気づいたら、というか気づいていたけど、だいぶ間が空いてしまいました。
本は少しだけ読んでいましたが、どうも感想が書けなくて。
とりあえず、何を読んでいたかというと
保坂和志の『カンヴァセイ・ションピース』・『季節の記憶』
小川洋子の『密やかな結晶』
川上弘美の『センセイの鞄』
なんかです(たぶんこんなものだったと思います)。
保坂和志の作品は、相変わらずで読んでいて面白かったです。私としては、
『季節の記憶』>『カンヴァセイション・ピース』でしたね。とくに、文字が読める
ようになることなどに関しての部分なんかは、私もいろいろ考えたりすることが
あったので、とっても興味深く読みました。
『密やかな結晶』は、すごく雰囲気のある作品だなぁという印象でした。いろ
いろなものがだんだんと消えていく島の物語なのですが、その島の空気感だっ
たり、あるものが喪失する日の朝の感じなんかがすごく感じられるというので
しょうか。映像としてのイメージが湧きやすいという風に私は感じたんですが、
それは喪失して記憶がなくなっていくという特殊な、SF的な物語が影響してい
るのかもしれません。
『センセイの鞄』は、面白くないわけじゃないんですが、どうもはまりきれなかっ
たという感じです。たぶんセンセイにそこまで好感を持てなかったというのが最
大の原因かと思います。社会的にはしっかりしてるのに、ちょっと危うい部分を
持っているツキコさんという人物は良いなと感じたんですけど。うーん、もう少し
年を経てからまた読んだら変わるのかもしれないですね。それはそれで楽しみ
です。
えー、感想にもならないメモみたいな感じになってしまいました。収穫としては
小川洋子さんの作品が思っていたよりも好きな感じだったことでしょうか。来年
は彼女の作品をもうちょっと読んでみようと思います。後は、もうちょっと外国作
品も読んでみようかと思っています。が、なかなか本を読むスピードが早くなら
ないので大変そうなんですが。ま、頑張る必要もないので適当に意識しながら
やっていこうと思います。