2013-01-09

としをとるということ

テーマ:ブログ
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。寮長です。

さて、本年も幕を開け、僕も3月で31歳になり、同年代は翌月から32歳を迎える者も出てこようという頃合。

そういう僕自身は、首の負傷により年末から戦線離脱となってしまい、年明け二日より徐々にリハビリと調教への参加を始め、なんとか今週末の競馬に向けて調整している状況です。

そんな僕自身が「歳をとること」について感じたことを今日はつらつらと書いてみたく思います。

 

小さな頃は、20代が凄く大人に見え、ほどほどの頃は30代に魅力が香り、40代以降には味を感じた。



師走の喧騒の中で、調子の良さげな一年を過ごした僕は、いい一年なはずだったのに首が回らないという何とも不可思議な矛盾を抱えていた。

事実、12月2週目の中山競馬場で行われた未勝利戦の最終障害にて落馬し、後続馬の脚で轢かれるという事故により負傷したようなので仕方がない。
こういう言い方をするとまるで人事のようだが、全くを持って落ちてからの記憶がなく、どう捉えても自分の体験談には思えないのだ。

覚えているとするならば、競馬の道中から最終障害を飛越するまでがうろ覚え、落ちたあと後続馬が自分の方へ向かって走ってくる様子が夢か現か定かではなく、覚えているとは言い難い。

後日、パトロールビデオは見ない方が良いんじゃないかと言われ、また確認していないために正直なところどういう風に接触したかは分かりかねるが、時間の経過により正常へと近付きつつある体の箇所と痛みの残る部位から察するに、どうやら右耳後部より右顎あたりまで強烈なフックを貰った様な状況になったようだ。

また当時、救護室へ駆け寄った先輩後輩や知人、師匠の矢野先生から話を伺うと、真っ青な顔で意識がなく、これは危ないかもしれない。しばらくして意識を取り戻すと「大丈夫です。大丈夫です」とうわ言を繰り返してたよ。という話だった。
が、病院にて自分の身体を見ると着ていたはずの衣服は剥ぎ取られ、騎乗の再着用している白いボクサーパンツ一枚のみになっていた。
その滑稽な姿はどう考えても大丈夫ではない。なんという不埒な男であろうか。

そうこうして休養している間に年が明け、二日より調教を再開し、再び馬の背中を味わってみた。

やはり馬の上は良い。

ただ、新鮮さが清々しいならまだしも、走りだしハミをグイグイ取る騎乗馬の背中は想像していたよりもしんどく、新鮮どころか劣化が否めなく、どうやら休養中に僕の身体は腐ってしまったようだった。

ここ数年、大きな怪我もなかったものでそれは良かった。しかし、そのせいで余計に感じられたかは分からぬが、過去に経験した怪我からの復帰直後に比べ歳をとった感が否めなかった。

不幸中の幸い、身体は覚えているようで、日々の騎乗とリハビリにより本来の感覚は取り戻しつつあるので今週末の騎乗には支障がないはずだ。ご心配をおかけした方々には本当に申し訳なく思っている。

そんな日々の中で歳をとるという事とはどういうことなのか?を考えてみた。

それは良くも悪くも香ばしくなるということ。
周囲の視界が広がる余裕が出来たようにも感じるし、慌てなくなったようにも思える。
そして気がつけば僕は、少々の猥談やオヤジギャグなどでは動じなくなった。

歳をとるということ。

物事や事象への対処法やそれに対するコツを覚えてきた気がする。
しかし気がつくと劣化が早くなっていて、「出来るはず」「出来た」ことが出来なくなること。
当たり前が当たり前でなくなること。

歳をとるということ。

楽しみ方やたしなみ方を認識しだせた気もする。
しかし、それと共に少々の寂しさも垣間見えること。

挙げるとキリがないが、こんなところだろうか。

僕の最近好きな言葉に「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」というものがある。
これは永六輔さんの「無名人 名語録」に収録されている言葉だそうで、「子ども」を「若者」に置き換えて引用される方もいる。

なるほど、若輩者ながら少しでも感じ、思うところがあると面白い。
しかしながら、この言葉において一つだけ僕と趣が違うところは、立場上から下の者でも上の者にでも苦言を呈すことがある自分には「怒る」ことはどうかと思うが「叱る」ことは必要だと思う。

泣き言を並べただけにしか見えなくもないが、僕はまた少し大人になったような気がする。
だが正直、中身はあまり変わっていないと思う。
馬鹿な自分とアホな自分もすぐそこにいる。

過去の日記を忘れた頃に眺めて苦笑する僕は、今日の日記もいつか苦笑しながら見るのかもしれない。

そんな僕でよろしければどうぞ今年も一年お付き合いよろしくお願いします。


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