SHIROBAKO

あれ?

 

 

このテーマ、なかったんだ~。

みたいな。

 

 

大体、原作のあるアニメの話をしていることが多いので

アニメというより、本だったり漫画だったりしちゃうからですかね。

 

 

SHIROBAKOは

前の会社で仲良くなって、

今でもカトク友達の韓国人の男の子が

お勧めしてくれたアニメです。

 

 

アニメ会社がつくる、アニメを作る話、で

実は私の仕事とはあまり関係のない話ばかりなので

私自身も

“へ~、そうなんだ~”

という感じで、新鮮な内容が盛りだくさんなんです。

 

 

見ていて、とても元気が出る話っていうか。

 

 

実は、これを見る数年前に

その時、勤めていた会社に来た仕事で

“花咲くいろはみたいな感じで”

と言われたことがあり、

その時、参考に“花咲くいろは”を見たんです。

 

 

SHIROBAKOも

なんとなく内容的に似ているなぁと思ったら

同じアニメ会社が同じテーマで作っていたアニメでした。

 

 

花咲くいろはもSHIROBAKOも

“働く女の子”シリーズと言われているらしく、

そういう意図があるアニメなので

見ていて、なんだか元気をもらえる感じがするようです。

 

 

~ここからネタばれあり~

 

 

SHIROBAKOというのは

アニメの納品の状態になったDVDディスケットのことを言うようで、

昔はたぶん、ビデオテープとかだったんでしょうね~。

 

 

地方からやってきた5人の女の子たちが

アニメのいろんな分野の仕事に就いて

お互いを励まし合いながら

いつか一緒にアニメを作ろうね!と

頑張るお話で、

まあ、現実的にはちょっとあり得ないシチュエーションもありながら

なるべく現実的に描かれているのがこのアニメの特徴です。

 

 

アニメ、というと

日本では本当に数多くのアニメがありますが

実は内情は非常にしんどい状態で

声優はあふれかえっているし、

アニメーター(キャラが動くセルに鉛筆で描いていく人)は

どんなに数をこなしてもそんなにお金にならないし、

能力があってもなかなか認められるチャンスに巡り合わなかったり、

制作進行は胃に穴が空きそうな毎日を送る~。

 

 

ほんと、よくまあ、崩壊しないな、この業界、

みたいな。

 

 

でも見ていてやりたいなぁと思うのが

セル画に絵を付ける仕事。

 

 

こういう単純作業が好きなんですよね~。

 

 

昔はセル画と言ったら、

ポスターカラーをセルの裏から

塗って行かなくちゃいけなかったので

色を作る人、という仕事もあったようです。

 

 

今ではコンピューターでちゃちゃっと塗っちゃう。

 

 

原画(セルに鉛筆でキャラが描いてあるもの)さえ

線が切れていなければ、

そんなに難しくないんじゃないかなぁなんて・・・。

 

 

塗り絵みたいな感覚?

 

 

ま、やってみたら、結構面倒かもしれないですけどね。

 

 

途中まで非常に仕事ができないトラブルメーカーだった

高梨太郎というキャラクターがいるんですが、

最初こそ、本当にどうしてクビにしないんだろう、

というくらい、トラブルメーカーでしたが

次に中途採用で入ってきたひねくれものの平岡さんとの絡みが

なかなか良かったです。

 

 

平岡さんはアニメ業界に夢を抱いて入ったものの

現実の厳しさに打ちのめされて

自分もブラックに染まってしまったという~。

 

でも、その心の奥底には

本当はもっといい仕事がしたいという思いがあって、

それを自分自身で否定しようと必死になっている、

みたいな、ややこしさがあります。

 

 

それで結局、周囲に溶け込まず、

トラブルを起こしてしまうんですが、

不幸中の幸いなのか、不幸中の不幸なのか

その件で高梨太郎に気に入られ、

早く帰れた日に、太郎に引きずられて一緒に呑みに行くんです。

 

 

ここで行かないと突っ張らないあたりが

社会人ゆえなのか。

 

 

引きずられながらも一緒に行っちゃうのが

私的にはちょっと面白かったです。

 

 

で、そこで半分酔いながらつらかった過去をちらっというんですが、

それを聞いた太郎が、GOOD JOBなフォローを入れ、

平岡もちょっと丸くなり始める、みたいな。

 

 

あ、太郎、いらない奴じゃなかったんだ感があって

アニメ全体の雰囲気がちょっとよくなりましたね。

 

 

でも、相変わらず自己評価の高すぎる太郎には

社員全員、外部の人たちにも

ガンガン突っ込まれていて、

そういうのも面白いです。

 

 

皆が働いている中、

一人学生ということで焦っていた後輩のりーちゃんも

先輩を手伝いたいという思いから始めたことから

どんどん目の前にチャンスが広がっていくさまが

またよかったです。

 

 

焦っている分、小さなチャンスをもつかもうと、

出会ったシナリオライターさんに弟子入りを申し込んだり、

今どき、こんなに積極的に何かをしようという人って

あまりいないんじゃないかなって思います。

 

 

最後に一番うだつの上がらなかった声優志望のずかちゃんが

やっと巡り合えたチャンスを掴んでアフレコに来た時、

その時、与えられたセリフもセリフなんですが、

それを聞いてたおいちゃん(制作進行)と一緒に

私も泣けました~。

 

 

皆が自分の夢に向かって試行錯誤しているさまを横目で見ながら

おいちゃん一人、何がしたいかわからない自分に悩んでいて、

作品全体のテーマとしてちょくちょく出てくる、

“夢(目標、ゴール)があるからそれに向かって何をしたらいいのかがわかる”

というのは、

私も現在進行形で探しているテーマで、

この作品の登場人物たちのように

早く、自分の夢を見つけたいです。

 

 

夢、というと程遠く聞こえるけど、

5年後、10年後、老後、

どういう自分になりたいか、

どういう暮らしをしたいか、

そういう具体的なものが見えてこないと、

今、やらなければいけないことが見えてこないし、

何も変わらない。

 

 

変わらないだけならいいけど、

今、日本でも問題になっている

自力で生活していけないレベルになったりすることもあり得る。

 

 

この作品では結構シビアな内容もちらほら出てきていて

仕事がうまくて速い瀬川さんは30歳くらいの設定らしいですが、

“あと30年はこれで食べて行かないと”

と言っていたり、

ベテランの杉江さんも

“できなければ食べていけない。

 食べていけなければ辞めていく”

と言っていたり、

他にも実力のない人間は使うな発言がちらほら。

 

 

世の中、甘くないよっセリフが結構あります。

 

 

食べていく、食べていけない、ということもありますが

それよりもまず、自分の夢、

現実的にどうなりたいか、をはっきり持つのと持たないのとでは

やっぱり未来が変わってくるというのは

いろんなところで言われている話です。

 

 

ま、こんな風に描くと

すごくお堅いアニメなのかなって感じがしちゃいますが、

主人公のおいちゃんがとっても前向きなので

作品全体としては明るく乗り越えていく話になっています。

 

 

そこいら辺は花咲くいろはと同じかな。

 

 

最近、仕事中は大体SHIROBAKOを流していて

ほかのアニメもみたいな、と思いつつ、

くだらないアニメも結構多いので

何を見たらいいのかわからない。

 

 

あまり内容が面白すぎるアニメだと

今度は仕事ができなくなっちゃうので

ダメなんですよね~^^;;

 

 

しばらくはエンドレスSHIROBAKOかも。^^

(中学の時からテレビデオが自室にあったので

 同じものを何度も繰り返してみてしまう癖がある)

 

 

あまりにも何度も見ているので

上の娘はオープニング曲を覚えてしまったりしています。^^;;

(大体、私が仕事をしている後ろで勉強してたりネットしてたりする)

 

 

見たことがない方はお勧めのアニメです。

 

 

アニメってこう作られるんだ~とかいうのもありますし、

そうだよね、社会って厳しいよね、という共感も得つつ、

おお、なんかやる気が出てきたっていう元気がもらえるアニメです。

 

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