こんにちは
ママ・ピアニスト、坂井加納です
私は昔、練習しない子でして。
中学時代、下校後、
２時間くらいピアノ使えるんですが、
なんとその半分近くは、
譜面台にマンガ置いて読んでた
しかも練習しないくせに部活やってた
「うちの子はプライドと目標だけは高いけど、
どぉーーも練習が伴ってない！」
「なぜあれしか練習しない子が、
あんなに高い目標を持てるか謎！！」
というのは、
今まで私が見てきた、
「目標が高い子供たち」の
親御さんたちのお言葉・・・
ではなく！！！！
私が親から言われた言葉～～
きっと我が子に
同じことを思っていらっしゃる
お母さん、お父さんも
多いのではないでしょうか？
私はずーーーーっと、
コンクールだの志望校だのに
結構こだわって戦いを好んで
（弱いにもかかわらず）
目標だけは一人前だった
なかなか目標に届かない。
当たり前。やらないから。
やらなきゃ！！！と気づいたのは
高校入ってからかも（←遅い）
そして本当にやらなきゃと思ったのは、
多分、コンクールや志望校ではなく、
音楽自体に目指すものができたから。
私はこんな風に弾きたい。
こんなピアニストになりたい。
こんな曲を弾きたい。
そういう、本質的で音楽的な目標に気づいた。
より楽しく、難しく、奥深い目標に。
憧れる演奏は身近にたくさんあって、
先輩や同級生、後輩、先生方、
ただ上手いで片づけられない、
魅力を感じる個性あふれる演奏が
本当にたくさんあって、
中には「上手くないのに」（失礼）っていうのも。
そうなんですよ、お母さん、
必ず結果や点数と、音楽的な魅力が
合致しているわけではない。
私が、好きかどうか。
それが心地よい音楽の、
ただ一つの指標ですから。
仲間のおかげで私は、
本当に音楽の道を行くって
決めることができた。
ではここから挽回するには
どうしたらいい？
短時間の練習でどうにかするには？
または日々の中で練習時間を捻出するには？
こんなことを考え出したのは、
高校も半ば過ぎてからでしたよー。
真剣に考えた末の、
○フィンガートレーニング
○朝練・夕練
フィンガートレーニングも、
テキスト以上に効果の上がる方法を
たくさん考えました。
この学生時代の話が出ると、
先生、学生時代から自発的で
やる気があふれていてすごいですね、
って言われますが、
だって自分がやるって
決めたからですよ！
心の底から！！
「口だけ」「やるやる詐欺」
そんな時代を経ての
こころの底から、
これじゃだめだ！！
変われ自分！！！
という気持ち。
１７からです。遅すぎです。
でも間に合った。
自分が決めたことだから。
まだ進み始めてない子どもは、
その時期じゃないんです。
それだけです。
うちの母は、ピアノ教室をやっていて、
私が届きもしない目標を持ち、
しかもとてつもない反抗期だったのに、
聴音・ソルフェージュの稽古をつけてくれていました。
（ほかに先生がいなかったから。
しかも絶対音感がなくて絶望的）
好きな曲を弾いているときだけは
本当に楽しそう、魅力的、良い音。
（それ以外はチョット・・・）
と言われたことがありますが、
それだけが心の支えというか、
それがあったから見守ってくれたんだろうな
って思います。
本当の勝負は、本人にしか仕掛けられません。
音楽は自分との闘い。
いや、闘いという言い方も変だけど。
言わなくても！！
ずーーーっと弾いてる。
そんな日がいつ訪れるのか、
誰にもわからないんですよねー。
なにがきっかけになるのかも。
親になって見ると、
また自分の親を思うと、
「この時だけは」っていう
子どものキラキラ
これを見つけたいなーと、
思っているこの頃です。
本当は指の分離を書きたかったのに
書き始めたら話題が変わっちゃったよー。
トレーニングについて、
また詳しく書きますね！！
あなたと音楽をつなぐ
ママ・ピアニスト坂井加納
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