2008-05-22 11:51:19

昔は日の丸を飾ったなあ

テーマ:ブログ

村野瀬玲奈さんが、ここのエントリー(    )を引用してくださったのでお礼のエントリー。


国際儀礼とは国旗国歌でしか教育できないんでしょうか?  


「日の丸・君が代強制」は、「日の丸」、「君が代」の問題ではなくて、「強制」の問題なんだけどね。

自国の国旗を敬わないようでは、他国の国旗も尊重しないとか言うけど、あんまり韓国や北朝鮮の旗を敬う右翼さんっていなそうです。


君が代は、「ふるさと」のほうが皆で歌えて国歌にふさわしいんじゃない? という意見はしばしば聞くけど、日の丸の代わりのシンボルはなかなかない。

エントリーを書いたか、コメント欄で言ったか忘れたけど、わたしの説。

イフ、戦後、共産党が躍進して、あのままレッドパージがなくて、日本で左派政権ができたとしても、国旗は日の丸だったんじゃないかと思います。

そして、「赤は人民の血の色」とか解釈する。それまでのシンボルで国民統合するほうが効率がいいとしたら、左翼政権はそうしただろうと思うんだ。政治というのは、無用の対立を煽るより、もっと別のところへ力を注ぐものでしょう。


これも前に書いたことだけど、スポーツ中継などで、国旗のCGが選手の名前の前に表示される。それを見て、シンガポールでも中国でも、日本軍に苛められた国の人が見て、嫌悪や衝撃を感じるって、あんまりリアリティがないと思う。そういう人もいるかもしれないけど。

インド人で、ユニオンジャック見ると先祖が拷問された話を思い出して逆上するって人がいないとは限らない。

でも、そんなに一般的ではないと思うよ。


ただ、マレーシアでもフィリピンでも中国でも、サッカーの応援に行って傍若無人に日の丸を打ち振るより、歴史に鑑みてうち場に応援するほうが、ずっとしおらしいと思う。日本のスポーツ中継は、今は「日の丸」、「日本」連呼だけど、昔はわりと公平だった。それと同じで日本人の国旗に対する態度が抑制的だったら、かなり世界から尊敬されると思うよ。さすが気配りとホスピタリティに富む国民だ。日本発の技術や商品だけでなく、機内のおしぼりなどのサービスが国際標準になるのも、この日本人の麗しい性質あればこそだ。天晴れ、天晴れとほめられる、のじゃないかと思うんですよ。


さて、今の事態は、強制が問題だといいましたが、もう一つ、人々が日の丸を飾らなくなったのもどうなのかなあ、と思う。これは反語ではなく個人的な経験だけど、街の光景でもある。


昭和30年代はうちでも日の丸を門口に掲げた。他でも掲げている家は多かった。公共機関に掲揚しているかどうかは覚えてないけど、役所など祝日は休みだろうから、その時にことさらに掲げていたということはないでしょう。

そして、昔は公共機関に日の丸を常に掲げていたのかどうか印象が薄い。今はかなり多そうです。


つまりね。日の丸の個人離れ、家庭離れが進み、おおやけ化している。

祖父は敬老の日に、「今日はおじいさんの日だよ」喜んでいたっけ。(孫に前では無邪気な人だったよ)

祖父と日の丸を飾ったことも思い出す。旗を差し込む金具が壁についている家もおおかったのじゃないかな。

長い竹竿の先に金の玉をつけて掲げる個人の家もよき見かけた。街の光景としては昔のほうがおおかったと思う。集合住宅が増えたから日の丸を掲げる家が減ったのでしょう。


なんか、そんなに日の丸に対して個人として親しみも愛着もないけど、学校だ官庁だ企業だというところでは一斉に敬ったり、スポーツの応援とか群れる場面では、日の丸をうち振るようになったように感じる。

権威に押し付けられたり、群衆と一体化したりするのが心地よいのかな。

日の丸が赤い地に星だの鎌だのの旗になっても、一般大衆は嬉々として打ち振るのかねえ。


自分のデスクの上に飾るミニ日の丸が売れ行き好調とか、カラオケで君が代を歌う人が増えたって話は聞かないよねえ。

熱湯浴諸氏は「そんなに日本が嫌いなんですか」などと他人に威丈高に説教するんだから、着メロも君が代だろう、なんて話はなさそうだね。

なんか「没私奉公」な人が増えたのかなあ、と思います。



追記


赤川次郎の「日の丸あげて」という小説を、雑誌初出の時に読んだことがあります。 (たしか「すばる」だった)

今は文庫に入っているみたい。

 http://books.bitway.ne.jp/meng/cp.php?req=126_01_01&site=book&bid=B0010500875&catid=0101


世間の圧力ってお話だったな、たしか。赤川次郎は、シーンの作り方がうまいと思った。文章は、ばさばさ感があるけど。

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コメント

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12 ■皇室による意識動員だけが問題か

doxさま

 皇室ご一家写真て東京生まれのわたしには子どものころから見たことないものなのですが、(家族の写真だって飾るスペースが大変なのに)、タイ国民が王家の写真を飾っているのを見たりすると、こっちがグローバルスタンダードかいな、と思ったりします。

fabriceさま

 「天照皇太神」って掛け軸ありますよね。わたしの観念では床の間って墨蹟「ばんりいちじょうのてつ」とか「びょうじょうしんこれどう」とかの軸をかけてあるほうが普通だと思うけど。

「萬里一条鐵」 「平常心是道」

死ぬのはやつらださま

 天皇制が家族の擬制というのが、人を支配し戦争に駆り立てる装置だ、というのは、どうなんでしょうねえ。 そうだとしても徹底的な役割は、近代官僚制が果たすはず。

 天皇、皇室にまつわる情緒より、近代戦を遂行する官僚戦や意識動員するマスメディアの役割を点検するほうが大事かも。
 そして、天皇制や右派イデオロギーを抜けば、官僚制やマスメディアは価値中立でイノセントなのか?
 

11 ■日の丸のどこが悪い

思想信条ナシで、日の丸はタダの国旗であります。

俺はデザインが好きなので問題なし。
小学校の音楽で習いました。
シーロージーニ アーカーク ヒーノーマール ソーメーテー アーア ウツクシイ ニホンノハタハ
これって、戦前の歌でしょう。


ただし、強制はイケマセン。


「ご一家写真」は田舎に行けば、なんぼでもありましたね。
天皇制なんぞ、昭和天皇亡き後は、どうでもよいことになりました、俺の中で。

かえって、いまでは、土曜日の早朝6バンでの『皇室アルバム』が楽しみだったりします。

両親亡き俺には、平成天皇ご夫婦が親父でもあり、オフクロでもあります。

10 ■アマテラス

家は代々(?)神道では出雲系のはずだったんですが、ひいじいさんがガチ右翼だったんで二階の居間に天照大神の掛け軸を襲名披露のイベント時でもないのに年中掲げてました。(国家神道ってやつに傾倒したのか?)
が、祖母は熱心な仏教徒だったのでその居間をおろそかにして一階の仏壇のある部屋ばかり使うようになり、とうとう誰も掛け軸の間には寄り付かなくなってしまいました。しまいには猫が掛け軸の前で出産してうOこっだらけになってましたね。

9 ■小学五年まで

うちが豆腐屋をやっていたのですが、商店街で祝日ごとに国旗をあげているのなんざうちだけというリベラルなお土地柄のところで、浮いてました。昔からどこにいても少数派!(自慢

でも店をやめて新しいうちを建てた時じーさんが門柱に国旗を掲げる金具を取り付けようとしたところ、オヤジが「門が痛むからやめれ」と止めて以来、じーちゃんがすねて出してません(笑
新旧皇室ご一家の写真はおろか、カレンダーもあるでよ。(自分でも買ってきたことある。前ブログの過去記事にも書いたけど、結構ぷち右翼。

8 ■ご一家

kirikoさま

 徽章や旗を売っているお店で日の丸も買えるんでしょうが、近年は個人宅の日の丸は少なくなりました。
 公共機関とか街とかはふえたような。

 御一家写真というのは見かけませんねえ。子どものころにもなかった。
 地方のお宅などに飾ってあるのは不思議でした。
 でも、ブルネイとかタイなら普通のことかも。外国の習慣を取り入れたのかな。

7 ■いい加減な家族

私は小学生の時に、日の丸をタンスから出して掲げてましたよ。
だって、翌日担任教師が「昨日日の丸掲げたか?」ってチェックするんだもん。
中学に入ったら日の丸チェック教師じゃなくなったんで掲げなくなりました。家人は誰も掲げませんでした。
ならなんで日の丸の旗を買ったんでしょうね。タンスの肥やしなのに。多分町内会のおつきあいだったんでしょう。天皇ご一家の写真も爺さんの部屋に飾ってありました。
ちなみに父は赤紙で戦地に行った経験があり、昭和天皇を嫌いだったのですが、爺さんが亡くなってからも「ご一家写真」はそのままでした。

6 ■保守の今昔

死ぬのはやつらだ さま

 日の丸を門口に掲げている草の根保守の人が、日本の侵略戦争を支持するとは思えませんが、ふだん自分は国旗に無関心でも、生徒も教員も職務命令や学校の指示だから従うべきだ、という当節の連中は、社会が戦争に傾斜したらそれに抵抗しようとする人々を多数をかさに攻撃しそうだと思います。

 保守もだんだんと変化しているのでしょうか。
(いちばん大きいのは戦争体験がないことでしょうねえ)

5 ■親父と日の丸

中学生の頃だったか、いつだったか忘れましたが、ある日、亡き親父が日の丸セットを買ってきました。
金色の玉に日の丸と、白に黒の縞線が入った棒のセットです。
家の玄関に国旗を飾る金具をつけて、それ以降、祝日には日の丸を掲げておりました。
後になって、祝日のほとんどが天皇に関するものだということを知り、親父と口論することとなりました。
土建屋・自民党員という絵に描いたような保守そのものであった親父とは、意見のぶつかり合いばかりでした。

日の丸というと、親父とケンカしたことが思い出されますが、いまとなってはそれも良い想いでです。

4 ■日の丸で祝う

dr.stonefly さま

 鯉のぼりは、他人に見せたいという気があるかもしれませんね。子どもの写真を年賀状に使うような。
 日の丸は、隣近所の目がうるさいという同調圧力ではないと思う。習慣ではあるでしょうが。
天気の悪い日には出さないのかな。

あと、祝日と祝うぐらいだから、お祝い感覚なんでしょうね。門松みたいに。ある一日を寿ぐような。
移動祝日で、そういう観念がなくなっていくからますます個人で日の丸を掲揚する人は減るでしょう。

3 ■門ごとの日の丸

非国民さま

 例えば、某高級住宅地では1ブロックに一軒ぐらいのわりですね。日の丸を掲げている家は。
 
 何か、自己主張したくないとか目立ちたくないとか面倒くさいとか、年寄りがいなくなって旗がどこかしまいなくした、とか散文的かつ個人的な理由で、みんな日の丸を門口にださなくなったのでしょう。
 きっと粘着コモコメウヨクさんたちも、日の丸を門に掲げてはいないと思う。そんでもってクリスマスの電飾なんかに熱心だったりさ。

2 ■田舎のほうでは

「旗日」に田舎のほうにドライブすると、結構、各家に立ってるの見ますよ。それと糞デカイ「鯉のぼり」ね。
あ、そうそう「鯉のぼり」と「日の丸」の相関関係はどうなんだろう?

1 ■案外似合いそうです。

日の丸に鎌とハンマー。
でも私なんかは、個人の家に日の丸って風景は、ほとんど記憶にないです。自分の家はもちろん、親戚の家なんかでも一度も見た事ない。たまに街で見かけると「何なんだろうこの家は」って、逆に特別視してしまいますね。

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