2012年05月04日

ジョン・カーター(2D・字幕版)(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2012)
ジョン・カーター(2D・字幕版)

三角絞めでつかまえて-ジョン・カーター

原題:John Carter
2012/アメリカ 上映時間133分
監督・脚本:アンドリュー・スタントン
製作:ジム・モリス、コリン・ウィルソン、リンジー・コリンズ
原作:エドガー・ライス・バローズ
脚本:マーク・アンドリュース、マイケル・シェイボン
撮影:ダン・ミンデル
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:マイェス・C・ルベオ
編集:エリック・ザンブランネン
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、サマンサ・モートン、マーク・ストロング、キアラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ジェームズ・ピュアフォイ、ダリル・サバラ、ポリー・ウォーカー、ブライアン・クランストン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ウィレム・デフォー
(あらすじ)
1868年、アメリカ南北戦争で活躍したジョン・カーター(テイラー・キッチュ)は、ある出来事がきっかけで地球から遠く離れた滅びゆく神秘の惑星バルスームに瞬間移動してしまう。そこで出会ったサーク族の戦士タルス・タルカス(ウィレム・デフォー)やヘリウム国の王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)らと心を通わせたカーターは、バルスームの危機を救う戦いに身を投じていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


「アメリカで大コケした!(`∀´)」なんて話を聞くと、「ええっ! じゃあ、観に行くのは止めようかしら… (´・ω・`)」なんて瞬時に思ったりする僕は、非常に世間の影響を受けやすい男なワケですが、予告編を見る限りはそこそこは満足出来そうというか。なんて言うんですかね、タイトル自体はマジでダメだと思うけど(伝記映画?)、「戦隊モノには極端なハズレシリーズがない」ように、「のび太の宇宙開拓史」風味の「アバター」って感じなら、それなりには楽しめるのではーー? そう思って新宿ピカデリーに行ってきたんですけど、思惑通りの面白さでしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタネ!


調子に乗って、ついブックカバーを買っちゃいました~。
三角絞めでつかまえて-ブックカバー、買っちゃった


この映画って、「火星のプリンセス」という超有名なSF冒険小説が原作なんだそうですが(書かれたのは今から約100年前で、いろんな作品の元ネタなんだとか)、すみません、恥ずかしながら僕は読んだことなくて…。だから、原作のファンの人からすると「ココガチガウ!ヽ(`Д´)ノ」と激怒するポイントがあるのかもしれませんけど、そこら辺の不満はゼロでして。さらに「なんだかんだ言ってもアメリカではコケてるんだよなぁ…」と期待値が少し目減りしてたのも、普通に楽しめた要因の1つかもしれませぬ。

映画は、エドガー(ダリル・サバラ)が、死んでしまった(とされる)叔父のジョン・カーターの日記を読むところからスタートしまして。そこから始まる「黄金の洞窟を探して云々」みたいな展開には少しイラッとしたんですが…。ジョン・カーターが偶然、火星に行ってしまい、超絶な身体能力を発揮して大ジャンプできるようになり、ほんやくコンニャク的な効果がある飲み物のおかげで言葉の壁も軽くジャンプしたあたりから(上手いこと書いたつもり)、グッと面白くなりまして。とりあえず良かったところを画像で貼り付けていくと↓


大量にいる4本腕のサーク族がカッコ良かったし…。
三角絞めでつかまえて-サーク族

超スピードで移動する火星犬のウーラも健気で超可愛かった!
三角絞めでつかまえて-可愛いウーラ

1人で大軍と戦うシーンは燃えましたね~。
三角絞めでつかまえて-vs大軍

大白猿2匹とのバトルもドキドキしました。
三角絞めでつかまえて-vs大白猿×2


で、何よりも何よりも僕好みだったのが、“火星のプリンセス”デジャー・ソリス! 海外ファンタジー小説の挿絵ライクな“肉付きの良いビジュアルの女戦士”感が最高のひと言でして…(しみじみ)。僕は昔から線の細い女戦士がどうも好きになれなかったんですよ。筋肉質の肉体は戦士のデフォルト装備。剣を振るうなら最低限の筋量は備えてほしいということで、この映画の王女の腕の太さは合格点でした(もっと太くても良い感じ)。百歩譲って、もし線が細いのなら、せめて「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」のズーラのようなワイルドさを醸し出してほしいんですよね…。


僕はこのデジャー・ソリス役のリン・コリンズだったら、抱かれても良いです(偉そうに)。
三角絞めでつかまえて-最高すぎるお姫様

もしくはこんな女戦士がベスト。まぁ、演じたグレイス・ジョーンズは実際はここまでワイルドな人じゃないみたいですがー。
三角絞めでつかまえて-ズーラ


そんなワケで、僕はお姫様を観てるだけでも幸せだったというか。だから、逆に彼女がジョン・カーターとイチャイチャするのは少し寂しい心境でしたよ…(面倒くさい観客)。大体、ジョン・カーターの野郎もそこそこ良い体はしてたけどさ、もう少し“張り”がほしかったですな。例えば、大白猿戦で鎖を引っ張る時とか、ヘビのような太さの血管が浮き出た上腕二頭筋を見せてほしかった…というのは贅沢でしょうか。


一見、悪くはないけど、いかんせん迫力不足は否めない半裸。
三角絞めでつかまえて-ジョン・カーターは少し細め

せめてこのくらいパンプアップした感じがほしかった! ステロイドくらい打て!ヽ(`Д´)ノ(無茶な要求)
三角絞めでつかまえて-素敵すぎるコナン


って、よく分からない敵意を剥き出しにしちゃいましたな (ノ∀`) テヘ その他、第9光線で人が消し飛んだり、首チョンパや部位欠損描写があったのも素敵だったんですが(血が青ければディズニー配給でもアリなのね)、一番感心したのが最後の展開。なんだかんだあって、ジョン・カーターは悪の王子サブ・サン(ドミニク・ウェスト)を倒してデジャー・ソリスと結婚するものの、“宇宙で最も進化した存在”のサーン族の教皇マタイ・シャン(マーク・ストロング)の罠によって、地球に飛ばされてしまって。惑星間を移動できるメダルを自ら捨てちゃってたので、火星に帰れなくなっちゃうんですよ。

そこから話は映画冒頭に戻って。エドガーが日記を読み進めると、「オレは10年かけてやっと火星に移動できるメダルを発見したので、これから火星に戻るんだけど、地球に残ってる肉体を壊されるとアウトだから、オレの墓に行って守ってほしい」みたいなことが書いてあるんですね。早速、その墓に行くと、ジョン・カーターの動向を監視してたサーン族の1人が襲って来たものの、実は地球にいたジョン・カーターがそいつをスムースに射殺。なんと「エドガーを囮にしてサーン族をおびき寄せて、奴らのメダルをゲットする作戦だった!∑(゚Д゚)」ということで、「んもう、オジサンったらぁ~ (´∀`) ヤーネ」とエドガーと少しジャレ合った後、ジョン・カーターが火星に戻って映画は終わってました。ううむ、僕の拙い文章力ではあまり面白さが伝わってない気がしますが、とにかく僕はこのオチに見事に騙されちゃって、なんか「やるじゃん!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」と爽やかな気分になったんですよね~。


すっかり利用されてたエドガー。でも、遺産をもらえたから全然OK。
三角絞めでつかまえて-利用された甥っ子


そりゃあ、ツッコミどころはかなり多いですよ。特に全能に近い力を持つ(ように見える)サーン族がマヌケすぎるというか。最後の展開は好きだけど、それまで使ってた能力がスゴかったから、やっぱり「その程度のことも見抜けないのかよ ( ゚д゚)、ペッ」とも思っちゃいますわな(というか、ジョン・カーターに射殺された奴らは相当バカだと思う)。よくよく考えれば、地球に戻さないで殺せば良いワケだし…。それと似た理由で、第9光線を自由に使えるハズのサブ・サンの弱さにもガッカリしました。何らかの対抗策を使われて倒されるのかと思いきや、普通にタイマンして腕を斬られて負けちゃうだけなんだもの… ('A`) ナンダソレ


サーン族の教皇マタイ・シャン。思わせぶりなことは言うけど、結局、何がしたいのかよく分からないんだよなぁ。
三角絞めでつかまえて-よく分からない敵

悪の敵国の王子サブ・サン。あんな強力な武器を持ってるのにタイマンに負けちゃうというね…。
三角絞めでつかまえて-バカな敵


その他、「ジョン・カーターの火星での強さ設定が中途半端(鎖を引きちぎれるのか、無理なのか、ハッキリしてほしい)」とか「サーク族の心を掴むのが早くね?」とか「ジョン・カーターが再婚を決めるのも早くね?」とか「これをスティーブ・ジョブズに捧げてもなぁ…」とか、気になるところはあるんですけど…。でも、とりあえず大きな画面でお金がかかった戦闘シーンの数々を堪能できたし、お姫様も素敵だったから、差し引きプラスって印象。最近、懐が寂しいので2D版を観ちゃいましたけど、IMAX3Dで観た方がより楽しめたのかもしれませんな。積極的には薦めないけど、そんなに悪い映画じゃないと思いますヨ (・∀・)




原作本。アメリカで初版が発行されたのは1917年だとか(書かれたのは1911年)。話は結構違う様子。
三角絞めでつかまえて-火星のプリンセス
火星のプリンセス 火星シリーズ 1 (小学館文庫)


原作を合本した文庫版。イラストはこっちの方が好み。
三角絞めでつかまえて-火星の~合本
火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)


映画のノベライズ本。
三角絞めでつかまえて-映画ノベライズ
ジョン・カーター (映画文庫)


サントラ。一応、貼っておきますね。
三角絞めでつかまえて-サントラ
John Carter


アンドリュー・スタントン監督作。ピクサーの作品の中で一番好きです。
三角絞めでつかまえて-ウォーリー
ウォーリー [Blu-ray]


いち早く「火星のプリンセス」を映像化した作品。お姫様役がトレイシー・ローズってのはスゴい…。
三角絞めでつかまえて-アバター・オブ・マーズ
アバター・オブ・マーズ [DVD]


ジェームズ・キャメロン監督作。内容が似てるのはお互い様。パワードスーツが超カッコイイ!
三角絞めでつかまえて-アバター
アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]


なんとなく貼っておきたい素敵な映画。このころのアーノルド・シュワルツェネッガーは最高すぎ。
三角絞めでつかまえて-キング・オブ・デストロイヤー
キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2 [Blu-ray]