2007-03-12 08:51:35

テーマ:映画

きのうはTOHOシネマズ川崎のプレミアスクリーンにて黒沢清監督の「 」を鑑賞。

プレミアスクリーンは通常140席位の劇場に半分の70数席を配置してあり、

椅子も超豪華で脇にはテーブルも備わって、さらに入り口は特別な入場口から入るのです。

すっごく快適でありんす。

叫はムンクの叫びのごとく葉月里緒奈さんが幽霊となって役所公司さん演じる刑事に

付きまとうという作品なのだけど、これがモダンホラーかとおもいきや

都市論映画となっていたのでした。

舞台は有明となっていてフジテレビの映画のような明るい未来の湾岸地区では

まったくなく湾岸地区のダークサイドが描かれているんです。

今でも有明地区には開発するでもなく壊すでもなくほったらかしの土地がちらほら

あるのですが、この映画はそんな忘れ去られた土地の怨霊のようなものを

赤い洋服の幽霊(葉月里緒奈)に託しているんです。

有明地区で連続して起こる同一手口の殺人事件の犯人は殺意について

今までの関係を「全部なしにしたかった」と言うのです。

有明に限らずみなとみらいでも幕張でも過去にそこで育まれていた生活やその空気を

全部なしにしてイキナリ都市を作っちゃう。

そんな中で見捨てられた過去の町から葉月里緒奈さん演じる怖いのだけど美しい

幽霊が現れるという感じに読み取れるように、巧みに仕組まれているんです。

だから観ているほうの自分自身もその幽霊に問い詰められるような感覚に

とらわれてしまう。

上映中3回も鳥肌が立ちました。

葉月里緒奈さんや小西真奈美さんは過去にダークサイドを引きずってそうな

雰囲気があるからキャスティング上手いなぁ。

他にもちょっとした役で加瀬亮さんが存在感を示したり豪華なキャスティングです。

乳映画を観た後だったので「これが映画ってもんでありんす」とおもったのでした。


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コメント

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4 ■いやいや

ラグビー協会は過去の栄光をぜんぜん「なかったこと」にしてないですもん。
最近なんだかラグビー協会の伝統継承力(?)って凄いと思ってしまいます。
過去のマイナーリーグを「なかったこと」にした、Jリーグはたぶん100年たってもある種のインチキ臭さは抜けきれないだろうなぁとおもいます。

3 ■となると、

呪われる役所広司は電通マンってことになりますか。
かつてのラグビー人気も「なかったことにして」ということで、亡霊役に平尾誠二も加えておきましょう。

2 ■例えると

雰囲気としてはツインピークスに近いかな、
この映画をサッカーに例えると日本サッカーリーグを「ないことにして」スタートしたJリーグのスタジアムに日本サッカーリーグの亡霊が現れる。
ベルディの試合を見ていたらサンバのリズムが流れてグラウンドにラモスの亡霊が。。。
みたいな感じですね。

1 ■これは

エンジェルハートやツインピークスとは別物ですか?

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