最近気付いたのだが、どうやら自分は冬が苦手のようだ。
理由は以下に述べる二つの理由に集約される。
1・寒すぎてあらゆるモチベーションを奪われる
2・ファッションが画一化する
1について補足しよう。
今年の冬ははっきり言ってくそ寒い。
自慢じゃないが、俺はこの2ヶ月ほど、ヒートテックタイツを穿かずにいられなかった日はない。況や寝るときもや。
そんあクソ寒い毎日。
それゆえ休みの日はすぐにやる気破壊兵器こたつから出てこなくなる。
こたつは人をダメにする。
春になってほしい。春になれば若葉が茂り、虫や動物たちが始動し始めるように、自分もこたつという閉鎖的空間に居住するのではなく、もっと開かれた外的空間へのアプローチをするに違いない。
要するに寒いと家から一歩も出る気がなくなる。
人間だもの。
かつお。
\磯野~野球しようぜ~/
2について補足する。
これは個人差があるだろうが、冬はファッションが画一化する季節だと俺は思っている。
というのも、数少ないアウターを着まわさざるをえないからである。
自分が抱える冬の先発投手はユニクロで購入したダウンショートジャケットとジャナスタのPコート。
私服を着る際はひたすら中二日で連投させているのが現実。
なぜならクソ寒いからである。
クソ寒いから少しでもあったかい服装しようとすればユニクロダウンに頼らざるを得ない。
実用性を最重要視してしまうから、服装も画一化する。
私服の際は常にウニクロダウンを着用し、代わり映えの無い日常に埋没したかのような錯覚にとらわれることになる。できる抵抗といえば、パンツをチノパンにするかジーンズにするかぐらいだ。
春になれば、毎回同じアウターという画一化された没個性になることはなく、色々な着こなしが楽しめるはずだ。
早く春になってほしい。。。
話は変わるが、最近読書熱が上がってきている。
なのでもしいい本があれば是非教えてほしい。時間を作って読みたい。その代わり自分からもおヌヌメ本を自己満で書いてみる。
◎貴志祐介
⇒最近だと「悪の教典」で話題になってる著者。この人は人間の悪いところ、ゾッとするところを書くのが本当に秀逸。クソ寒い季節に読むと、更に背筋が寒くなるような。「黒い家」にはデビュー作とは思えないくらい、ゾッとする狂った人間が出てきますしね。怖いところは、作品の世界観が現実とかけ離れてないところかな。「悪の教典」もそうだけど、身近にいる人間が持つ怖さというものをこの人の作品読むと感じることが多いです。個人的に好きな作品は「新世界より」です。あ、あと文章が上手いというか、続きが読みたくて仕方ない作家だと思います。俺はこの人の作品のおかげで、食欲が読書欲に勝てないこともあるのだと悟りました。
◎雫井修介
⇒最近だとエリカ様主演の「クローズドノート」原作者。この人も貴志さんと同じというか、続きが気になってしょうがない系作家だと個人的に思ってます。最近の作品だと「つばさものがたり」があって、「クローズドノート」同様キレイに泣ける作品出してます。(悪く言えばスイーツ系)しかしこの人は感動系だけじゃない。悪役を書くのがとってもうまく、ほとんどの作品に出てくる悪役と言うか嫌な奴が出てくるのですが、そいつらが大体「ざまあwww」と思えるような展開になるのです。これはすごいカタルシスです。この人のうまいところなのでしょうが、その嫌なやつが本当に嫌なやつなんです。それこそ作品読んでて、「うぜええええwwww」と思えるくらい。そう思えるようなキャラ書けるのって本当すごいですよね。一番好きな作品は「火の粉」です。キャッチコピーは「ふんんんっ! ふんんんんっ!」です。読まないとわかりづらいでしょうが…これは越してきた隣人の恐ろしさを描いた作品です。こちらも食事を忘れさせてくれる作品だと思ってます。
◎竹宮ゆゆこ先生
⇒「とらドラ」書いてる人。ライトノベルって本当にイラストで損してますよね。「とらドラ」に出てくるキャラクターがそれぞれ抱え持つ悩みとか葛藤って、誰かしら持ったことがあると思うのです。例えば第三者から見た自分と主観的な自分の食い違いとか。「誰もわかっちゃくれねえんだよ!一人なんだから!」と松岡修造が言うように、本当はわかって欲しい自分のことを誰にもわかってもらえない辛さが「とらドラ」読んでてひしひしと感じます。味があるキャラばかりです。ライトノベル=読む気にならないと思ってる人に読んでほしいなあと思う今日この頃。
というわけで、なんかおヌヌメ本あったら教えてください~