昨日の手話講習会で、先生が『聴導犬』についてお話をして下さいました。
『盲導犬』や『介助犬』は耳にする機会があると思うのですが、『聴導犬』という聴覚障害者の為に特別な訓練を受けた犬がいることを皆さんはご存知でしたか
実際、お恥ずかしい話…私は昨日初めて知ったんですよね
そこで少し調べてみました
『聴導犬』…「聴覚障害により日常生活に著しい障害がある身体障害者のために、ブザー音、電話の呼び出し音等を聞き分け、その物に必要な情報を伝え、及び必要に応じて音源への誘導を行う犬であって、厚生労働大臣が指定した法人から認定を受けている犬」と規定されている。
そして、『聴導犬』も『盲導犬』『介助犬』と同じように身体障害者補助犬法の適用を受けていて、公共機関だけでなくてデパートやスーパー、ホテルなどでは、受け入れを拒むことは禁止されています。
(身体障害者補助犬…盲導犬・介助犬・聴導犬で、他人に迷惑を及ぼさない等適切な行動をとる能力があり、厚生労働大臣の指定法人の認定を受けたもの)
なんだか言葉が難しい気がするので(私だけかもですが)もう少し簡単に説明します
『聴導犬』はまず火災報知機などの警報、玄関のブザーや電話などの呼び出し音、目覚まし時計の音などを聞き分けます。そして、音の種類により飼い主への合図を変えることによって、必要な情報を飼い主に正確に伝え、必要に応じてそれらの音の発する方向へ誘導を行います。特に、警報音では、眠っている飼い主を起こして、避難を促すなど、命を守る働きもしてくれるんです。
では、日本に『聴導犬』はどのくらい存在するのでしょうか…
ハッキリとした正確な数が分からなかったのですが、先生は20頭に満たないのではないかと仰っていました。(←間違ってたらごめんなさい)
でも、たったそれだけってくらいわずかしか存在しないんです
日本だけでなく世界的に見ても、『聴導犬』は『盲導犬』『介助犬』に比べて全然普及していません。
『聴導犬』に対する知識が全くない私が、こんなことを書くのはどうかなと思ったのですが…
あまり知られていない『聴導犬』を、そういう犬がいるってことだけでも1人でも多くの人に知ってもらえたらなと思い、書くことにしました
こんな簡単にまとめてしまいすみません
これで終わります