のんびりかまえて
わらっていると、
しあわせがやってきて、
キスをくれるのさ。
『きょう、何回笑った?』 神岡学著 PHP研究所刊
ぽかんと時間のあいた平日の昼下がり。
子どもが帰ってくるにはもう少し時間があるぞという時間帯。
居間でゴロゴロしながら夫君とおしゃべりしていた。
「なんか、このごろ手がやせてきた気がする」
と、夫君。
近頃とみにお徳用サイズとなってきたワタクシとしては、
聞き捨てならない。
「え~?そおお??それより、相変わらず、手ぇ小さいねえ」
そう、夫君は男の人としては手が小さい。
対して、ワタクシはその昔「女の上限」と言われた事があるくらい、
大きい。
足は普通サイズなんだけれど。。。
夫君は「それにさあ、なんか手相が濃くなってきた気がするんだよね」
ともおっしゃる。
どれどれと見てみれば、なるほどワタクシに比べて
感情線、頭脳線、生命線がくっきりと濃く、目立って見える。
斜めの角度からから見ていたワタクシ、あれ?と気づいた。
「すごい!小って書いてある!!小さい手に小って!!!」
そう、目立つ3本の線が見事に「小」の字を描いていたのだ。
その相関関係がおかしくて、二人してゲラゲラ笑ってしまった。
開けっ放しの窓から漏れる異常なまでの笑い声に、
ご近所はどう思っただろうか?
また別の日。
食事の支度をしていたとき、居間でおとなしく本を読んでいた次男が
「ねえ、お母さん。パンチラ・ベルってなに?」と、聞く。
我が耳を疑い、聞き返すワタクシに次男は重ねて
「だから、パンチラ・ベルってなに?」
おとなしく読んでると思ったら、何の本なの?
とばかりにキッチンから出るワタクシより先に
近くで新聞を読んでいた夫君が「どこに書いてあるんだ?」と確認すると
何の事はない。
工作の本の材料の欄に「パンチラベル」と書いてある。
穴あけパンチで開けた穴の補強をするシールのことだったのだ。
「なんで変なところで切るかなあ~!もお!」
と、また3人で大笑い。
クダラナイ。
でも、そのクダラナさが涙が出るほどおかしくて、
食事の時間は大幅に遅れたのだった。
我が家の近況。
笑う門には福来る?
このオカシサが伝わるといいのだけれど。。。