昨日は、参議院厚生労働委員会にて総務大臣政務官として答弁に立ちました。内容は、厚生労働省が支援する、聴覚障がい者の「電話リレーサービス」の普及についてです。

 

 

質問者は、薬師寺みちよ参議院議員です。先日愛知県でプレジャーボートが転覆した事故において、聴覚障がい者が「電話リレーサービス」を利用して救助を求め、救出された件に触れ、国がこのサービスをサポートするべきではという趣旨のご質問をいただきました。

 

私からの回答は、以下の通りです。

 

○ 情報アクセスの格差を解消し、聴覚障がい者のコミュニケーションを確保することは、我が国においても重要な課題です。

 

○ 昨今は、情報通信分野の技術革新やブロードバンドサービスの拡大により、ご指摘の電話リレーサービスに加え、様々なコミュニケーションツールが登場してきています。

 

○ 例えば、スマートフォン同士の通話で音声と文字をリアルタイムに変換する聴覚障がい者支援アプリ「こえとら」を開発しました。これは平成27年2月から無償提供されています。

 

○ また、携帯電話事業者においては、通信相手の会話が聴覚障がい者のスマートフォンの画面にリアルタイムに文字で表示されるシステムを開発し、無償提供を開始しています。

 

○ 総務省としては、聴覚障がい者のコミュニケーション環境が向上するよう、ニーズの把握に努め、事業者とも協力しながら取り組んでいきたいと考えております。

 

ICT技術の発達は、病気や障がい、育児や介護、高齢など、様々な事情を持つ方々が柔軟に活躍できる環境づくりに大きく貢献しています。こうした社会の実現を目指す私としても、新たなシステムやサービスの開発・普及を支援していきたいと思っております。

 

しかし、残念ながら、まだまだ上記の「こえとら」や「みえる電話」(※NTTドコモ様が2016年10月から開始したサービス)は新しいサービスであり、知名度も普及率も高くありません。「電話リレーサービス」とともに、様々なコミュニケーションツールが広く活用され、聴覚障がい者のお役に立つように、力を注いでまいります!

 

余談ですが、私が推進しているユニバーサル社会実現法案やヘルプマークの全国普及等でも、全国ろうあ連盟様等、聴覚障がい当事者団体の皆様と連携させていただいております。また、市議のころから新潟市ろうあ協会様とも親しくさせていただいており、市議会への「手話、要約筆記の派遣コーディネーター設置」を実現させた際に、色々とお世話になりました。こうしたコミュニケ―ションツールの開発や普及に関しても、ご協力していければと考えております。