先週のドイツ(デュッセルドルフ)出張では、G20デジタル大臣会合に出席し、各国代表とともに大臣宣言をまとめました。また、ドイツ、イギリス、EUと会談を行いました。

 

 

G20は、G7各国、EU、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの新興国、計20の国と地域からなるグループで、毎年、各国が持ち回りで会議を開催しています。今年はドイツが議長国となり、7月にハンブルクで各国首脳が出席する首脳会合、いわゆるG20サミットが予定されています。

 

この首脳会合に先立ち、いくつか分野別に担当大臣による会合も開催されており(よく知られているのが蔵相・中央銀行総裁会合や外相会合です)、そのひとつが私の参加した情報通信・デジタル経済の担当大臣による「デジタル大臣会合」でした。

 

デジタル大臣会合が開かれるのは、G20としては初めてのことです。

 

総務省からは、高市総務大臣の代理として私が出席し、経産省からは松村祥史副大臣が出席されました。

 

現地時間7日朝に開催された大臣会合では、私から主に以下を発言しました。

 

○ 情報の自由な流通の促進は、経済成長の源泉となるのみならず、人々の福祉増進や社会革新をもたらすものであり、世界の発展の基礎となる。

 

○ デジタル化の恩恵の最大化のためには、インフラ整備や人材育成など、デジタルディバイドの解消が重要であり、わが国は、質の高いインフラ整備を通じてこれに貢献する。


また、会合においては、以下を内容とする大臣宣言がまとめられました。

 

○ 2020年までに新たに15億人をインターネットに接続し、民間によるインフラ投資を促進することで、デジタルディバイドを解消し、世界の成長につなげる。

 

○ 個人情報保護、セキュリティ強化、消費者保護に取り組むとともに、情報の自由な流通を促進する。

 

○ 各国が中小企業への投資や資金提供を促進するため、優良な取組事例の共有を進める。

 



経済発展段階や考え方の面で多様な国が存在するG20において、今回、デジタルディバイドの解消、情報の自由な流通促進などについて、各国が重要であるとの合意できたことは、非常に意義があるものと考えています。

 

明日は大臣会合以外の模様を報告します。

 

日経新聞でも報道されました。

 

4月7日 日経新聞 閣僚宣言に「情報の自由な流通」 初のG20デジタル相会合

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07HBV_X00C17A4000000/

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