記事にします。



【届かない母親のつらさ 孤独感を深める悲劇】

さて、「正しく知って欲しい」などと書いていますが、実はぼくもえらそうなことをいえたタチではありません。ウチの場合、長男にこうした愛着行動の薄さがあった訳ですが、その事で家内の気持ちに沿ってやることが、当時は出来ませんでした。


世間でもこうしたケースで多くの人たちは、子どもが愛着を返さない理由がわからないために、「そんなに深刻に考えてもしょうがないよ」とか、もっとひどい場合「母子の関わりを増やしていけば、それも変わってくるんじゃないの」などと、感じてしまうことがあるようです。それを口にしようものなら、母親は、子どもからも、夫からも、親戚からも孤立を深めてしまうでしょう。



周囲が、発達に遅れのあるこの場合、そうしたことが起こり得るのだと知っていて、母親の気持ちにも沿ってあげられると、お母さんにも、子どもにも気持ちのゆとりが生まれ、随分違うと考えるのです。この記事は、僕の反省の記事でもあるのです。



【愛着行動の薄さが引き起こすつらさ】

人は生後数ヶ月が過ぎると、視力が成長してきて、抱いてくれている人の視線を察知するようになります。この能力は、母親との睦まじい時間を作り出してくれます。互いに目を見合わせて、にっこりと微笑み返しが始まるのです。母親も、子育ての疲れが癒される瞬間なのでしょうね。

子供と言うのは本能的に、母親からの愛情をもらえるように、あたかも、こうした行動をプログラミングされたかのようです。

ところが、発達に遅れのある子の中には、そもそも人と目線を合わせない子が居て、こうした行動がほとんど起こらないか、乏しい事があるのです。それどころか、生後半年くらいまでは、余り泣くこともなく、良く寝て、手間の掛からない子と受け取られることが少なくないのです。しかしこれは、母親を求める行動が少ない為に起こっているわけです。



うちの長男もこの時期、このタイプの赤ちゃんでした。「ずっと、こんな穏やかな子なら、いいよねぇ」なんて、夫婦で語っていたのを覚えています。



【多動と愛着行動の薄さと・・・・】

しかし、こうしたことは長くは続きません。1歳半頃になると、毎日10時に寝ては深夜1時に起きるという睡眠障害が始まり、ひと度泣き出すと、火の付いたように泣き続けるなど、いわゆる、かんの虫がキツイ印象になってきました。多動傾向も激しくなってきて、家内は子育てに疲弊するようになっていったのです。

毎晩、夜中に起こされて、そのまま朝まで付き合う生活を続け、昼、子どもが起き出せば多動で落ち着く暇も無く、公園に行っても、子どもの様子から目も話せないわけで、ママ友と落ち着いて語り合うことすら出来なかったのです。こうして家内の疲弊は積み重なるばかりで、日増しに疲れ果てていったのです。



その一方、長男はどこか母親への愛着に乏しい行動が出始めていました。年齢が上がるほどにパパっ子になって行き、夜はいつも「パパと寝たい」と訴えてくるなど、家内にとっては、精神的につらい思いも積み重なったようです。

この頃、時には土日に、僕が長男を伴って実家に泊まりに行き、家内だけが一人で休養できる機会も作るようになっていたのですが、こうした外泊でも、長男は母親から離されたからと泣くようなことは、余りありませんでした。夜寝るときも、僕と2人で布団に入れば、すっと寝入ってくれました。普段から、妻を休ませる為に、寝かし付けを僕が時々替わっていたのもあるのでしょうが、今思えば、あれが愛着行動の薄さだったのだなと、感じます。



こうしたわが子の愛着行動の薄さは、精神面でも母親は心を傷付けていきます。人並み以上に苦労をしているのに、子どもも、その自分に気持ちで応えてくれないと感じさせてしまうのです。この年齢の子達は、人との気持ちの共感に弱さを持つ場合も多いので、前述の様な微笑み返しの反応が乏しかったりして、母子の気持ちもどこかすれ違ったようになってしまうのです。決して、子どもの側に母親を求める気持ちがない訳がありませんし、その気持ちを適切に表現することが、余り上手くないだけなのですが、母親の心には深い傷を作ってしまうようなのです。



【誤解が、母親を更に追い込む・・・】

こうした母子の気持ちのすれ違いは、母親には特につらいようです。

そうして、夫や祖父母などにその事を相談するわけですが、

大抵は「気にしすぎと違う?」とか

「パパも小さい頃そんなだったよ」とか、

中々気持ちを共感してもらえることは少ないようです。



そればかりか、「母子の関わりを増やしたら」とか、

「テレビばっかり見させているからよ」などと、

一般的な子育ての鉄則に沿ってアドバイスをしてしまったりすると、

お母さんの孤立感は益々、強まる一方です。



この時期、子どもに発達障害や自閉症の診断が降りていることは稀です。

また、子どもにこうした特性があったとしても、

障害のある子も居れば、個性の範疇の子も居るのでしょう。



しかし、いずれにせよ、発達に遅れのある子には、

母親への愛着行動が乏しいことがあるということを、

母親も、夫や祖父母の周囲も知っておけば、

こうした誤解から、

互いの感情のすれ違いにまで発展することは防げます



また、みんながお母さん方のつらい気持ちに、

沿ってあげることが出来ることでしょう。





実際のところ、ウチの長男ですが、45歳を過ぎた頃から、

急激に母親に甘えるようになっていきました。

一般的にも、412歳くらいの間に、

乏しかった愛着行動が、急に増してくると言われています。



幼児期にそうであったとしても、

決してお母さんを好きな気持ちに差があるわけではありません

ただ、それをうまく表現できないのかもしれないと知っていれば、

わが子に対する見方も変えていけるかもしれません。



いずれにせよ、発達に遅れのあるこの子育ては大変です。

手もかかるし、気苦労も絶えません。

いろいろと勉強もしなきゃいけないし、お母さんは大変だと思います。

周囲も、そんなお母さんをいっぱい支えてあげてほしいなぁと思うのです。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

皆さんのクリックがとっても励みになります!

【日本ブログ村】ポチっとお願いします~


【告知です!】

日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか

同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、

判らないことを聞いてみたり、

互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・

そんなグループを目指して、開催しています。



発達障害支援:大阪家族限定グループワークのご案内

2011.05.13(金) 10:00~14:00

大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催!

少人数(10人)制 要予約


フェルデンクライス・ボディーワーク教室

2011.5.12(木) 18:15~20:15

2011.6.15(水) 18:15~20:15

大阪市北区の貸し会議室にて開催!

少人数(6~8人)制 要予約

AD

コメント(2)