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2015-06-06 13:01:28

トニー賞2015勝手に大予想!?

テーマ:演劇
またまた久々の更新になってしまいました。

今日は、にわかに騒がしくなってきたトニー賞のことを書いてみたいと思います。

なんたって、今年は我らが渡辺謙さんがノミネートされていますから、今まで全くトニー賞のことを知らなかった人も、演劇に興味なかった人も興味を持っているのではないでしょうか。

発表は日本時間の月曜朝8時ですから、もう待ち遠しいですね。

実はほぼ毎年ニューヨークに行き、その年の話題作をブロードウェイで観てくるようになって5~6年経つんですが、昨年トニー賞発表の前に行くと楽しみが倍増することがわかり、今年も先月仕事を兼ねてニューヨークに行ってきました!

もちろん、ケン・ワタナベの「The King and I」はノミネーション発表の前からチケットを押さえていたので、偶然にも前から三列目が取れました!

今回、ミュージカルリバイバル作品で、作品賞、主演男優賞他9部門でノミネートされている「王様と私」

正直言って始まるまでドキドキでした。渡辺謙さんが、あのリンカーンセンターの大舞台でブロードウェイのベテラン女優ケリーオハラ相手にどんな演技をするのか・・・。最初の30分位はハラハラしながら観ていたのですが、そんな杞憂もどこかへ吹っ飛び、いつの間にか「王様と私」の世界に引き込まれていきました。渡辺さん演じる王は封建的なタイの独裁者でありながら、御茶目なところもあり、そのあたりの人柄が実によく出ていて、もうクライマックスのダンスシーンとそこから一気に展開していくところは、手に汗握り、気が付くと涙を流していました。

それは王の不器用だけど好奇心が旺盛で、新しいことに耳を傾けチャレンジしていこうという、気高いスピリットの持ち主である人物を巧みに浮き彫りにしていたからで、実は渡辺さん自身が日本人としてこの舞台に果敢に挑んでいる姿と見事にシンクロしていたからです。

そこで、ハタと気づきました。そこまで計算して、演出家のバートレット・シャーは彼を起用したのではないかと。だから、前半のぎこちない感じも王が心を徐々に開いていく過程とシンクロしていたのか、と。

ダンスを教わるシーンでは、ジョークを飛ばしたり、スカートをめくったり、と茶目っ気を出すのですが、そのあと華麗に踊ります。しかし、渡辺さんは裸足です。さぞかし難しいし、足が痛かったのでは・・・。実は、私が拝見した日、あるシーンで何番目かの夫人が滑ってコケてしまったのですが、その時も渡辺さんは動じることなく、王としてさっと彼女に手を差しのべ助けたのがとても印象的でした。

カーテンコールでは、主演の二人が出ると、全観客のスタンディングオベーション!ケリーも素晴らしかったけど、やはり私は渡辺さんの演技力と血の滲むような努力に頭が下がる思いでした。終演後、ダメもとで楽屋口に行きまして出待ちをして、感想を伝えたら、ささっとサインをして、「気をつけてね」と言って下さいました。白いコートを着て颯爽としていて、カッコ良かったなあ。




そして、今回のもう一つの大きな目的は、ドラマ「SMASH」でファンになったクリスチャン・ボールを生で観ることで、彼が出ていたのは「Something Rotten!」。こちらは10部門でノミネートされています。

ミュージカルって実はこんな風に誕生した!?というオリジナルストーリーなんだけど、これがもうおバカだけど、知的な笑いも満載で、文句なしに楽しいミュージカル。なんたって、ウィリアム・シェイクスピアがロックスターできゃあきゃあ騒がれるんですが、そのシェイクスピアを演じるのがクリスチャン。もう彼がプリンスさながらにセクシーで歌は抜群にうまく、SMASHの役とは全然違って、更に大ファンになりました。

このシェークスピアに挑んで、二人の兄弟がミュージカルを創れば?と世界で初めて歌う芝居を創るんですが、随所に色々なミュージカルの名作のパロディエッセンスとシェークスピアのセリフが盛り込んであって、これも超楽しい。ちゃんと「王様と私」のことも出て来るんだけど、「あー、サムライね」と渡辺謙さんのことを言うところがまた洒落てました。
曲がものすごく覚えやすくて、見終わった後もずっと頭の中で鳴ってました。一緒に観た友達が英語はわからないけど超楽しかった!と言ってたので、これからブロードウェイに行かれる方にもおすすめです。

そして、こちらももちろん出待ち!キャー、大好きなクリスチャンは本当に良い人で、サインに写真に、なんとツイッターのリプも返してくれました!家宝にします!!





最後のお薦めは、この人近いうちに大スターになる!という逸材を発見。
作品は『The Curious Incident of the Dog in the Night-Time』で、原作は小説で邦題は「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ですが、イギリスのローレンス・オリビエ賞を最多の7部門で受賞し、満を持してのブロードウェイ進出。6部門でノミネートされているストレートプレイですが、この演出家のマリアンヌ・エリオットが凄い!どういう脳みそだろうかと思うほど、奇抜でユニークな演出をし、ものすごく勉強になった。
舞台の使い方、演技のさせ方、役者の配置、転換、照明、セットすべてに置いて新しい。こんなの観たことない、という感じで刺激的でした。
その演出家の期待に見事に応えて演技しているのが、新人のアレックス・シャープ。彼は去年ジュリアードを卒業したばかりの25歳。アスペルガー症候群で人とうまくコミュニケーションできない15歳の少年役を巧みに演じていて、彼の熱演に心を打たれました。
で、恒例の出待ちをすると(既に癖になってますね)、素顔は全く違う爽やかな青年で、彼も快くサインと写真に応じてくれまして、なんとツイートもリプしてお気に入りまでしてくれて!!







嬉しいったらありませんでした。これから彼のことは注目していこうと思います。

この3人には是非ともトニー賞獲ってほしい!っていうか、獲ると思う。

作品賞も獲れるのではないかしら・・・。と勝手に予想してみました。本当に明日が楽しみ!

それから、皆さん、ブロードウェイは出待ちができるんですよ。向こうの大スターは実にフレンドリーに優しく対応してくれます。これも旅の良い思い出になりますから、是非試してみてください。
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