ジェーン・ドウの解剖(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ジェーン・ドウの解剖(ネタバレ)

※今回の記事は、“映画とは全然関係がない上に大して面白くもない文章”が垂れ流されていて、さらにグロい表現もかなり書かれているので、そういうのが苦手な人は絶対読まない方が良いです。




ジェーン・ドウの解剖

ジェーン・ドウの解剖

原題:The Autopsy of Jane Doe
2016/イギリス 上映時間86分
監督:アンドレ・ウーブレダル
製作:フレッド・バーガー、エリック・ガルシア、ベン・ピュー、ロリー・エイトキン
製作総指揮:スチュアート・フォード、マット・ジャクソン、スティーブン・スクイランテ
脚本:イアン・ゴールドバーグ、リチャード・ナイン
撮影:ロマン・オーシン
美術:マシュー・ガント
衣装:ナタリー・ウォード
編集:パトリック・ラースガード、ピーター・グボズタス
音楽:ダニー・ベンジー、ソーンダー・ジュリアーンズ
出演:エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス、オフィリア・ラビボンド、マイケル・マケルハットン、オルウェン・ケリー
パンフレット:なし
(あらすじ)
バージニア州の田舎町で息子のオースティン(エミール・ハーシュ)とともに遺体安置所と火葬場を経営するベテラン検死官トミー(ブライアン・コックス)。ある夜、保安官から入った緊急の検死依頼は、一家3人が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ(オルウェン・ケリー)」の検死だった。解剖を進めていく中で、遺体に隠されたある事実が判明し、閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生する。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


(BGM)トゥットゥ〜ル、トゥットゥットゥ、トゥルル、ジェーン・ドゥ、生活は踊る、ル〜

ドゥ 8月11日金曜日、11時になりました。有馬隼人さん、山瀬まみさん、そしてアナログ太郎さん、お疲れさまでした。今日も始まりました、「ジェーン・ドゥ、生活は踊る」。パーソナリティはジェーン・ドゥ、そして金曜日のパートナーはこの方!川`∀´)

堀井 はい、おまっとさんデスクの堀井美香です。なんか、今日はスタジオの外にいろいろな方がいますけど…? (・ε・し

ドゥ 雑誌の取材なんですよ。恥ずかしながら「ジェーン・ドゥの解剖」なんて特集を組んでいただけるみたいなんですけど、アタシなんかにそんなページを割いちゃって大丈夫なのかと 川`∀´)

堀井 あら、ドゥちゃんったら、本当に解剖されちゃうんじゃないの? 肋骨をバツンバツンと専用のハサミで切断されたりして (´∀`し

ドゥ それで、内臓を出したスペースに丸めた新聞紙を詰められて…って、お昼の番組で話すことじゃないだろー!川`Д´)ノ


以上、ここまで書いた僕の気持ちを代弁する姫川勉を貼っておきますね(「餓狼伝」より)。
終わった......


思いついたことを書けばいいってもんじゃない。世間にはそんな意見もありますが(苦笑)、このブログは思いついたことを書かざるを得ない場所ということで、上記の駄文には目をつむっていただくとして。2日前に突然始めた「真夏の魔女映画祭り」の最後の感想をアップしておきますね。5月に公開された時はあまり観る気がなかったんですけど、徐々に興味が湧いてきて、6月下旬の公開最終週、新宿シネマカリテで鑑賞してきました。「ナイス、解剖描写!m9`Д´) ビシッ」と思ったり。


劇場はそこそこの入り。ネットで購入したせいでスタンプを捺してもらえなかったんだっけ…。
劇場①


恒例として、ウソを少し交えながらお話を書いておくと、検死官の親子の元に身元不明の女性(a.k.a.ジェーン・ドゥ)の遺体が運ばれたので解剖してみたら、外傷がないのに手足が折れていたり、舌が抜かれていたり、肺が焼け焦げていたり、皮膚の内側に謎の紋様が記されていたり、そのくせ新鮮だったりと、超不可解でして。で、検死中に怪異が起きるので調べてみたところ、実は「セイラム魔女裁判」の犠牲者の遺体で、「復讐の呪い発生装置」みたいな状態になっていたのです。要は「この遺体、魔女なんだ!Σ(゚д゚;し」ってことであり、あーだこーだあって、息子の恋人も含めて3人とも呪いのせいで死にましてね。最後は、すっかり元通りになった遺体が別のところに運ばれる中、ちょっと指が動いたりもしたけれど、いつか虹が消えてもずっと僕らは空を見上げるーーって、なんだそりゃ ( ゚д゚)、 ペッ


なんとなくSEKAI NO OWARI「RAIN」を貼っておきますね↓




まぁ、「遺体自体が『呪怨』の家」みたいな話ということで、なかなかユニークな発想だなぁと感心いたしました。ただ、正直なところ、解剖描写と「父親が呪いで遺体のダメージを移されて無惨に死ぬシーン」以外は「怯えながら通路を右往左往する場面」が多かった印象で(ウロ覚え)、僕的には86分ですら長く感じるところもあって。これ、30分ぐらいだったら傑作になった気がするんですけど、そうなると「映画にならない→予算が集まらない」ってことなんでしょうかね。

とは言え、そんな文句は些末なことで、解剖描写がとにかく最高!ヘ(゚∀゚*)ノ ヒャッハー! 僕が警官として司法解剖に立ち会ったりしていたのはもう20年以上前になっちゃいますが、そのころを思い出すほどリアルというか、実によく出来てたんじゃないでしょうか。肋骨を専用のハサミでバツンバツン切る様子に驚いたこと、脂肪の断面図がなかなかグロいこと、切除した臓器の重さを量らされたこと、臓器がなくなるとスリムになるので新聞紙を詰めること、死体を扱うとシャワーを浴びてもなかなか臭いが取れないことなどなど、いろんなことがあったっけ…(なんとなく「思い出のアルバム」気分で)。まさかホラー映画を観て、「先生、こんな感じで解剖してたなぁ (´∀`) ホッコリなんてノスタルジックな気持ちに浸るとは思わなかったから、とても面白い映画体験でしたよ。


解剖のメイキング映像があったので、貼っておきますね↓ グロ注意!




何はともあれ、アンドレ・ウーブレダル監督作といえば「トロール・ハンター」の方が大好きだけど、本作も結構良かったです (o^-')b イイネ! 人体の解剖描写に興味がある方や魔女系ホラーが好きな方はチェックするとよござんす。で、大した盛り上がりもなく「真夏の魔女映画祭り」は終わりますけど、3本を好きな順に並べると、「ジェーン・ドウの解剖」「ウィッチ」>>>>>>>>>>「メアリと魔女の花」って感じですかね。おしまい。




10月4日にソフトがリリースされるそうな。



デジタル盤のサントラがありました。



大好きすぎるアンドレ・ウーブレダル監督作。僕の感想はこんな感じ



確か真田広之さんの解剖シーンが良かった記憶。



なんとなくジェーン・スーさんの番組本を貼っておきますね。読んでみて!