現在、神田をワインの街にしようの会の一部メンバーと神田柳屋つながりの仲間たちと観光・視察を兼ねてスペインに来ています。
今日は今回の旅のメインの目的であるビルバオ市とスローフード協会の方々とのランチミーティングがありました。
ビルバオは、スペイン・バスク州ビスカヤ県の基礎自治体で、人口35万人程度の街です。
かつては工業の街として栄えており、1979年にはビトリアに州議会や州政府が置かれました。しかし、1980年代にはテロリズムや国外からの安価な労働力の到来など、いくつかの要因が重なって壊滅的な産業の危機に繋がったとのこと。
その後、産業空洞化の過程を経て、1990年代半ば以降のビルバオはインフラや都市活性化への投資を行うことで、現在は観光を中心とするサービス都市へと変貌を遂げました。
最近は食の街としても力を入れており、サンセバスチャンのようなモダンな感じではありませんが、地産地消を大切にし、地元の新鮮で美味しい食材を提供することに力を入れていらっしゃるスローフード協会の方々のお話を聞くことで、我々「神田をワインの街にしようの会」の活動にもヒントになるお話が聞けるのではないかと思い、今回のランチミーティングを設定させて頂きました。
チャコリと地元の新鮮で美味しい食材を楽しみながら貴重な生のお話を聞くことができ、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回のランチミーティングでは、通訳及びいろいろなアレンジをして頂いたChioriさんとビルバオのスローフード協会会長のマリアーノ・ゴメスさん。
地元の食材で作ったハムは本当に絶品でした!
地産のトウガラシ/ピーマン、京都の満願寺とうがらしのような感じです。
スペインではなかなか水道水が飲めるところもないですが、ビルバオの水道水は飲料水としても美味しいことを普及させるために、レストランでも敢えてこのボトルに入れて水道水を提供しているのだそうです。
まずは、友好の証にビルバオのサッカーチームの旗を頂きました😃
10/21の「神田・日本橋ワイン祭り2017」にも日程さえあえば来て頂けそうです🎵