【彼女の恋した南イタリア】 - diario カプリ島・アマルフィ海岸・ポジターノ イタリアリゾート最新情報    

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【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -ティベリウスの宮殿、想像図



カプリ島 ローマ皇帝12のヴィラのお話です。



前回の番外編で



ようやく 12のヴィラの名前の


でどころにたどりつきました。


【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -ローマ皇帝12のヴィラの名前のでどころ
とお話ししました。


 今、すこしづつ読み進めていますが


いつまでかかるやら・・・


(いままでのところ、考古学的な話が多く、

 

 それぞれのヴィラの由来や、逸話などは

 

 まだ見つかっていません。)



今回は、



先週、全て出揃った

ヴィラの位置(一部推定)などから


出てきた ナゾや疑問 をあげてみたいと思います。



【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島ローマ皇帝12ヴィラの全地図



 まず 


最初の疑問は、



 1. なぜ 島の南西、ミリエッラ (Migliera) の高台には Villa が建てられなかったのか?



 ここです。

 

【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島皇帝12ヴィラ空白のミリエラ



 地形図を重ねてみるとこうなります。

 

【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島皇帝12ヴィラ空白のミリエラ




 カプリ島全体を このように俯瞰して、


 他のVilla に共通する立地条件を考えあわせると


  

   現在でも見晴らしの良い高台であるこのミリエッラ 




【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島皇帝のヴィラ空白のミリエッラ


 (西側からみた ミリエッラ


そうです、あの


  『カプリは好きだけど、青の洞窟はもういい。』 というアナタのためのホテル


   がある ミリエッラです。
 

が Villa のない ”空白地帯” となっているのには


なんとなく 違和感を覚えます。



 


 

  ローマ皇帝の時代、 日本で言う ”鬼門” のような概念があったのでしょうか


   先人、 ギリシア時代も手つかず、だったのでしょうか?




 次の疑問は



 2. Villa が建てられた順序と年代 はどうか



   もっと簡単に言うと、どこまでが アウグストゥス(Augusto) の建てたもので


   どこからが ティベリウス(Tiberio) のものか・・・



     (一番上の写真は20世紀初頭に描かれた

      ”カプリ島 ティベリウスの宮殿” の想像画、

      建物の階層、規模などからは Villa Jovis に相当するが、

      実際の遺跡からみた レイアウトは異なる。)



   

   ヴィラが全部で12 あるのは、 ギリシア神話の12神に 奉げたため、


   という 話がありますが、


   アウグストゥスが ギリシアの文化や信仰を重んじていた (とされている) のと


   同じように、ティベリウスもそれを継承していたのでしょうか?


 

    それとも、アウグストゥスの時代にすでに ”島内に12のヴィラを建てる”


   という構想があったのでしょうか???



    また、 Villa Colle del San Michele  のように 


かつてのギリシア神殿の跡地を選んで Villa が建てられた 


という説がありますが  アウグストゥスの頃、


   どれだけ ギリシア神殿の跡が残されていたのでしょうか ???




 3. ヴィラの用途、目的



     2.とも重なりますが 


   上の地図 から わかるとおり 


すべてが完成していたティベリウスの時代には


   ”島内ヴィラだらけ”  になっていたはずです。



    確かに カプリ島、エリアそれぞれに 趣の異なる 美しい風景が


    今でも望めますが


    それにしても ”Villa 密集地。” 



   飽きっぽい 皇帝が 季節ごと、気分ごとに 次々と住み替えた、


   というのも ありえない話ではありませんが・・・



    やはり  居住という 実用よりも、 なんらかの宗教上の理由、


   があったのかもしれません。 

 

     

    (いや、あったのでしょう。 アウグストゥスはカプリにも


     専属の占星術師をつけ、自らもそれを習っていたともいわれます・・


     当時のカプリ島は、防衛、軍事目的でここまでの整備をする必要は


     なかったと思われます。)



    ギリシア神話以外にも、  両皇帝を引き付けるものがあったのでしょうか・・・


  

     キリスト教 以前 のローマ時代です。



     ひょっとすると 皇帝は カプリ島を  自分たちの "神殿の島” 


     にしようとしていたのかも知れません。



 (つづく?)



  

  ■ カプリ島 ローマ皇帝12のヴィラ の全リスト はこちら





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今朝は


アマルフィ海岸プライアーノ(Praiano) 


今年の 炎の祭典


サンドメニコのルミナリア



【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -幻想的なプライアーノのルミナリア


の様子をヴィデオでお送りしました。








【彼女の恋した南イタリア】 ~ diario-forza SANRIKU


【彼女の恋した南イタリア】 ~ diario-カプリブルー ジーノ こんな人が書いてます。

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ピコピコの話、つながりました?

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【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -ローマ皇帝12のヴィラの名前のでどころ



 先日、カプリ島の地図上ですべての位置(一部推定)を


ご紹介した 



【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島ローマ皇帝12ヴィラの全地図






ローマ皇帝 アウグストゥスとティベリウスの12のヴィラ ですが



ようやく、その名前 のでどころにたどりつきました。





ロザリオ・マンゴーニさん (Rosario Mangoni)  の著書



Ricerche Topografiche ed Archeologiche sull'Isola di Capri


da Servire di Guida a Viaggiatori (ながっ)


上の画像が表紙ですが 訳すと



旅行者のための 

カプリ島 の 地形学と考古学  (カタっ)



というところでしょうか。


1834年に ナポリで刊行され、 100年以上後の1983年に再版されてます。



当時の ちょっと(いや、かなり)こってりした 


旅行ガイドブック、のようです。



 ここに、


カプリ島で訪ねるべき、名所旧跡について つらつらと書かれていて、


その中に、表記の


ローマ皇帝12のヴィラの名前が出てきます。


 (名前リストだけでなく、それぞれにこってりと記述があります。)



たとえば、先日紹介した


 12番目のヴィラ Villa di Monticello の最初のページはこんな・・・




【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -Villa di Monticello のページ



  確かに 


Rovine di Monticello undecima villa Augusto-Tiberiana



とあります。


  このように 12のヴィラそれぞれが名前とともに登場してます。


   ただ Palazzo a Mare のように、ヴィラ固有の名前で呼ばれるところは少なく、


   ほとんどが、 ”遺跡の発見されたエリアの名前" ですね。


   (上のも


    "モンティチェッロにある(あった) アウグストゥスとテイベリウスのヴィラの遺跡"

    
    です。)

  

  まだまだ ナナメ読みですが、 


  記述内容は タイトル通り、 地形学、考古学的にみた 


  遺跡についての解説が 淡々と語られていて、



   ティベリオがここでどうした、こうしたという 


   エピソードのようなものはまだ見当たりません。

    


  まさに、カッタい感じの ガイドブックだったのでしょう。



  1834年、青の洞窟発見の8年後 


   もう こんな本が出ていたのですね。




   それにしても 日本にいながらにして、


  こんなイタリアの古典? を オリジナルや テキストベースで


  読むことができるなんて、  素晴らしいことですね。

  


 


  ただ困ったことが・・・ ローマ皇帝のヴィラについては、


 これから、推測や想像の域で あれこれ 書こうと思っていたのですが、


 コレ、読んどかなきゃイケナイ・・・・





  




昨夜は


一度は挫折した禁断の領域


アマルフィ海岸の街をAKB48 メンバーにたとえると


アマルフィが前田敦子さん


【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -La Costiera AKB アマルフィ海岸を例えるなら


とつぶやいてました。








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こってり の上、 見るからに現代語じゃないな、というのもあるし・・・

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【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -モンティチェッロからの眺め




カプリ島  ローマ皇帝12のヴィラ  


ついに最後、12番目のヴィラ


ヴィラ ディ モンティチェッロ (Villa di Monticello)


のお話です。





前回は   




 今のアナカプリ(Anacapri) 市街の北西側にあった 


 ヴィラ ディ ティンベリーノ (Villa di Timberino)


 のお話をしました。




今回の ヴィラ ディ モンティチェッロ 


に関する情報も、ほとんどありません・・・


   (現在 情報探索中です・・・)



前回同様、

現在の地名などから 推定していくしかありません。



現在アナカプリに残されている 地区名、同名の通り (Via Monticello)


と、その名前から 推定される立地場所はここ。




【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -Villa di Monticello の場所



 前回ご紹介の テインベリーノからもそう遠くない、


アナカプリ市街の南西端です。


残念ながら 



 ここは現在も比較的平坦な土地が住宅地 (とブドウ畑?)になっており


航空写真を見ても、


かつてのVilla の片鱗を感じさせる地形は見当たりません。



 ただこのエリアの南西側は、


降雨がつくった川 (Rio della Cesa) が 


土地を侵食してできたとみられる渓谷状の地形になっており、


南からみると、小高い丘のように見えた可能性があります。


 (一番上の写真は Monticelloのエリアから)




 ようやく 出そろった カプリ島の12のヴィラ、



全部の(推定)位置をいれた地図は このようになります。





【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -カプリ島ローマ皇帝12ヴィラの全地図



 

   この ローマ皇帝の12ヴィラ全(地)図 を見て、



  いろいろな 疑問や、想像が わいてきませんか?



    そうそう、前回の最後で ”断片的な情報は次回” と言っていたのは、



 ”Villa di Timberino は

   (Gradolaや) Damecuta のヴィラに接続されていた"


   

   という情報です。


   もしこれが事実だとすれば、上の地図の左上には、


  ”巨大な規模のVilla群" が構築されていた 


  (その規模は 単体の Villa Jovis を超える・・・) 


   ということになりますし、



   もし そこがそうなら、他のエリアのヴィラも????


   などという想像も ふくらみます。



    次回は、この12のヴィラ全体を眺めながら


 

   ナゾ と 想像 の お話をしていきましょう・・・




  

  ■ カプリ島 ローマ皇帝12のヴィラ の全リスト はこちら



 (つづく)

 


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今朝は


カプリ島の夏の風景をつづる




【彼女の恋した南イタリア】 - diario  イタリアリゾート最新情報    -Cruise Collection 2011 Capri


【Video】 3景



をお送りしました。





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・・・ 12 ヴィラの名前の出所情報が見つかりました、現在その内容確認中です・・・


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