鈴鹿8耐優勝! | かんのぶのブログ

梅雨も明け毎日暑い日が続いていますが、先週末の26日は、鈴鹿が熱く燃え上がっていたようです。


ヤマハは今年の鈴鹿8耐に2002年以来のファクトリーチームが復活し、ライダーもこれ以上ないというくらいのメンバー、予選も圧倒的なタイムでPPを獲得!

もう優勝しか考えられないと思っていたら、見事にその期待にこたえてくれました。


今年はBSで放送していたのでちょくちょく見ていたのですが、スタートこそ悪かったもののあとはまったく危なげもなく、完璧な勝利でした。

今年、鈴鹿に行けなかったのが、本当に悔やまれます。

来年以降も鈴鹿8耐がヤマハの時代になってほしいですね。


             『19年ぶりヤマハ鈴鹿8耐優勝!』



2015年7月26日(日)、三重県鈴鹿市で、鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会の決勝が行われ、2002年以来となるファクトリーチーム「#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から中須賀克行選手、ポル・エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手の3人が「YZF-R1」で出場、204周を走破して1996年以来19年ぶり通算5回目の優勝を獲得しました。


午前11時30分、定刻にル・マン式スタートで始まった決勝では、スタートライダーを務めた中須賀選手のエンジン始動に時間がかかり、20番手前後まで順位を落としてしまいました。

しかし、6周目にトップグループの5番手に、14周目には3番手に浮上。そしてここから中須賀選

手は、2番手の高橋巧選手(ホンダ)のスリップストリームを使い、究極とも言える燃費走行を敢行します。するとこれが功を奏して、1スティント目を28周まで引っ張ってピットインし、これが後の戦いに余裕を持たせることとなりました。

2番手を務めたスミス選手の走行時には、ライバルの津田拓也選手(スズキ)が130Rでコースアウト、さらにケーシー・ストーナー選手(ホンダ)がヘアピンで転倒するというアクシデントが発生し、次々とライバルが後退・リタイアしていきます。

こうして2番手に立ったスミス選手は、ジョシュ・フック選手(ホンダ)とのマッチレースとなりますが、55周目の第1コーナーでパスしてトップに立つとルーティンのピットインを行い、エスパルガロ選手にマシンを託します。


エスパルガロ選手も順調にトップを快走しますが、ここでセーフティカー活動中の追い越しで30秒のストップ&ゴーペナルティが科せられることとなります。

そして、エスパルガロの次に出走した中須賀からマシンを受けたスミスがペナルティを消化するも、再びトップ争いは接戦に。

しかし、3ライダーそれぞれの速さでライバルに勝る#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMは、レース終盤にトップを不動のものとすると、6回のセーフティカーが入る荒れた展開でチーム目標の218周には届かなかったものの、19年ぶりの優勝を果たしました。


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