畑の地盤調査 | 広島の建築設計事務所のダイアリー

畑の地盤調査

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今日の朝一、「上根の家」の建設予定地での地盤調査に立ち会ってきました。

地盤が柔らかいか、硬いか、またその深さは?など状態によって

工事費が変わってきます。

毎度のことながら気になり、見てきました。

これがスウェーデン式サウンディング試験機。

先端のとがった棒を回転させながら地中に入れて、抵抗値を測定する機械で、

住宅では一般的な調査方法です。

調査では表層1mくらいまで、比較的柔らかいことが分かりました。

 

その他敷地について気になっていたことがあります。

ご覧の通り、敷地は黒いシートで覆われています。

元は畑だったという事ですが、その前は水田だった可能性も考えられます。

 

以前敷地を見に来た時、近所のおじいちゃんは「ずっとここは畑よ。土も黒いじゃろ。

大昔、大山が噴火した時、その火山灰が降り積もった関係で、こんなに黒いんじゃ」

と言っていました。

 

ですので、ずっと畑だったのだろう、とは思ってはいたのですが、

どうしても気になって、シートを剥いで土を見たり、試験中水田だった痕跡は

出ないか、など私なりに調べてみました。

 

調査結果がくるのは約1週間後。

ベタ基礎のままでいいのか、地盤を補強しなくてはいけないのか。

いつもの事ながら、少しドキドキです。