2017年12月30日

マイティ・ソー バトルロイヤル(2D・字幕版、2D・吹替版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2017)
マイティ・ソー バトルロイヤル(2D・字幕版、2D・吹替版)

マイティ・ソー バトルロイヤル

原題:Thor: Ragnarok
2017/アメリカ 上映時間131分
監督:タイカ・ワイティティ
製作:ケビン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ブラッド・ビンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
共同製作:デビッド・J・グラント
原案:クレイグ・カイル、クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
脚本:エリック・ピアソン
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
美術:ダン・ヘナ、ラ・ビンセント
衣装:マイェス・C・ルベオ
編集:ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
音楽:マーク・マザースボウ
音楽監修:デイブ・ジョーダン
視覚効果監修:ジェイク・モリソン
ビジュアル開発監修:アンディ・パーク
出演:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、テッサ・トンプソン、アンソニー・ホプキンス、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、カール・アーバン、浅野忠信、ベネディクト・カンバーバッチ、タイカ・ワイティティ、レイチェル・ハウス、レイ・スティーブンソン、ザカリー・リーバイ、クランシー・ブラウン、マット・デイモン、ルーク・ヘムズワース、サム・ニール
吹替版:三宅健太、平川大輔、天海祐希、大塚芳忠、沢城みゆき、宮内敦士、浦山迅、斉藤次郎、楠大典、金谷ヒデユキ、三上哲、磯辺万沙子、佐々木省三、咲野俊介、遠藤大智、浅野忠信、米倉涼子、櫻庭有紗、おまたかな、中村章吾、宮本淳、西村野歩子、宮崎敦吉、あべそういち、高桑満
パンフレット:★★★★(950円/とても豪華な特別版を購入。確かにグラビアとコンセプトアートがスゴイ!)
(あらすじ)
人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




97点


※本作については、始条アキラさんの解説記事が超タメになるので、読んでみて!

ハッキリ言って、「バトルロイヤル」の邦題は好きになれなかったものの、とは言え、「バトルロワイヤル」よりは全然マシだし、何よりも予告編のソーvsハルクに胸がときめいてしまったので、前売り券を2枚購入。とは言え、例によって仕事が忙しい&他の「すぐ公開が終わりそうな作品」を優先していたため、なかなか観に行けなかったんですが、12月上旬にTOHOシネマズ新宿で2D・字幕版を観て、12月半ばに楽天地シネマズ錦糸町で2D・吹替版を鑑賞いたしました。超ストライクでしたYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォォッ!


前売り特典に惹かれたのもあって、2枚購入。「ワンダーウーマン」の時のようにムダにならなくて良かった… (ノД`)
前売り券2枚

8番スクリーン、観客はそんなにいなかったような。
8番スクリーン

2回目は吹替版をチョイス。なかなか良かったですぞ。
吹き替え版


なんて言うんですかね、「ナイスガイズ!」ノリの肉体派スペースオペラというか、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「フラッシュ・ゴードン」を加えてみた感じというか。シンセサイザーを取り入れたBGMとか、あえて安めのビジュアルとか、基本的に80年代風味であり(スペースオペラ観はそれ以前のモノですが)、テンポが良くてギャグも多めで、映し方はさりげないながらも敵が無惨に死ぬ残酷描写もしっかりあって(溶かされて死んだりする!)。良くも悪くもこんな乱暴な作品をよくMCUでやったなぁと。例えるなら、愉快なアメコミを一冊読んだ気分。何らかの話の途中だし、知らない登場人物もわんさか出てきたし、これから先も話は続くんだろうけど、とりあえずストーリーは面白かったし、ビジュアルもカッコ良かったし、素晴らしい読書体験だった…みたいな? 最近はあまりのユニバース化に辟易するところもあったんですが、本作ほど振り切れていると、良い意味でどうでもよくなったんですよネ (´∀`) ウフフ


ポジティブな意味でこの範馬刃牙の画像を貼ったのは初めてだったり。
どうだっていいんだ


つーか、よく練られた大味アクションと、計算されたベタな展開が、とにかく最高でしてね…(しみじみ)。例えば、本作の白眉であるソーvsハルクは、そのバトルの面白さ(ロキのリアクションも含めて)もさることながら、ちゃんと後でソーが“雷神の自分”を解放する伏線になっているのが素晴らしい。あと、劇中で「移民の歌」が流れるシーンは2回あって、ブルーザー・ブロディが入場に使っていたほどの“燃え曲”なだけに、そりゃあどちらも盛り上がるんですけれども(特にクライマックスでソーが雷神として目覚めたシーンが完璧!)。その歌詞の意味を考えると、ちゃんとソーやアスガルドの民たちの「これから」を表す曲になっていて、本当に上手いなぁと。「もう戻れないかもしれないことを覚悟してハルク化するブルース・バナー」や「裏切り者になりきれず、最後の最後にベビーターンして死ぬスカージ」もベタな展開ではありますが、彼らをちゃんと丁寧に描いてきているから、ちくしょう、スゲー泣いちゃいましたよ (ノω・、) グスン 


ソーが雷神として目覚める場面のカッコ良さは100点なのです ( ゚д゚) アアアーアー
雷神!

民衆の危機を前にしてブルース・バナーがハルク化してフェンリルと戦う場面も胸熱!
ハルクvsフェンリル

バカっぽい日和見野郎かと思いきや、最後に民を守って死ぬスカージ。そりゃあ泣きますがな… (ノДT) ウェェェェ
スカージ


ストーリーも見事ですよね。「ハンマーを失うことで、本当の自分を見つける」というソーの成長譚としてストレートに面白かった。それと、ソーが成長して弟ロキに対して余裕を持って接することができるようになったことで、ロキのわだかまりも溶けていく雰囲気は、2作目の感想でも引き合いに出した「ドラゴンランス」シリーズのキャラモンとレイストリンのようで、あらためてグッときたりしましたよ。「アスガルドからエネルギーを得ている“死の女神”ヘラを倒すために、あえてラグナロクを発動させる」という乱暴な展開も笑いつつ感心したし…。「結局、オーディーンが全部悪いんじゃねぇか ( ゚д゚)、ペッ」感は強いし、「アスガルドの民ってあれぐらいしかいないの?」とは思ったし、「ラグナロクが発動したら、アスガルド以外にも被害が及ぶのでは?」という不安も残りますが、トータル的には大満足でした。一応、オチを書いておくと、「ソーとハルクとヴァルキリーとロキが協力してアスガルドの民を宇宙船に避難させつつ、炎の巨人スルトを復活させてラグナロクを発動→ヘラとアスガルドが消滅→地球に移住しよう」って感じでエンドクレジットがスタート。その後、ソーとロキが大きな宇宙船と出会ったり、グランドマスターが革命した人たちに雑な釈明をしたりして、終わってたんじゃないかしらん。


3作かけて“本当の兄弟”になったソーとロキ。これでソーのためにロキが死んだりしたら、ご飯3合は食えますな。
ソーとロキ

武闘派へドリアン女王といったムードのヘラ。肉弾戦を好むあたり、とても素敵でした (´Д`;) ステキ
死の女神ヘラ

ラグナロクを発動しようとするスルトにハルクが襲いかかって、みんなに止められるギャグは結構好きでしたよ。
ハルクvs炎の巨人スルト


その他、「劇中劇にマット・デイモンら有名俳優が参加していてビックリ(似てる人かと思ってた)」とか「ヘラのアスガルド軍全滅アクションが爽快!(スタントはあのゾーイ・ベル!)」とか「ハルクとソーの口ゲンカに萌え」とか「立ち直ってからのヴァルキリーが好き」とか「『マイティ・ソー』シリーズの中では最もアクションのクオリティが高い印象」とか「実はハンマーの神だったら面白かったのに」とかとか、思うところはあるんですが、長くなるので割愛! たぶん僕は「こういう乱暴な映画が好き」であって、本作はMCUの中でもベスト級の作品になりましたヨ (´∀`=) ヨカッタワー タイカ・ワイティティ監督、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」も良かったけど、ここまで僕好みの映画を作ってくれるなんて、本当にありがたいというか。今後も要チェックの人だと思いました。おしまい。




ケネス・ブラナー監督による記念すべき1作目。僕の感想はこんな感じ



アラン・テイラー監督に代わった2作目。僕の感想はこんな感じ



デジタル盤のサントラ。輸入盤もあります。「移民の歌」は収録されていないので注意!



本作の原案となったらしいコミック。「地の巻」もあります。ほしいなぁ… (`Δ´;) ヌゥ



コンセプトアート集っぽい。洋書なので気をつけて!



タイカ・ワイティティ監督作。僕の感想はこんな感じ



非常に連想した大好きな映画。僕の感想はこんな感じ








いいね!した人  |  リブログ(0)

カミヤマさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります