消えかけた信頼。 | 日常茶飯事_________kana-boon 古賀 隼斗

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日常を出来るだけ残します。
何でも書きます。



・・・20XX年5/4。

とある町のある男が折りたたみベッドを注文した。



そこからが事件の始まりだと
誰が知るよしもなく。。。




第一話「消えかけた信頼」



「よし、今日もがんばるぞー!」

ある男は、朝から気合いが入っていた。

そう、今日は楽しみにしていた折りたたみベッドが届く日だったのだ。

ー午前11時。


「早く届かんかなー♪」

そう軽く一人言を言いながら男はニコニコ動画を見ていた。


「お、P-Pさん動画更新してるやんー!あ、新しいボカロ曲入ってるやんー!」


そう、男はニコニコ動画が大好きであった。


「やっぱおもしろいなー。」

そう言いながらも心の中では、折りたたみベッドの到着を待ちわびている。


ー午後2時。


「ーーーあれ。遅いなぁ。」


あまりに来ないので、ツイッターに軽く呟く。

ニコニコ動画のネタも切れつつある。


ー午後5時

「これ、まさか日程間違えてはるんかなー。。。」

不安のあまり、疑惑をかけはじめる。

ニコニコ動画を見るのをやめ、ゲームに走る。廃人じみた行動をする男。


ー午後7時

あまりに待ちわびた男はついに、問い合わせに出る。


「もう発送は済んでるので20時までには届くはずですよー。」

ー午後7時半

「よし決めた、20時までに届かなかったら晩飯を食べにいく。」

変な決意を胸に到着を待ちわびている男。


7:55



7:56



7:57



7:58



「もうダメか。。。」

支度を始める男。

7:59






ぴんぽーん






な、、、、


なに!?




「宅急便でーす。お届け物がありますー。」




こいつ。。。。

やりおる!!!




ジャストに!

ジャストに来た!!



「あ、ここにサインをお願いしまーす!」

「あ、はーい。」


「ありがとうございますー。」

「ありがとうございますー。」



無事届きましたとさ



そのあと、めしだから電話が来て
普通に飲みに出掛けましたとさ。


第一話「消えかけた信頼」終

*この作品はノンフィクションです。