世界で一枚だけのマスク。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-ファッションマスク

去年から今年にかけて、世界中をパニック状態に陥れた「新型インフルエンザ」も終息し、厚労省が国外から取り寄せ備蓄したワクチンが大量に残り、それらが有効期限を過ぎてしまい廃棄処分する結果となってしまったが、これは多額の税金を溝に捨てたようなものである。

インフルエンザに対し過剰反応した結果だが、ある意味それも仕方のない事かも知れない。

政治家たちが無意味な税金を使い捨てるよりはまだマシな方である。

わたしは心臓疾患を抱える身だから、真っ先にワクチンの接種をするべきだったかも知れないが、結局受けないまま何事もなく済んでしまった。

さて、インフルエンザの脅威から完全に脱した訳ではないものの、街中を歩いていると一つだけ減らない物がある。

そう、マスクである。

爽やかな春風に乗って気分は上々と行きたい所だが、この季節が苦手な人も多い。

花粉の舞い散る午後に、恋人とマスクをしながらお茶や歓談は少し色気がなく、くしゃみや鼻水が止まらず、会話にならないというのは、些かいただけないがこればっかりは仕方がない。

ならばせめてマスクをオリジナルに変えて気分をリフレッシュしたいものだ。

マスクの売れ行きが好調という背景もあり、各メーカーからは様々な形態のマスクが最近では見かけることがあり、マスクを購入するのにどれにしようか等と迷ったりと、これまでにはなかった選択を迫られてみたりする。

女性向けや子ども用などでは、かわいい花柄があったり、色も豊富でピンク、ブルー、イエローとカラフルになってきた。

ただ気になるのはどれも割と大きめのサイズであり、顔の小柄な人だったりすると、顔の半分以上がマスクに覆われてしまい、せっかくの美貌が発揮出来ないなんてこともある。

男性の場合は特に気にすることもないが、女性は意外と気を使っているのだろうと思う。

マスクで気をつけなければならないのは、その殆どが使い捨てタイプなので、一日一枚を心がけてもらいたい。

多少値段が高いものや、丈夫そうで何度か繰り返し使用できそうでも、見た目は汚れていなくとも、一度使ったものには雑菌が繁殖するので、口元や肌のトラブルを招く恐れがある。

これからのマスクは魅せるもの、ファッションマスクとして定着して行くのではないだろうか。

アレルギー性鼻炎で、マスクが手放せないわたしでした。