【にほんブログ村】 クリック励みになります!

特別支援教育 第9位


発達障害児にとって、集団の中に入って行くとうのは高いハードルがあるようです。その点について、長男と次男の事例を踏まえて、すこし考えてみたいと思います。(ちなみに、長男は診断済み、次男は未診断ですが発達の遅れを指摘されています)


【次男の保育園初日の様子から思う事】

さて、先日4月1日は次男の保育園の入園式の日でした。

会社を休み家族で行って来たのですが、

初日から思ったよりも集団にも入っていって、

少し安心して帰る事が出来ました。


まだ、並行遊びに過ぎず、

他の誰と関わって遊んだ訳ではないのですが、

同級生達が遊ぶ中に、自ら入っていって、

行動を共に出来たというところで、ホッとしたのです。

でも今日は、これで充分だと感じたのです。


というのも、彼は、入所前に約1年間、

保健所の親子教室に通っていたのですが、

通い始めたころは、とてもそんな風ではなかったからです。

妻の話によると、教室に入るだけで、泣き始め、

みんなと一緒にあわせて遊ぶのも、

始めは中々上手く行かなかったそうです。


そこを保健師や保育士の先生方が、

時間を掛けてゆっくりとあたたかく関わってくださったおかげで、

次男は少しずつ自分の世界を広げ、徐々にみんなに合わせて、

一緒に遊ぶ事が出来るようになっていったそうなのです。

母親と父親以外にも信用できる大人がいることを、

ここで学んで彼の世界は広がったのだと思います。


ですから、保育園初日の彼の様子と言うのは、

ある日、1日にして成ったものではなく、

家内が懸命に各方面に掛け合い、保健所に支援の場を得て、

その後、保健師や保育士の方々と、次男に環境を作っていった中で、

本人の自身の意欲もあって、成長していった姿なのだと感じるのです。


【長男のケース まず気持ちを受け止めてもらうことの大切さ】

思えば、長男は人懐っこい子で、

こうした場に入ることを嫌がりはしなかったのですが、

多動傾向が強く、自分のペースが強い子でした。


入園当初は、紙芝居を大人しく座って聞く事は難しく、普段から、すぐに教室を脱走して、職員室を覗きに行っていたそうなのです。でもその保育園は、園長先生も、主任の先生も、抜け出してきた長男を、いつもあたたかく迎えてくださっていたそうなのです。


「ダメよ、教室に戻りなさい」などとは、すぐには言わず、

まずは、長男に語りかけたり、

やりたがることをさせたあとで、

本人の気持ちを納得をさせてから、

一緒に教室に戻るようなことをしてくださっていたそうです。


やがて、長男が成長して、脱走をしなくなった頃に、

園長先生が「最近、○○君職員室に来てくれないから、

先生寂しいわぁ」と言ってくださったのが印象的でした。


息子は入園当初には1年遅れだった発達度合いを、

その頃には、年齢並みにまで急成長していたのです。

当時、夫婦で感じた喜びは、今も忘れることがありません。



【長男の急成長の背景にあったものは】

こうした沢山の周囲の方々の導きによって、

そして、その中で一生懸命に、くじけずに日々を暮らし、

子どもの世話をしてくれた家内の努力があって、

長男は大きく成長したのだろうなぁと思うのです。


そこに大切なのは、

彼らを集団生活に無理に入れ込むのではなく、

まず彼らのあり方を受け止め、

その気持ちに沿うことから始めていくという姿勢ではないかと思うのです。



今年の世界自閉症啓発デーにあたって、

文科省大臣がこのようなメッセージをくださったそうです

(詳しい記事 はこちら)


自閉症をはじめ発達障害のある子ども達やその保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について、真摯に考え、実践していただきたいと強く願うとともに、すべての子どもたちが、生き生きと充実した学校生活を送ることができるよう、文部科学省としても一層の努力をして参ります。」


まさに、この「気持ちに寄り添った支援」が、

この保育園では行われていたと感じるのです。



【まず、1人の人として認められることから全ては始まる】

ぼくは、子ども達の成長発達に一番大切なものをと問われたなら、

それは「その子達の気持ちが尊重され、

気持ちを受け止めてもらえる環境がある事」だと考えるのです。


そして、その土壌がある上で、

「その子が成長発達に向かっていけるように、

徐々に、その子自身の気持ちが、

意欲的に前向きに向かっていけるように育んでいくこと」

ではないかと考えるのです。


特に、発達に遅れのある子は、

最初は皆と同じ事が出来なかったり、

それを押し付けられると強く拒否をする傾向があります。


こうした彼らの行動に、強い対処だけで躾けていくようなことは、

どうもこの障害特性には向いていないように感じます。

無理やり彼らにやらせることは、あるいは可能でしょうが、

それは彼らの心にも深い傷としこりを残すことになるようです。

そのキズは、生涯にわたって、ずっと疼き続けることになります。


長男が新たな環境で集団生活をする事で、

大いに成長したように、今の次男なら、

きっと伸びていけると感じた入園初日でした。


これから、同級生達と遊んだりケンカしたりしながら、

彼は人とのかかわり方や、

自分の在り方を身につけていくのだろうと思います。


彼自身が尊重され、育まれる環境におくことができたことで、

親としては、先生方と連絡を密にしながら、

共に成長して行きたいと思っています。


うちの家庭も、またひとつ前向きなスパイラルに向かって

動き出したなぁと思い、嬉しく感じています。



にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

皆さんのクリックがとっても励みになります!

【日本ブログ村】ポチっとお願いします~


【告知です!】

日頃の生活を離れ、ゆったりと過ごすお時間はいかがでしょうか

同じ境遇を持つもの同士、悩みを語ったり、

判らないことを聞いてみたり、

互いの経験を交換し合って、問題をひとつひとつほどいていく・・・・

そんなグループを目指して、開催しています。


発達障害支援:大阪家族限定グループワークのご案内

2011.04.08(金) 10:00~14:00

大阪市北区・中央区の貸し会議室にて開催!

少人数(10人)制 要予約





AD