■他チームとの同じメニューでの質の違い | ~指導者も親もコーチングを考えて~(少年サッカー・コーチング)

~指導者も親もコーチングを考えて~(少年サッカー・コーチング)

少年サッカーチームの指導を始めて今年で21年目。コーチングの楽しさ・難しさ、メンタル部分、感情(EQ)のコントロール、コーチングの重要性等を綴っていければと思っています!

カップ戦の時、コーチが審判&不在で指導人数が少なかったので、久々にアップメニューをやりました。

 

ボールが使える広さも5m四方くらいしか無いので、大したメニューは出来ませんが、それでもアップをするのには何とかなる位のスペースではあります。

 

予選を勝ち上がり、優勝決定戦までの時間が空いたので、集中力を維持できないと思ったので、「一度(集中力を)開放をして、再度アップからのスタートをする」という感じで行うことに。

 

▼対面パスで、パスを出してから相手前に走りこみ(プレスを掛け)、相手前で何もせずに止まる。
受けた方は、左右どちらかにワントラップして対面にパスを出し、プレスに行く。

という単純メニュー。


一度集中力を開放してしまうと、なかなか元に戻り難いのは仕方ないのだけれど、これから決勝戦を迎えるという気持ちがやはり薄い。。。

やらされている感満載の行動&言動。

 

単純なだけに、簡単に手を抜きながら行う事も可能だけど、プレスに行くスピードや方向、トラップの位置、パスの速さや方向など、きちっとやろうと思えば、それなりに必要な要素は入っているはず。


そこに対戦相手のチームもアップをし始め、うちでやっていた最初のメニューを始めたのに気が付いて見ていると、やはり出来ている。

 

子供達を集めミーティングをしながら、子供達が相手チームのメニューが見えるような位置に座らせ、話をしてみた。

同じメニューなのに、彼らはさっき僕が言ったことが普通に出来ているけど、みんなはできていない。。
この差は何?

 

同じメニューだけど、考え方一つで大きく変わるもの。

感情をいかにコントロールできるか!!

 

ONとOFFのスイッチを、どう切り替えるのか?
(これはまた次回にでも、書いてみようかな…あせる)

 

気を少し引き締めて、そこから試合に臨むことが、準備段階からいかに大切かを学んで欲しいと思います!

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