2009年11月28日

E.YAZAWA ROCK(ネタバレ)

テーマ:新作映画(2009)
E.YAZAWA ROCK※映画の説明などを追記しました(12/15)

三角絞めでつかまえて-矢沢

2009/日本 上映時間90分
監督・製作: 増田久雄
出演:矢沢永吉
(あらすじ)
60歳を目前にしつつも、なお精力的に音楽活動を展開する矢沢永吉。100回を記念する武道館公演にカメラは密着。さらに、レコーディング風景でのストイックな姿の一方、スタッフを気遣う様子、プライベートの時間に行われたリラックスしたインタビューなどオンとオフに密着し、人間・矢沢に迫っていく。(以上、シネマ・トゥデイより)

予告はこんな感じ↓




60点


しつこくて申し訳ありませんが音楽映画強化月間も大詰めなので、「E.YAZAWA ROCK」の感想を書きますね。矢沢永吉さんといえば、自伝「成りあがり」を学生時代に読んで感動したことはありましたが、音楽に疎かった僕は矢沢さんのCDを買ったりすることはなく、「苦労を重ねてスターになったスゴい人なんだな~」くらいのイメージしかありませんでした。

…がしかし! この映画を観て認識をあらためましたよ。この人、話していたり、動いていたりするのを見るだけでも恐ろしく面白いんですね。カリスマ性があるのは当たり前なんでしょうけど、もう普通のミュージシャンとは違う何かスゴい生物に見えるというか。そりゃファンが多いのも当たり前ですがな。

映画は武道館ライブに向けてのリハーサル風景やインタビュー、過去の映像などで構成されているんですが、リハーサル風景はカッコ良かったですね。自分の理想を的確に指示するのを見て、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」をちょっと思い出したり。矢沢さんの方が動物的な感じですが。とにかくスゴい59歳でした(映画の最後には還暦に!)。

曲も良かったです。ライブパフォーマンスを見ながら聴くと実にカッコ良いんですよ。ちなみに矢沢さん自身も映画の中で言っていましたが、社会的なメッセージをこめた歌は作らないそうで。そういうのは好きじゃないようなんですね。僕は押しつけがましい歌の方が好きなので、そこは合わないんですが、その一貫した姿勢は素晴らしいと思います。

ただ、不満も結構あります。なんか砂浜を走って寝そべったりとか、ジムで体を鍛えたりするシーンなど、素の状態を撮った映像があまりカッコ良くないんですね。他の音楽ドキュメンタリーよりも画質が良いんですが、それが逆になんか安っぽいイメージビデオっぽく見えちゃうというか。インタビュー映像に関しても、昔のは非常に良い感じなんですが、現代の映像になるとこれまたキレイでNHKっぽいというか、あまりカッコ良くない。撮り方もそうですが、インタビューする場所や雰囲気をもう少し考えた方が良かったのではとも思いました。

あと、ライブシーン。途中で曲を切るのは別に仕方ないと思いますが、同じ曲を途中で切って、また途中から繋ぐシーンが多いのはどうかと。気持ち良く音楽に乗って見ていると、いきなりブツ切りされて、でもまた同じ曲の途中から続いたりして、微妙に気持ち悪かったです。もうちょっとうまく編集してほしかったなぁ。

ちなみに新宿バルト9で観たんですが、客席は結構埋まってましたね。で、僕の隣りはキレイな20代後半くらいの女性が座っていたんですが、「I LOVE YOU,OK」が流れた瞬間、すすり泣きを始めて、僕もちょっとジーンとしました。まぁ、映画的にはどうかと思うところはありましたが、矢沢さん自体は信じられないほどカッコ良いので、観ても損はしないと思いますよ。




男だったら一度は読んでおきたい名著。もちろん女性が読んだって良いですよ!
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)/矢沢 永吉

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映画の主演もやられているんですね。僕は未見です。
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