我が家の近所に

個人経営の昔ながらのパン屋さんがあるんです。

 

 

 

外の看板は色あせてて

店内もほんとうに昭和な佇まい

 

入り口の扉を開けると

パンの並ぶ棚とレジ台がある小さな店先

大人が3人も入ればいっぱい

 

そのレジの後ろの

ガラス張りの調理場で

おじさんはいつもラジオを聴きながら

ぼんやり外を眺めている

 

 

 

『ベイク サトー』

これがこのパン屋さんの正式名称らしいけど

(看板にはそう書いてあるからね)

我が家では『おじさのパン屋』って呼んでる。

 

朝一番で焼き上がる食パンはとても美味しい。

一本(3斤)600円っていう値段も5人家族には嬉しいところ。

昔ながらの素朴な味です。

 

他にも

コッペパンにピーナッツクリームとかジャムが挟まってるパン

チーズが練り込んであるパン

焼きカレーパン

サンドイッチなど

 

どれもなかなか優しいお味で

あまりパンは食べない我が家では

お休みの日のお楽しみになっています。

 

 





このパン屋の店主のおじさん♪

なかなかのお話し好きなんです。

はじめて行ったときから

フレンドリーに話しかけてくれてました。

 

そして

どうも子ども好きらしく

チビはよく絡まれて

おまけにラムネとか(お菓子のね)

食パンで作ったラスクとかくれるので

おじさんとお話しするのが楽しいみたい。

 

 

 

我が家の長男くんは

このパン屋さんのパンには胃袋を掴まれてて

買いには行くものの

このおじさんトークが苦手...

 

内向き期(この表現いいよね^^)の頃は

行く前に買うパンを決めて

(目当てのパンがなかった時のこともシュミレーションして!)

最短滞在時間でクリアすることが最大ミッションだったみたい。

 

それでも食べたい!って思うくらい

好きな味なんだろうな~って

思っていたんです。

 

 

 

今日、久しぶりにチビと2人で

「おじさんパン屋」へおやつのパンを買いに寄ると

奥に居たおじさんが

ワタシの顔を見るなり飛び出してきて一言。

 

「あの、時々来るお兄ちゃんはお宅の息子さんね?」

ワタシとは一緒に来たことないから

チビを通してやっと繋がったみたい。

おじさん嬉しそう。

 

「彼さ、最近よく笑うのよ。

はじめの頃はさ、来てもなんか話しかけると

とたんに表情が硬くなって

ムッとしちゃったりしてさ。

ところが、最近はよく話しするし

笑うと結構いい男じゃん!ねえ~。」

 

 

 

こんな所にも

観ててくださる方が居たんだ!と

本当にうれしくて、思わず「ありがとうございます!!」って

叫んじゃいました。うれしいな~。


 


実はね。

長男くんも

「おじさんがさー話しかけてくるの

結構リハビリになってんだよねー^^;

変化球が多いからー」

なんて言ってましたわ。

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ここにも春♫













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おはようございます♫歌音です。

我が家の長男くんは、
先日17歳になりました。
世間的には「高校生」ですが
高校進学はせずに自宅で日々を過ごしています。

これを世の中では「不登校」というのか?も
すでにわからなくなっている親なんですけど笑

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弟の相手をよくしてくれます♫






これまでの彼のことを
これから少しずつ書いていこうと思いますが
昨日、記念すべき再スタートをしました。




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彼が大好きな藤野の自然




17歳の誕生日に奇跡的な出逢いをして
本当に生まれ変わった彼が
その後しばらくして
「またバイト行こうと思うんだよね。」と。




昨年の夏
ほんの3ヶ月ほどでしたがお世話になった
パン屋さんがありました。
そこの所長さんのことはとても信頼していたので
また相談してみたいとのこと。



私 「どんなことしてみたいの?」
息子「土とか触りたい…畑仕事とか?」






ほ~う音譜音譜



早速ご相談したところ
「ちょうど畑の人手を探していたところ!」
という、なんとも絶好のタイミング♫で
話はあっという間に決まりました。






そして昨日。
初出勤日。






お天気が少し怪しかったのですが
これもタイミング?なのでしょうね~(^。^)
お昼過ぎには晴れ間も出たので
しっかり午後までお仕事して帰宅しました。














そして開口一番
「楽しかった~~!
今まで生きてきた中で
一番充実してるかも!!」

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笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き




よかったね~~✨✨✨





なんて素晴らしい日だろうか!
私もこの人生捨てたもんじゃない!って
思わせてくれたこの息子の魂に
心から感謝します♫











おまけ
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疲れてるけど満たされててなんか嬉しい~~(^ ^)
夕飯のアジを捌いてくれました✨
作業が丁寧で安心の仕上がりです💕














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笑わないこと

テーマ:
こんばんは♪歌音です

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我が家の3番目
屈託なくよく笑います♪
笑う門には福来たる
そんな事を解っているかのような天真爛漫さ

私はこの笑顔に毎日癒されています♡



image
そんな彼の兄貴(抱っこしてるのは従弟)
ほんの2、3年前のこの微笑みは今何処...


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弟をかまって遊ぶ姿も見なくなりました...


今年に入ってからは
部屋からもあまり出てこなくなり
しゃべらない・笑わない・いっしょに行動しない
な~んて3拍子♪


そんな彼にも
雪解けの大地のような 
氷が溶けて水が流れ出すような
春に近づいているみたいです


親としては
早く何とか動き出してほしい!と
つい 本人の気持ちも考えないで勝手な思いを
抱いてしまうのですが


彼が選んで決めた事をとにかく支えていく!と
丁度一年前の春に
私は覚悟を決めたのです

どんなことがあっても
彼が自分で考えて進もうとするために必要なサポート



時々揺らぎます

親でも大人でも ひとりの人間ですから

そんな時に3番目は笑っていいます

「だいじょうぶ、母ちゃん?」

そして小さな手で

頭をなでてくれます

やさしい手




ありがとう♡
君にとっても大好きな大切なお兄ちゃんだもんね











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アドヴェントの日々

テーマ:
こんにちは、歌音です

いよいよ12月


アドヴェントの月になり

子どもたちは毎日教室でろうそくを灯し

アドヴェントカレンダーをめくり

お話しを聴いたり、歌をうたったりして

その日を楽しみながら待つのです。


私も子どもの頃に
このことを知っていたら
どんなに豊かな時間を過ごせただろうか?


今からでも遅くはないのですよ



そうなんです!

今年初めてミツロウろうそくを作りました~

手作りろうそくの会の方たちと一緒に。


ミツバチたちが夏の暑い太陽の光の中
せっせと働き集めた花の蜜から取れたミツロウ。

大切に受け継がれた製法で
静かにゆったりと作ったろうそくです。


このろうそくと
先日子どもが持ち帰った勇気と希望のリンゴろうそく

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共に灯して
お休み前のお話し時間を楽しみます。



なんて素敵な!

こんな生活がやってくるなんて夢みたい

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いつもはやんちゃな次男くんも

お話しを聴いてろうそくを消すと...


あら不思議!

すぐに眠くなっちゃうんですって




ろうそくには、不思議な力がありますね。

アドヴェントの庭

テーマ:
あっという間に...12月

今年は(も?!)早かった~ そして充実してました

それは 本当にありがたいことです。


先日、子どもの学校であるセレモニーがありました。

「アドヴェントの庭」 小学校1年生だけの会です。


アドヴェントとは

「待つ」という意味のラテン語から派生しているそうで

12月24日の聖誕祭までの日々を

静かに 心豊かに 過ごすためのもの とのこと。



クリスチャンでもなく

アドヴェントカレンダーくらいしか

知識のない私たち家族でしたが

このセレモニーを前に

先生から伺ったお話には

とても興味深い
精神的な成長を促す意義がありました


☆先生のお話から

冬至に向かうまで、光がどんどん少なくなっていく時期の今

(冬至以降は光が強まっていくが)
自然も夏至の頃の勢いづいていた時期
から徐々に木々や
草花も枯れてその勢いを内に向けていく季節になる。     
当日はもみの木で渦巻き状に道が出来ていて中心には
火が灯っている。
その中心に向かって子ども達は
りんごろうそくを持って歩いていき
火をもらってそれを置いてくる。
渦巻き(渦をまく)というものには凄い力がある。
外から暗い道を歩んでいくが、ひとつの明かりを頼りに
渦の中へ入っていくということは、怖いことかもしれない。
でも、他の子が置いた光が自分の道しるべとなって返ってくる。
ということが無意識的な部分への働きかけになる。
人生は一人で歩んで行くものだが様々な困難があっても
そこから希望を見つけ出す力=勇気を得るためには
自分の内なる声に耳を傾けることが大切である。
「信頼と勇気」を体験してほしい。
必ず私は守られているという安心感を得られる機会にしたい。
自分の五感のひとつを研ぎ澄ましてみると、安らぎを感じる。


シュタイナー教育では
よく知られたセレモニーなのですが

初体験のそれは 本当に感動的でした。


休日の夕方、学校に集まって
薄暗くなりかけた教室で静かにその時を待ちます。

親と子どもたちは別れてそれぞれの場所へ。
とにかく静かに...。

子どもたちは
担任の先生から
森をさまよう旅人の話しを聞いたそうです。



ある旅人が暗い森の中をさまよううちに
ひとつの明かりを見つけました。
その明かりは、森に棲むこびとが灯していた明かりでした。
こびとは、その明かりを旅人に分けてくれました。そして
流れ星が落ちた所にいる人にその明かりを配るように
と伝えます。
旅人は自分が明かりを見つけた時の気持ちを想い
こびとに約束をして旅を続けました。
旅人が届けた明かりは、人々に勇気と希望を与えました。


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暗い部屋にひとつだけろうそくの火が灯り
ライヤーの調べが静かに響いているだけ。

小さな子どもたちにとっては
心臓がドキドキして怖さもあったのではないでしょうか。

一人ずつ、先生から受け取ったりんごろうそくを手に
勇気を振り絞って渦の中に入っていく姿を

ただ静かに

見守り続けた大人たち。


誰一人として
逃げ出したり騒いだりする子はいませんでした。


全てのろうそくが灯った時
その明るさの
なんと明るいこと。


暖かく ゆったりとした時間が
日々過ごせるように アドヴェントがあるのだと
心から思えた時間と空間



子どもをただ黙って見守ること。

親に出来ることはそれしかないのかもしれない。

そんなことを感じたセレモニーでした。

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