大学と予備校の違いについて(①)の続きです。

私が特に現役生に大学を強く勧める理由はここにもあります。そこらへんの予備校講師による、右から左のうわべだけの対比、「授業料だの教養が学べるだのなんやの違い」を見てもまったく意味がありません。

たとえば、下記のような動画が一般に公開されていますが、これを見て一体どのように思うでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=C7dYfp7z3s4


大学と専門学校の違い、これが事実です!完全100%受験生目線!


弘前医療福祉大学看護学科 退学者1名 中退率2.9%(H21)
弘前医療福祉大学保険学科 退学者2名 中退率2.2%(H21)

岩手県立大学看護学部 中退率:1.57% 留年率:1.83% 中退者:6名、留年者:7名(学生総数383名中)
獨協医科大学看護学部 中退率:1.41%
日本赤十字北海道看護学部看護学科 中退率1.7%(退学者2名)留年者数4名、留年率3.4%

共立女子大学看護学部(旧共立女子短大看護学科)中退率1%(在籍者数316名中、中退者3名)

聖路加看護大学看護学部 中退率0.29%(4学年合計で1名のみ:2008,2009年度) 留年率1.72%(2009年度)

東京女子医科大学看護学部 中退率0.3%(H23年度) 留年率0%

自治医科大学看護学部 中退率0% 留年率0%
※自治医科大学の看護学部は4学年まで順次進級できる制度のため留年者数は常に0です。


聞いたこともないような、カタカナ交じりの危険臭のする大学でもこの有様です。

聖マリア看護学院大学 (中退率10%程度)※ただし、前年はその2倍以上
2008年4月入学生数:117名 2012年3月卒業生数:92名 学位授与率:78.7% 退学者数12名 (中退率:9.75%(08期生)
2011年3月留年者数27名、退学者数20名、除籍者数3名、休学者数3名


ところが、看護専門学校というと、かのような状況です。

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首都医校看護学科2(一期生)68名入学⇒27名(3年生・昨年9月)41名退学・留年(退学・留年率60%以上
⇒語るまでもありません。

国立病院機構 横浜医療センター附属横浜看護学校(2008年退学率50%以上

社会保険中央看護専門学校(2010年退学率43%

山王看護専門学校(留年+退学率33%以上
国家試験受験者数 39名(新卒21名、既卒18名
⇒定員は30名ですが、10名を超える留年がいますので、2浪(実質5年生)が約3分の1います。

横浜労災看護専門学校(退学率:約30%かつ留年はほぼ絶望
国家試験受験者数 61名(新卒60名、既卒1名
⇒定員は80名です。「国家試験合格率」というどうでもいい指標のため、毎年20名程度を留年させるどころか退学にさせます。

戸田中央看護専門学校第一学科(退学+留年率33%以上
国家試験受験者数 94名(新卒79名、既卒11名
⇒定員は80名ですが、ここは120名程度採ります。120名入学者がいれば、退学者と留年者数の合計が約40名います。

千葉市立青葉看護専門学校(退学+留年率30%以上

千葉県立鶴舞看護専門学校
国家試験受験者数 48名(新卒33名、既卒15名
⇒入学定員は40名なので、2浪以上(5年生)が数名います。5名くらいはいる?

慈恵柏看護専門学校(退学+留年率30%以上
国家試験受験者数 61名(新卒57名、既卒4名
⇒入学定員は80名です。(H5年度より)

日本医科学大学校(旧称 日本医科学看護専門学院) 
国家試験受験者数 81名(新卒39名、既卒41名
⇒入学定員は40名ですが、2浪(実質5年生)がもはや当たり前のような学校です。

深谷大里看護専門学校(退学+留年率30%以上
国家試験受験者数 33名(新卒31名、既卒2名
⇒入学定員は40名なので、既に10名ほど退学あるいは留年になっています。留年が2名なら、退学者は8名程度います。

西新井看護専門学校(退学+留年率:約30%
国家試験受験者数 52名(新卒41名、既卒11名
⇒定員は35名ですが、留年が多く、国家試験受験者が入学者の定員よりもかなり多いです。

帝京高等看護学院 (退学+留年率25%以上
国家試験受験者数 155名(新卒128名、既卒27名
⇒定員は160名ですが、横浜労災と違い、留年をさせてまで卒業させようとする学校です。

済生会川口看護専門学校(退学率:約25%
国家試験受験者数 31名(新卒31名、既卒0名
⇒定員は40名であり、留年=退学となることが予想されます。

秩父看護専門学校(退学率:約25%
国家試験受験者数 30名(新卒29名、既卒1名
⇒定員は40名であり、済生会と同様、留年=退学となることが予想されます。

神奈川県立平塚看護専門学校(退学+留年率25%以上
国家試験受験者数 62名(新卒60名、既卒2名
⇒入学定員は80名ですが、H22年度の卒業生数は60名、H23年度の卒業生は56名しかいません。

博慈会高等看護学院
国家試験受験者数 47名(新卒23名、既卒22名)合格者数 31名 国家試験合格率 66%
⇒当ブログを見ている合格者もいるので、あまり悪くは書きたくないのですが、事実なのでしょうがないです。

毛呂病院看護専門学校第一学科
国家試験受験者数 96名(新卒76名、既卒20名

東邦大学佐倉看護専門学校(退学+留年率20%以上
国家試験受験者数 34名(新卒33名、既卒1名
⇒入学定員は40名ですので、退学者が7名以上います。留年をさせるより退学になる学校です。

湘南平塚看護専門学校(退学+留年率20%以上
国家試験受験者数 123名(新卒98名、既卒25名
⇒定員は120名ですが、2割程度の学生が留年しています。 

東京警察病院看護専門学校(退学+留年率:約20%
国家試験受験者数 42名(新卒33名、既卒8名
⇒入学定員は40名ですが、留年が多いです。

社会保険船橋看護専門学校 (退学+留年率20%以上
国家試験受験者数 34名(新卒33名、既卒1名
⇒定員は40名程度なので、既に7名程度の退学者がいます。

国際ティビィシィ看護専門学校
看護師国家試験受験者
受験者数28名(新卒16名、既卒12名
合格者数20名(新卒15名、既卒5名

土浦共同病院付属看護専門学校 (退学+留年率20%以上
国家試験受験者数 88名(新卒73名、既卒15名
⇒2浪(実質5年生)も複数いますが、既卒者の合格率が66.7%となっています。
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首都圏のそこそこの公立学校ですら、大学には到底及びません

都立板橋看護専門学校(退学率12%以上
国家試験受験者数 71名(新卒69名、既卒2名
⇒定員は80名であり、入学者はやや多めになりますので、退学者が10名以上います。

埼玉県立高等看護学院(退学率12%以上
国家試験受験者数 70名(新卒70名、既卒0名
⇒定員は80名であり、国家試験受験者数が70名で10名以上足りません。留年=退学とされる学校です。


もちろん、「卒業」という観点から、首都圏の看護学校でも優良校はあります。
下記は留年、退学者があまり出していない学校です。※ただし、2010年卒業時点(学校によっては年度によりかなりの変動あり)

◆神奈川県
藤沢市立看護専門学校 ※藤沢市立は首都圏の中でもダントツだと思ってます。
厚木看護専門学校   ※男子がかなり少ない学校ですが、女子にとって環境はよいでしょう。

◆埼玉県
国立病院機構 西埼玉中央病院附属看護学校 ※同じ病院機構でも横浜医療センターとは真逆です。
上尾市医師会上尾看護専門学校

◆千葉県
君津中央病院附属看護学校
国保松戸市立看護専門学校 

◆東京都
JR東京総合病院高等看護学園 ※年度によっては入学者=卒業者の時期もあります。
東京厚生年金看護専門学校  ※年齢が20半ばまでの女子であれば、卒業しやすい学校です。
八王子市立看護専門学校   ※年度によりますが、よい時期はほとんど留年・退学を出していません。
板橋中央看護専門学校 ※授業・実習は「ゆるい」といわれています。「卒業」という観点なら、女子にとってはよい環境です。

◆茨城県
茨城県立つくば看護専門学校 ※年度によります。
筑波看護学園 ※東アカの偏差値で茨城県最下位レベルですが、卒業しやすい学校です。

////首都圏最優良看護専門学校///
藤沢市立看護専門学校


【実習について】
何度も強調していいますが、大学の実習は半年程度で済むのが大半です。
※大学によりますが、大体6-7ヶ月程度です。

一方、専門はカリキュラムが異なっても大半は実習1年以上やります。


予備校の右から左講師はこういう現状も教えてあげないと、
その子のためには1円にもなりませんよ。

単に授業料が安いとか学力がないからレギュラーへ進学するなど、そんなのは理由になりません。社会人ならたとえ失敗しても、元の道へ戻ることを考えるなど、ある程度は軌道修正できますが、現役生でレギュラーをドロップアウトした場合、最初からやり直しになりますからね。

それまで取った単位を編入できる看護学校は首都圏には首都なんとかという学費がべらぼうに高い学校以外は存在しません。
大阪には何校かありますが、編入試験に合格できる保証もありませんね。
また、看護学校をたとえ3年次、残りの単位があと3単位や6単位だったのに退学してしまった、などという状況であっても大学へも編入することはできません。

一方、大学の場合、たとえば3年次に退学になってしまったとしましょう。実際、国公立の大学やそこそこの私立大の場合は普通の大学にある看護学、という位置付けですから、普通にやってれば留年も退学も心配もありませんが。仮に3年次にドロップアウトしてしまったとしても、ほかの大学の2年次あるいは3年次に編入することができます。

国外の大学、たとえばアメリカの大学へ目を向けたとしても、そのまま単位互換で日本の大学から3年次に編入できたりもします。

この場合、TOEFLのスコアを取得して、F-1VISAなどの申請を済ませ、書類を送れば入学許可が下ります。

日本の大学でも編入試験を受けずに、簡単な書類審査だけで編入できる大学もあります。日本福祉大学の福祉経営学部の通信教育過程というのがあります。ここの編入審査は実質倍率がほぼ1倍です。要は書類に不備がなければ簡単に編入することができますし、大学でそれまで取得した単位は「一括認定」してくれます。4年次へ編入することもできます。
仮に看護の道がダメであっても、ここの大学の3年次や4年次に編入することによって、在学中に社会福祉士などの資格を取得することはもちろん、学士も取得することができます。

すると、一般企業への就職など、別の道が開けるようになります。

しかし、看護学校を退学になった場合は何も得ることができず、人生に空白期間を作ってしまうことになるだけなのです。
※専門学校によっては留年すらさせてもらえない学校もあります!理由は国家試験合格率を高めるためです。「国家試験合格率の高さ=学校の評判」と勝手に思い込んでいる校長のいる学校の場合、学生を留年させるくらいなら、積極的に退学にさせます。統計上、既卒者(留年者)の国家試験合格率は現役在学生と比べて低いからです。

これが大学と看護専門学校の違いなのです。
1円の価値にもならない予備校講師の説明よりはるかに有益でしょう。

予備校の説明会などでは、マニュアル化された右から左のただの「メッセンジャー講師」が大学と専門の対比表を黒板に書いて、涼しい顔しながら保護者と学生さんに説明すると思いますが、あんなのはまったく意味ありません。

彼らは学生の立場で教えているのではなく、自分の生活のために教えているからです。
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