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10/7(月)

スリランカ滞在3日目



AM11:00出発の列車に

無事乗ることができるのか?!

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ただ今の時刻AM10:35。


これからホテルに戻ってチェックアウト。


AM11:00、バドゥッラ駅発


『キャンディ』行きの列車に乗り込む予定。





いつものことながら、時間はギリギリ・・・。






(乗れなかったらバスで移動するか


最悪また同じホテルに1泊してもいいし


でもなるべくなら列車に乗りたい~!!)





そんなこんなで、はた迷惑なお客を乗せ


トゥクトゥクは昨日の夜通った1本道を


ホテルへ向けて走り出した。





いや~しかし、本当にのどかな街だ。


こんなところでしばらく暮らせたら


心も穏やかになるだろうなぁ。





しばらくのドライブを楽しみ


5分程でホテルへ到着!




急いで自分の部屋へ荷物を取りに行き


「立つ鳥あとを濁さず」


忘れ物はないか、部屋は


綺麗になっているか、確認して


再びフロントへダッシュで戻る。





さっき受付にいた女の子が


お会計をしてくれる。





宿泊費はAgodaで支払済みだったので


昨日の夕食代とミネラルウォーター代で


566ルピー。(日本円で約400円)





支払いを済ませると、女の子と


昨日から色々とお世話してくれた


ボーイさんが、笑顔で見送ってくれた。





アリ事件には参ったけど


スタッフの方がみんな素朴で親切で


本当に良かった。


『ネストライン リゾート ホテル』


安心して泊まれるホテルです!





トゥクトゥクに急いで飛び乗り


来た道を戻って駅へ向かう。





なんとかギリギリ間に合って


バドゥッラ駅に到着。





AM11:00発の列車が


すでにスタンバイしていた。





急いで切符を買う。


「ハプタレーまでの切符下さい!」


おそらく3等の席で「45ルピー(約32円)」


そう、スリランカの交通機関は


運賃がものすごく安いことで有名なのだ。




(シンハラ語のクリクリ文字が可愛い切符)



3等の車両に乗り込む。


お客さんはほとんどいない。






板張りの座席はちょっと痛いけど


昨日乗ったExpo Rail とはまた


雰囲気がガラッと変わった車内に


かなりテンションがあがる!


(ドアに「3」って書かれてるのが、3等列車)


(車内はこんな感じ)



11:00になると警笛?が鳴って


ゆっくりと列車が動き出した。





(さよなら。バドゥッラ。)








列車は昨日と同じ路線を辿って


キャンディという街に向かう。





私はその途中の「ハプタレー」


という街に行くことに決めていた。





昨日のExpo Railでは


左側の座席で、ほとんど綺麗な


景色を眺められなかったから


今度は左側の座席に座ることにする。





が、しかし、いくら経っても


ゴツゴツした岸壁しか見えない。


右側をふと見ると、綺麗な山の


景色が広がっていた。





その時、右側の座席に座っていた


数少ない乗客のマダムが


ふいに手招きをして


「こっちへおいで」


と、合図してくれた。





お言葉に甘えて、マダムの席に


移動させてもらうと、昨日は真っ暗で


何も見えなかったバドゥッラの山や


川、ジャングルが「パーッ」と


目の前に広がっていた。





昨日見た茶畑も本当に美しかったけれど


バドゥッラの山の景色も比べものに


ならないくらい、素晴らしい景色だ。


この列車には、昨日見えなかった


景色を再び見てみよう!


と思って乗ろうと考えていたんだけど


実現できて本当に良かった、と思った。





手招きしてくれたマダムにどこまで


行くのか聞いてみたけれど


どうやら英語が通じないみたい。





シンハラ語ならわかるかな?と思って


「指さし会話帳」を差し出してみたけれど


しばらく本を見たあと、にっこり笑って


私にその本を返した。





私はその時、何か失礼なことを


してしまったかもしれない。


と不安になった。





スリランカには元々、シンハラ人と


タミル人という人種がいて


その2つの人種間の問題で


内戦が起こったりしていたのだ。





マダムはもしかしたら


タミル人だったかもしれないし


文字が読めない方だったかもしれない。





スリランカの経済事情は詳しくは


わからないのだけど、マダムは


靴をはいていなくて、裸足だった。


もしかしたら、学校に通えない


環境で育ったかもしれない。





現地の人と話したい!という


こちらの一方的な気持ちを


押しつけてしまったようで


申し訳なくなった。





マダムはずっと、のんびり車窓からの


眺めを楽しんでいるようだった。





それを見ていたら、言葉なんか


必要ないんじゃないか。と思えてきて


マダムと同じように、私ものんびり


車窓からの景色を眺めることにした。





時々、すごく大きな滝が現れたりした時


滝を指さして「うわー!」っと声に出すと


マダムもそっちの方を見て


にっこり笑ってくれる。





(やっぱり言葉なんか必要なかった!)


と思えた。





途中にこんな可愛らしい駅があった。






(スリランカの駅は素朴で
      本当に可愛い♪)



車窓からの景色は、何時間見ていても


飽きないくらい、本当に


素晴らしかったよ。





1時間くらい経って、列車がゆっくりと


速度を落として、とある駅に停車した。


どうやらマダムとはここで


お別れみたいだ。





マダムは両手で私の頬を包んでくれて


にっこりと笑いかけてくれた。


私も笑顔でマダムを見送る。





言葉が伝わらなかったけど


マダムのあふれ出る優しさを


感じることができた。





とても貴重な体験だったな。


マダム、本当にありがとう。




今日は2人もの素敵なマダムに


出会うことができて


胸がいっぱいになったよ。






そんな想いを乗せて


列車はガタゴト、進んでいく。



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次回

『スリランカの車窓から』

ハプタレーへ向けて

につづきます!


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