プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


テーマ:

退院

皆さん、応援のコメントありがとうございました。強運の持ち主が戻って来ました。パソコン画面を久しぶりに眺めるとかなり疲れます。20日近くベッド上で生活していたわけですから、疲れるのも当たり前でしょう。さて詳細をご報告致します。
父は42歳、母は28歳、二人とも短命でしたが心臓は丈夫だったと思います。
42+28+自分の歳2/1=心臓の寿命。この公式が確かならわたしはまだまだ長生き出来る。
3回目の心臓手術を受ける為に、テンションを上げて挑んだ訳であったが、事態は思わぬ方向に向かって行った。
三井記念病院とは20年もの付き合いなので、友人のような存在でもあった。わたしのカルテは百科事典のように分厚く年月の長さを物語っているが、これはわたしの寿命が積み上げられて来た証ともいえた。
前回の時は10階C病棟だったので、今回も同じだろうと思っていたところ、職員に案内されたのは8階C棟。それも「脳外科」「耳鼻科」「眼科」である。
疑問を抱いたわたしはついナースセンターに問いかけてみた。
「わたしは循環器なのですがいいんですか?」「はい、大丈夫ですよ。」歯切れの良い返事が返って来た。
8人部屋のC858。この病棟には内科、循環器内科、呼吸器などの比較的短期入院の患者が多いことに気が付いた。
眼の手術では3泊4日で退院出来るらしい。三井記念病院は眼科、脳外科とも非常に優秀な病院でもあるため、他の病院から転送される患者が多い。
懐かしさも込めて真っさらなシーツに手を伸ばしてみた。病院特有の緊張感が看護師の笑顔でプツンと切れた。患者それぞれに担当の看護師が付くようである。
20年も経つと細かなところで大きく医療も変わっていることに気付かされた。やはり患者重視なんだと思った。しかし患者は子どもではない。病人ではあるが真摯な態度で病気と向き合い、看護師やドクターの手を借りる、二人三脚であることを忘れてはいけないと思った。
先ず、循環器外科の先生方数人がわたしのベッドを取り囲み、問診や触診を行う。この時点で循環器外科の主治医が決まった。わたしより遙かに若い青年である。
左脚の付け根(動脈)から大量の血液を抜き取った。そして「入院診療計画書」には手術を前提とした検査を進めて行くことが記されていた。病名は「三尖弁逆流症」。
そして様々な検査の日々が続くことになる。先ずは心電図、レントゲン、検便。三日目からは循環器内科がバトンタッチし、これも若い青年医師が主治医となった。
心臓超音波、腹部超音波、そして歯科。ここで思わぬ落とし穴が待っていた。虫歯或いは、歯に何らかの病巣がある場合、それを治療してからでないと手術は出来ないという。なんとかなり昔に治療した歯(犬歯)に抜かなくてはならないほどの病巣があったのだ。この歯を治療したのは4年ほど前。
治療は完璧だった筈が、実はそうでなかったようである。
19歳の時に受けた抜歯の恐怖が蘇る。カテーテルも嫌だが抜歯も同じ。しっかりした歯なので抜くには惜しいが心臓のためには仕方ない。
2月6日に「経食道心臓超音波」という聞きなれない検査を受けたのだが、これは「胃カメラ」と同じで直径1cmほどの先端にカメラが付いた管を口から飲み込み、更に鮮明に心臓の状態を調べるもの。
喉を麻酔するのだが、これがまた苦しい…。40分ほどで検査終了。
循環器の技師が見た感じでは思ったほど弁は痛んでいないようであった。
そして循環器内科チームの出した結果、「手術をする必要はない」との意見だった。これには驚きを隠せなかった。わたしはこの半年間、手術の事だけを考え、手術なしで元気な身体を取り戻すことは無いだろうと思っていたからだ。
そして次に神経内科の医師と臨床心理士の問診が2回ほどあった。これは「うつ病」に関わることである。ここで事態が急変した訳である。
つまり、抗鬱剤の服用がもたらす心臓への影響。副作用の話が大きなテーマとなった。心臓の検査を一通り終えて出た検査結果は腹に水が溜まっている様子もなく、肝臓が腫れている訳でもない。うっ血性心不全があり、正常な心臓の40%程度の力しかなく、三尖弁の逆流もかなり高度に達しているにも関わらず、それらの身体的症状が確認出来ないという。
すると残ったものは「うつ病」。これについて、循環器の医師も心臓とうつ病の関係についてまったく知らないことで、今回のわたしの入院で初めて知ることになったわけである。これについてはいまだ正式なレポートも出されていないが、わたしは自分のHPでうつ病と心臓病の関係について述べている。
やはり薬の副作用とは実に恐いもので、調査して初めて明らかにになる事例があるようだ。
手術については、高リスクを敢えて冒してまで実行しても、それに見合うメリットは何も得られないということで、今回は手術回避と言うことになった。
思いも寄らぬ結果が出て嬉しい反面、この三尖弁は一体いつまで持つのだろうという一抹の不安もあったが、主治医の言葉に同意した。
約20日間のわたしの入院物語はハッピーエンドで幕を閉じたが、油断は禁物。皆さん、虫歯や歯周病には充分気をつけた方がよいですよ。
最後に、お世話になった8Cの看護師さん、職員のみなさん、医師の方々にお礼を申し上げて今回の報告を終わらせて頂きます。

AD
いいね!した人  |  コメント(86)  |  リブログ(0)
同じテーマ 「絵画・イラスト」 の記事

テーマ:
モナ・リザ
歴史上最も有名な肖像画と呼ばれる「モナ・リザの微笑み」。イタリアを代表する美術家「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は誰もが賞賛する天才画家である。
この絵を完成させる為に費やした年月は3年~4年とも言われている。しかし、この絵が完成品かどうかはレオナルド自身にしか分からない。
わたしがデザイン学校にいた頃デッサンをよく描いた。描けども描けどもこれで良いという判断が下せない。つまり自分の中で完成しないのである。
これは自分との根競べであり、闘いでもあった。最終的には時間が終止符を打ったのだが、それで満足出来たかは別問題であった。
芸術は執念だとわたしの先輩画家が教えてくれたのはわたしが18歳の時だった。絵画には描いた人のメッセージが込められている。これは詩でも同様である。絵画と詩が共通点も持つのは必然的なことであろう。
モナリザに纏わる話題は豊富である。しかもそれらは謎に満ち、神秘的でより一層絵画の魅力を引き立てている。
この作品に関してはここで述べるまでもないが、最近ではモナリザのモデルがフィレンツェの商人の妻だという確証を得たという話もある。レオナルド自身の肖像画であると噂されたり、この一枚の絵画に対し、これほど多くの疑問が残るのは稀である。
例え現代の最新科学技術を持って解析してもそれは憶測の域を出ない。モナリザの微笑みの奥深くに隠された悲しみを誰が受け止めることが出来るだろうか。微笑みと悲しみは運命を共にしたレオナルドの心が深い喪失感を味わい失恋の代償としてこのモナリザが描かれたとわたしは憶測している。
一枚の絵画を鑑賞した時、個々によってその印象は異なってくるだろう。絵には見えていなが、モナリザが流す涙はレオナルドの深い悲しみによって描かれているのである。
見えない部分を描くこと、それが芸術と言うものなのかも知れない。
AD
いいね!した人  |  コメント(49)  |  リブログ(0)

テーマ:


エッシャー ダリ回顧展が上野の森美術館で開催されている中、ほぼ同時に渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで催されているスーパーエッシャー展。もうご覧になった人も多いだろう。美術館で本物を見なくとも別の機会に一度は見た事のある有名な作品「滝」と題されたリトグラフ。彼の創造した作品の前に立つと、首を傾げ頭の中は疑問符だらけになるのではないだろうか。トリック或いはだまし絵として紹介されてきたエッシャーの世界であるが、その作品群からはひとつのメッセージが込められているのも確かである。人間の住む世の中は混沌としていてどれ一つとっても確かな物は存在しない。見た目では分からないまさにトリックが仕掛けられており、その巧妙な手口につい騙されてしまうのである。一昨年辺りから流行出した振り込め詐欺、その手口は次々と変化し、被害額は数億円にも上るという。気の毒なのはお年よりがターゲットになる事。騙され易いご老人は疑う事を知らない子どものような優しい素直な心を持っているので、電話一本でころりと騙されるのである。エッシャーの作品と振り込め詐欺を比較するのは多少無理はあるが、エッシャーが我々に送るメッセージは自分の五感を信じろと訴えているのではないだろうか。

AD
いいね!した人  |  コメント(30)  |  リブログ(0)

テーマ:
ゴッホ フィンセント・ファン・ゴッホ、ポスト印象派の画家として最も有名。1880年に画家を志し基本的な絵の勉強を始めた。自宅をアトリエとして作品を描き始め27歳から画家としての道を歩み始めた。耳を切り落とした後に描かれた自画像は誰もが知るところ。仲の良かったポールゴーギャンと共同生活を始めたが、その後二人の友情にひびが入り、ゴーギャンの放った言葉「耳の形がおかしい」これが原因で自ら左の耳朶を切り取ってしまった。おそらくこの時点で既にゴッホの精神状態は錯乱していたものと思われる。それ以後切り落した耳を友人に送り付けるなどの奇行が目立ち始め、精神病院に入院するに至った。1890年7月にパリ郊外で猟銃による自殺を図り、その2日後に死亡。芸術家、或いは小説家と呼ばれる人達に共通する点は「自殺」という行為だろう。小説家に多いのは躁と鬱を繰り返す「躁鬱病」北杜夫氏などはその代表と言ってよい。納得が出来る作品を創作する段階でバランスを崩し、精神の崩壊を招くまでに自分を追い詰めてしまうところなどは、今の混沌とした現代社会を反映しているように思えて仕方がない。
いいね!した人  |  コメント(26)  |  リブログ(0)

テーマ:
鬱陶しい日常に背を向けて、絵画鑑賞に浸ってみるのもいいだろう。ダビンチ・コードの表紙にもなっている世界的絵画をそのまま見たのでは詰まらない。そこに仕掛けられた罠を貴方は発見出来るだろうか?モナリザの微笑みはきっと貴方自身の微笑みなのかも知れない。モナリザ
いいね!した人  |  コメント(20)  |  リブログ(0)

テーマ:
ゴッホムンクの次に登場したのは大御所ゴッホです。「馬鈴薯を食う人々」です。しかし首が飛んじゃってますよ。まあ自分の耳を切ったくらいの人ですから、有り得えるかも知れません。因みに芸術家や小説家には「うつ病」の人多いですよね。
いいね!した人  |  コメント(14)  |  リブログ(0)

テーマ:
太陽の塔岡本太郎曰く人生は遊びである。彼の生き方そのものが遊びであった。作品を見ればお分かり頂けると思うが、これはちょっと遊び過ぎただろうか。太陽の塔って今どうなっているの?私知りません。
いいね!した人  |  コメント(30)  |  リブログ(0)

テーマ:
ムンク1ズビズバ、パパパヤと一斉風靡した左ト全だっけ?まさかムンクで登場とは誰も予想しなかったと思います。走ってますねー、元の絵がどんなだったか忘れてしまいました。このシリーズ暫く続きそうです。え?見たくない・・・。(クリック)
いいね!した人  |  コメント(12)  |  リブログ(0)

テーマ:
モナリザいつも見詰められてばかりいるのでもう肩こっちゃって・・・。じっとしてるのって疲れるのよねー。たまには運動しないと太っちゃうからね。でも誰もいないか一応左右確認してから。でないとみんな驚くでしょ\(^o^)/
いいね!した人  |  コメント(40)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    PR

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。