かもめ大学 公式ブログ

かもめ大学 公式ブログです。


テーマ:
週末、金曜日の夜、
いかがお過ごしですか?


フリーランスとして活動し始めて
1年になります。

それでもなお、
ぼくが教育に携わる理由。


それは、
あるおかあさんの話が
今でも、忘れられないからです。

 ・
 ・
 ・

それは、
塾講師をしていたときの最後の年。

中学3年生の生徒さん全員の
保護者の方と、
必ず進路面談をさせていただいていました。

その時のぼくの校舎は
1年を「1学期」「2学期」「3学期」と分ける
3学期制の地域ではなく、
1年を「前期」「後期」を分ける
2学期制を取り入れている地域でした。

中学2年の後期に
通知表の成績が、オール「3」だった生徒さん。

5科目とも
全体的に60点くらいでした。

中学3年になってから
その子はがんばって
前期中間テスト、前期期末テスト
各科目、平均して+10点上がり
特に数学は、それぞれ80点を超えました。

本人も、
おかあさんも、
そしてぼくも、
きっと「4」がもらえるだろう と
期待していました。
 
 
 
中学3年の前期の通知表が渡された日。
 
見せてもらった通知表は・・・
 
 
 
オール「3」でした。
 
 
本人はもちろん、
ぼくもびっくりでした。

落ち込むその子に

「悔しいね」
「成績、上げてあげられなくてごめんね」

それくらいの言葉しか、
云ってあげられることができませんでした。
 
 
生徒に「やればできる!」という自信を
つけさせてあげたいからやっていた
塾講師という仕事。

さすがにこの日は、
ぼくも落ち込みました。
 
 
3日後、
ぼくはおかあさんと進路面談でした。

このときの
おかあさんの話が、
今でも、忘れられないんです。


「こんなに点数が上がったのに
 どうしてオール3なんでしょうか」

「だれかひとりくらい
 この子のいいところを見つけてくれる先生は
 いないんでしょうか」

「ひとつでも"4"があったら
 "ここはよかったじゃん!"って
 云ってあげられるのに」

「男の子ということもあるからか
 積極的に発言したりする子ではないし
 どちらかと云えば
 先生に気に入られるタイプでもない。」

「関心・意欲・態度が
 決してないわけではないのに
 それを" 表現 ”できなければ
 4以上をもらうことはできないんでしょうか。」
 
「ママたちの中では
 成績のためなら、なんでもしなさい!
 っていう人もいます。

 でも私は、
 "媚を売ってまで、成績をあげなさい!"
 なんて、そんなこと云いたくないんです。」

「私は、この子に
 なんて声をかけてあげたらいいんでしょうか。」


おかあさん、
泣きながらぼくに話をしていました。

ぼくも、
なんて云ったらいいのか言葉が出てこなくて
ただただ話を聴いて
いっしょに悔し泣きすることしか
できませんでした。

 ・
 ・
 ・

その3日後、
入試模試の結果が
校舎に送られてきました。

びっくりしました。

その子、
国語の点数が、50点満点中47点。

当時、ぼくの校舎には
中学3年生が約80人いました。

校舎内で、1位だったんです。


その子が塾に来るなり、
模試の結果をいっしょに見て、
その子のいいところを
とにかくたくさん伝えました。


「通知表の成績だけが、すべてじゃない」

「結果というのは、
 すぐに表に出てこないこともある」

「テストに強い!ってことは
 入試や、高校生になってから
 必ず、結果として出てくるから」

「点数は何点でも
 ぼくはあなたのいいところや
 がんばってきたことは
 全部見てるから。」


あんまり感情を表に出さない子でしたが
この日は、
うれしそうな表情を見せてくれました。


その夜、
おかあさんから塾に電話がありました。

「学校の話も、塾の話も
 滅多にしないあの子が
 私が仕事から帰ってくるなり
 模試の結果を見せてくれたんです。」

「よっぽど、うれしかったんだと思います。」

そこから、
おかあさんとぼくは
電話越しでいっしょにうれし泣き。
(泣いてばっかりですね。笑)

 ・
 ・
 ・

その子は、
3年後期の通知表は
成績が4つ上がりました。

そして、
無事に志望校も合格。

本当によかった。^^

(今ごろ、元気にやってるかな。)
 
 
教育は、
連日メディアでも取り上げられるように
むずかしい問題です。

ちなみにぼくは、
もともと学校の先生をめざしていました。

学校には
すばらしい先生がたくさんいます。

ぼくは、
学校を批判するつもりは、まったくありません。

学校の先生の中でも
迷ったり、悩んだりされている方も
きっといると想います。


そして、
ぼくは結婚もしていないし
子どもがいるわけでもありません。

ですが、
勉強や成績のことで悩む
大勢の保護者の方や、子どもたちと
時間を共にしてきました。

だからこそ、伝えたいことがある。

解決策は示せないかもしれない。

だけど、
ヒントは示せるかもしれない。

大切なのは、
答えを出すことではありません。

大切なのは、考えること。
そして、問いつづけることです。

それが、
「あきらめないこと。」
「可能性を信じること。」
ということなんだと、想っています。

だからぼくは
問いつづけるし、
あなたといっしょに、考えたい。

これがぼくの
「共育質問家」と名乗る、所以です。


ぼくがめざす教育は、
「ほめて伸ばす、教育」。


この考えを
あなたの街にも語りに行けるくらい、
がんばりますね^^


今週のしつもんは...

「今まででいちばん心に残っている
 あなたを認めてくれた言葉は何ですか?」


よかったら、
コメント欄で答えてみてくださいね^^

他の人の答えを見ると
新たな気づきがあるかもしれません。
 
 
 
「今まででいちばん心に残っている
 あなたを認めてくれた言葉は何ですか?」

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