他人事じゃない「老後貧乏」のキョーフ



「いまの若い世代が年金受給者になる頃には、受け取れる年金の価値が2割削減されるといわれています。また、現在は65歳から支給されている受給開始時期も、68~70歳くらいまで後ろ倒しになることが予想されます。これまでは、国の年金や会社の退職金で老後は悠悠自適だったわけですけど、同じようにはいかないと思われますね」

子どもの独立後から定年退職までの間が勝負になる」と藤川さんはいいます。
「これまでのビジネスパーソンは、年功序列で収入が上がったため、教育費を払いつつ老後資金も貯められました。そのため、現在の子育て世代の親世代にあたる50代60代が働いていた頃は、あまり工夫をしなくても家計って運営できたんです



老人漂流社会では、年金生活者の子供が非正規労働者で、一緒に暮らしていると、生活保護が受けられない方が、紹介されていました。 

親の年金をあてにしないと生きられない生活は、きついですよね。

転ばぬ先の杖は、自分だけで準備できないなあ。