報告と感想★自分の感情と仲よくなる1DAYワーク(10) | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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かめおかゆみこ です。

 

2016年12月10日、「自分の感情と仲よくなる1DAYワー

クショップ」を開催しました。参加者さんが書いてくださった

感想を手がかりに、今回のワークをふりかえっています。カナヘイうさぎ


報告と感想 (1)  (2) (3)  (4)  (5)  (6) (7)  (8)  (9)

 

 

MI さんが書いた、「反応系」について、少しふれておきます。 

 

これ、日本人には、けっこう多い体質。私は、心理学的な専

門の知識はないのだけれど、講座やワークで、おおぜいの

人の話を聴いてきて、そう感じています。

 

相手の話を聴くうちに、相手の気持ちに同調してしまうんで

すね。いわゆる共感体質、というやつです。

 

 

楽しい話ならまだしも、落ちこむ話、深刻な話、ネガティブな

話だったりすると、あとが大変です。

 

実際、私が「『聴く』を磨く」講座をやるなかで、しばしば受ける

質問のひとつに、「相手に影響を受けないようにするには、ど

うしたらいいでしょうか」というのが、とても多いのです。

 

近年、傾聴ボランティアというものができて、傾聴講座で学ぶ

ひとがふえているのですが、そういうひとでも、「そういうこと

にたいして、どうこうという話はとくにはなかった」と…。

 

まぢですかああ~ムキームカムカ

 

「相手の気持ちにひきずられないように」と言われた、というひ

 

ともいましたが、具体的な対策については、何もなかったそう

 

です。つまりは、精神論ですね。ドクロ

 

もちろん、すべての傾聴講座がそうだとは思いませんが、それ

でダメージ受けちゃったり、ストレスがたまって家庭内が暗くな

っちゃったり…ということが、実際に起きているわけですから。

 

せっかくボランティアをかってくれるかたがたにたいして、きちん

と具体的な対策も提示してほしいなあって、思っちゃうわけです。

 

 

で、話をもどして。「反応系」っていうのは、そういう同調系もふ

くめて、自分の感情・感覚にふれるものがあった瞬間に、ぱっと

反応を示してしまうタイプ。

 

たとえば、誰かにちょっと、そっけない対応をされたとたんに、

「やっぱり、私はひとからきらわれている~えーん」と、即断しちゃ
うような感じです。いや、いきなり総括しすぎですって!
ポーン

 

私は、「反応は過去の習慣の蓄積です」ってお話をします。

 

感情は、自分のなかに「受け皿」がないと起きてきません。

それは、過去に何らかの体験によってつくられ、同じような状

況をくりかえすことで、強化されてきたものです。

 

 

だから、「反応」が起きたときに、まず、「あ、これはいま起きて

いる感情ではなく、過去の蓄積のなかから引っ張りだしてきた

ものだ」と、気づく必要があります。

 

たいていは、反応が起きたあとで気づき、後悔するショボーン…のパ

ターンをくりかえすわけですが、ポイントは、起きてきたことその

ものではなく、「後悔をくりかえす」ことにあります。

 

それが、逆に反応を強化していくわけですから。びっくり

 

だから、まずは、事後であろうと、「気づいたことにマルをあげ

ピンクハートが、最初のステップです。

 

 

講座のなかで、たくさんのひとの話を聴くなかで、問題は、そ

の反応そのものではなく、それをジャッジするところにあると

いうのが、私の結論です。

 

たしかに、ジャッジさえしなければ、それは起きたできごとに

すぎず、やがて過ぎていくだけですから。

 

というわけで、講座のなかでは、こういう説明をします。

 

・反応を止めるためには、まず反応に気づく必要がある。

 

・このとき、ジャッジに流れると、逆に強化されてしまうので、

まずは、「気がついた」ことにマルうずまき

 

・最初は事後に気づくが、ジャッジせずマルをつけていくと、

そのうち、最中に気づくようになり、やがては事前に気づい

て、ストップをかけられるようになる。

 

これは、実際に私が体験してきたプロセスです。これをくりか

えすことで、反応にひきずられないようになりました。

 

 

今回のワークのなかでは、折にふれて、「気づく」練習をして

いきました。

 

反応は、ワークのなかでも起きます。それを口にしてもらった

り、こちらから解説をすることで、気づきの回数をふやしてい

くのです。

 

MI さんが書いてくれた、「自分の否定的な感情も、安全な場

所で表現していくことは、とても大切」というのが、今回で言え

ば、ワークの場ということです。

 

もちろん、長年の習慣が、ワークのなかで、いきなりすべて解

消することはありませんが、この気づく練習を日常でやれる

ようになると、徐々に、変化は起きてきますから。ニコニコ


 

わーおー、連載が、もう10回にもなってしまいました!びっくり

 

ほかにも報告したいことがいっぱいあるので、少し加速してい

きますね。(行けるかな?)(笑)爆  笑

 

ごはん、ごはん、ごはん~。まだかな~♪

 

 

かたいアタマをゆるめると

  こころの元気がよみがえる

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ワーク

日時/2017年2月1日(水)19時15分~20時45分
    2017年2月14日(火)10時15分~11時45分 
会場/都内施設
(渋谷駅より約15分)

詳細/こちら流れ星

 

 

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