かめのラスカル~アニメ・鉄道・カーレース趣味の感想 アメブロ館

こちらは「かめのラスカル~アニメ・鉄道・カーレース趣味の感想 http://kamerascal.cocolog-nifty.com/blog/」のサブブログです。
 子どもの頃から大好きだった、アニメやマンガに関する個人的感想や出来事・趣味をおっさん視点で書いてます。


テーマ:
前作:劇場版銀河鉄道999の感想

前作より2年後、原作のない完全オリジナルで発表されました。
前作の時は小学生だったので親に連れて行ってもらいました私も、さよならの時は中学生。
友達と一緒に映画館に見に行きました。

その友達が見ている途中で、「黒騎士、鉄郎のお父さんじゃない??」とつぶやき、その通りだったのに驚いたのはいい想い出です。
当時はそこまで読む力は自分にはありませんでした(笑)。

ということで、昨日からの999ブログ第2弾です。

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言


劇場版 さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 レビュー

先日の第1作目同様、iTunesで配信中(200円)

さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 /作者不明
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かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

動乱の時代が来た・・・・

 鉄郎が惑星メーテルを破壊し、機械化人の時代は終わるかと思いきや、機械人の勢力はますます威力を増していった。
一方生身の人間も、鉄郎の意思(惑星メーテルが破壊された)に感化され、機械化人を滅ぼそうと戦うようになった。

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

 そんな中、鉄郎は久しぶりにメーテルの声を聞く。届いた手紙には

「私はメーテル。鉄郎、999に乗りなさい」

状況がわからないまま鉄郎は、今や行き先不明となっているミステリー列車、999に乗る。


私の青春時代、一番大きく影響された映画作品。
それが、さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~です。

この作品のインパクトは当時相当なものでした。

銀河鉄道999のテーマは生身の身体と機械の身体→限りある命と永遠の命。

でも、この作品はさらに深くまで追求しています。

それが、
「親子の血のつながりってなんなんだろう。」
です。


かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

また、機械化人のエネルギーが生身の人間から作られていたのもショッキングでした。
ようは、人間が牛や豚を自分たちの「糧」にしているのと同様、機械化人は生身の人間を「糧」にしていたのです。
つまり、機械化人は戦争に勝っても生身の人間は滅ぼせないのです。
おそらく、生身の人間を養殖する・・・それが機械化母性の最終目的だったのでしょうね。

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言


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ここで、キャラクターの背景を少しまとめておきたいと思います。
松本零士先生のSF作品は基本的に一つの作品となっています。

・1000年女王
・キャプテンハーロック
・クイーンエメラルダス
・銀河鉄道999
(実は宇宙戦艦ヤマトも関わるみたいだったが、エターナル編の原作が未だ未完な為不明:前半でヤマトが出ている)

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言 かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

 1000年女王プロメシューム。彼女の生まれ育った星・ラーメタル星はかつて地球と同じ太陽系の惑星だった。ラーメタルの女王として二人の娘・メーテル&エメラルダスと一緒に平和な日々を送っていました。
だが、太陽系とはいえ、公転周期はなんと1000年。暖かい太陽に近づき春が来るのは1000年に1度だった。そのため、地球の移住を考えたラーメタル人は1000年周期に合わせ地球に女王をおくことにしたのです(この物語が1000年女王)。女王プロメシュームは雪野弥生になって地球に1000年住みますが、地球人の生活を重んじた弥生はラーメタルに帰ります。
  しかし、1000年周期だった太陽系公転周期をを外れ、遊星になってしまったラーメタルは1000年に一度の春もなくなり、もはや人間の住める星では無くなってしまいました。そして、家臣にだまされたのもあるのですが、機械化計画に乗ってしまい、ラーメタルを機械化星にしていきます。
それに反発したエメラルダスはメーテルと一緒に母を思いとどまらせようとするが、結局1000年女王プロメシュームは機械化人にされてしまいます。
 その後、エメラルダスは母の元を去り、メーテルは最後まで母を元に戻そうとして、とどまります。

そして、物語は銀河鉄道999へつながります。
(メーテルレジェンド・宇宙交響詩メーテルという二つのOVAで描かれています。興味があったらレンタル等で視てはいかがでしょうか)

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言


メーテルの服が白(メーテル・プロメシューム・エメラルダスの3人)→赤(メーテルとプロメシューム)→黒(メーテル独り)へと変化していきます。こころがだんだんと陰になっていくのが描かれています。
また、プロメシュームも機械の身体になり、徐々にダークサイドに墜ちていく様もはっきりと描かれています。

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さよなら銀河鉄道999は、実はそれらの総決算とも言える作品なのです。

ラストシーン、ハーロックが言った言葉、

「不幸にして途中で」袂をわかったが、おまえは、おまえの父によく似ている。
たとえ父と志は違っても、若者が未来を作っていくのだ。

親から子へ、子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いてゆく
・・・それが本当の永遠の命だと、俺は信じる。


かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

これがすべてだと思います。

鉄郎が999で地球を出るときに命をかけて送り出した同士達を鉄郎は「親父」と呼びました。

かめラスカルのアニメ&鉄道&趣味の戯言

しかし、やはりそれは「同士」であり、「血のつながった親子」ではありません。
人類としての、種族としての子どもなのです。
だから
「わしの、せがれよ・・」
なのだと思います。

詳しく書くとめっちゃ長くなるので端折りますが、

・鉄郎 と 黒騎士ファウスト・死んだ母親
・メーテル・エメラルダス姉妹 と 母1000年女王プロメシューム・(ドクター・バン)
・トチロー と 衛星タイタンにいる母親
・(さよならのキャラクター)ミャウダー と 機械化人に殺された父親


やっぱり親子だなと思うほど似た性格・思い。
でも、進む道は全親子、いや夫婦、さらに姉妹同士でも違います。
女王プロメシュームは自分の娘に同じ名前の星まで与えるほどでした。

このキャラクター達の言葉、行動、心の変化に気をつけながらこの作品を視ると、全然違いますよ。

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そして、結果としてメーテル・鉄郎共に自分の親を自分の手で殺しています。

 父親の立場からこの作品を視て、自分の子どもはどういう人生を送るのだろう・・・
そう考えるといろいろと考えるところが有ります。

現実の世界でもそうだと思います。
自分の意思・思想を継がせたい親・自分とは違う人生を送ってほしいと思う親・・・
親の言うことを素直に聞く子ども・すべてにおいて親に反感する子ども。
でも、考え方は、すごく親子そっくり。

永遠の命は、機械で得るのではなく、種族として血縁によって継がれていくのだ。

少子化時代、とても重要なテーマだと思います。
機会があったら一度子どもさんと一緒に、内容を説明しながら視るのをオススメします。
説明しないと・・・たぶん今の子ども達はこの作品のもってる意味を理解できないと思います。


※追記
999・2部作の私の感想がそこあにの特集 で採用されました。
もしよろしかったら聴いてみてください。


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