奈良の宿泊は四季亭でございます
公式HPはコチラに…
こちらは宿泊当日のもの(夕刻ですなぁ)
食事の評価が92点と、90点越えだったので期待でございます。
客室の評価が88点ですが、さぁ~てさて、どんなもんでしょうかねぇ。
あっ、ちなみに、5800円搾取されての特選料理グレードアップは
致しませんでしたので、宿泊代金はパンフ掲載の通り、29000円でした。
まぁ、結果として29000円は大変お得な内容でしたよ。
10部屋しか無く、なかなか予約が取れませんので、
どうか皆様におかれましても、こちらに宿泊をせず、
JR奈良駅前の日航奈良にご宿泊下さいまし。
これ以上人気になったら、僕タンが泊まれなくなりますからねぇ。
日航奈良には泊まる気なんぞまぁ~ったく起きませんのでご心配なく
玄関を入りまして、靴を脱ぎますねぇ
三幅対です。三代前の興福寺の管主様に御書き頂きました。
向かって左から瑞雲・不老仙・蓬莱と書いてあります。
ってなことらしいです。
まずは茶室に案内をされ、抹茶とお菓子が出されます
抹茶の写真を撮り忘れたってのはお気になさらず
部屋は二階でして、歩いて階段を上がりますよぉ。
階段での会談や怪談話は禁止でございます。
東大寺狭川明俊長老の書らしいですよん。
何が書かれているかは読めませぬ
廊下が畳敷きの旅館で良い思い出が無いんですけどねぇ
信州に多いんですよ、コノ手の廊下。
上山田温泉や別所に多いかなぁ~
靴のまま入られないので、掃除が楽って話ですけどねぇ。
ほら、靴で入られますと、泥やらなんやらを持ち込まれますやん。
お部屋に入った所。
部屋は2つありまして・・・正面は洗面所とお風呂ね。
トイレは別の所
左の部屋は・・・
こんな感じ…
夕食時、朝食時、はたまた布団の上げ下ろしの際に、
こちらの部屋に避難できます。非難はしてはいけません。
アテンションプリーズなのは床の間に仏像の置物がある所でしょうか。
横になってオチリを向けるのもなんですし、
オナラをプシュ~っとする訳にもいけないので、
宿泊施設に仏像などの置物を置かれると、ほんのちょっと困っちゃいますねぇ
椅子もありますよん。
そうそう、基本的にどこの旅館にも椅子があるかと思いますが、
椅子を置かないと国際うんたらかんたら旅館に認定されないんですよねぇ。
なので、安っぽい、狭い旅館にも半強引に椅子とテーブルが置かれているでしょ
部屋のTVは両方とも今話題のシャープ製でしたぁ
部屋からの眺め
結構な交通量の道路が隣接してまして、夜中に賑やかな
オートバイが通過したり、大型トラックのエンジン音などが気になる事には
気になりますなぁ
そうそう、入って右側のメインのお部屋はこちら。
こんだけ座布団が分厚いと座るのもなんですが、
体重90Kgが乗りますと、ペチャンとなります。
黄色いのはサンシュウですよねぇ
えぇ~っと、到着時に茶室で抹茶が出ましたが、
またまた昆布茶とお菓子が出されますよぉ。
ピンク色のお菓子が異様に美味しかったので、
買いたかったのですが、旅館のオリジナル手作りなもので、非売品だとの事
1階にある大浴場()へ
大浴場で欲情をした事が無いんですよねぇ。
欲情するような大浴場は無いものでしょうか
お風呂上りにドリンクサービスがあり、
ウーロン茶、オレンジジュース、ビールという微妙な選択肢から
選択できます。両名はオレンジジュースにしまして、僕タンはビールにしましたよん。
えぇ、夕食時は日本酒にするので、ココではビールに・・・
さてさて、このビールですが、発泡酒の味がするんですよねぇ。
味覚バカになっていたら申し訳ないのですが、
発泡酒の味がねぇ
一昨年の9月に山代温泉あらや滔々庵に宿泊時に
お風呂上りのビールが発泡酒だったってな記事はコチラに…
http://ameblo.jp/kamizoh/entry-11933517186.html
夕食だよん・・・お品書き
これより出てまいります器は赤膚焼でございます。
上にございます竹筒の中に入っている胡麻豆腐・・・違いますなぁ~
真名鰹の南天焼き…良い感じですなぁ
飯蛸だけが味付けが濃いなぁ~と感じましたが、
”八寸”は総じてよろしゅうございました。
日本酒でしたが、なんだったかなぁ~
手前:煮物椀ですが、輪島下がり藤の模様ですよねぇ。
この模様は・・・・いっけねぇ~、失念したぁ
下がり藤・・・あっ、藤原氏の家紋でござるか
寒ブリ、鯛、甘海老
グレープフルーツの上にのっておりまして
その後、食べちゃいましたぁ~
煮物椀の内容はそんな感じです
今回、一番印象に残ったのが、コチラの料理
招福餅と申しまして、若草万寿に小豆と山椒がのっているのですが、
若草万寿がこの上なく美味しゅうございました。
その受け皿ですが、三者三様でございました。
こちらは、僕タンのですが、薬師寺ですよねぇ
定相続人2号は大安寺
癌封じのお寺ですやん
法定相続人1号は翌日行く元興寺
預け鉢であります
この時期にタラの芽
オレンジ色は雲丹のソース。絶妙な味ですねぇ
茄子の上に大海老白扇揚げがのっております
ここまででピーンとお気付きの方がいらっしゃいましたらファンタスティック
なのですが、肉類が出てませんでしょ
固形燃料を使った焼肉だったり、鍋系が無いでしょ
もぅ、固形燃料を使うような料理が出てくる所は、
ちょいと残念系が多いですからねぇ。
留肴 独活が・・・
最後に白魚雑炊・・・全て旨し
サーブのタイミングが絶妙な事もあり、60分で終わりましたぁ
夜食におにぎりが出るのですが、コレは不要でしたねぇ。
(あっ、コレ、3人分ね)
●━●━●━●━●━●━ 日付が変わります ●━●━●━●━●━●━
左側に写っております茶粥は美味しかったなぁ~。
なんだろう・・・カツオ風味だかなにかの出汁の味が効いていて、
そんじょそこいらのお店の茶粥とは雲泥の差なんですよねぇ。
右側の一見茶碗蒸しに見えるものは、湯豆腐のような物で、
中に具材が入っております
左上に竹のようなものが立っておりますが、
スポンと抜きますと、三輪素麺がポヨンと落ちます
いやいや、なかなか量がありましたねぇ。
まるで洗鉢をしたかのような器たち
大満足の旅館でございましたぁ