きゃわいい~浜尾京介くん!

2014年2月28日引退(休止)した浜尾京介くんの出遅れファン日記
たまに大ちゃん、まおくんの大正ロマン妄想話執筆中~♪

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京介は
朝から嬉しそうに
台所に立っていた。














初舞台を終えた京介は
どこか晴れやかだった。











滝口は、
そんな京介を
下宿の茶の間から見つめていた。











「京介さんの藤娘・・・
目から離れないんだよなぁ・・・」











ボソっと呟いても
誰も聞いていないようだった。















二階から現れた大輔は
京介の隣に行き
その腰に手を回し
自分に引き寄せようとした。











京介は
「ダメですよ」っと
少し頬を膨らませたが
嫌がっているようには見えない。












「また復活のイチャイチャ・・・・・・」











滝口が、ため息混じりに言っても
また、誰も聞いていないようだった。












京介の箸から
大輔は、なにやら味見をしてるようだ。








京介の首を傾げて
「どぉ?」っと尋ねる仕草に
大輔も目で美味しいっと語っていた。
















「以心伝心~阿吽の呼吸って、あれを言うのか?」







瞳で物事を語り合うなど
滝口に、出来る相手が居ない。
ボヤキのように呟いても
誰も聞いていない。











「近い、近い・・・・・」








京介と大輔は
その顔を間近に
何やら楽しそうに話していた。













クスリと笑う京介が、
どれだけ綺麗か、滝口はその姿を見つめ







「俺も京介さんが欲しい・・・・」





ポカっ!!


「痛っ!!」



「何馬鹿な事言ってるの!!」



見上げると割烹着姿のフミが
新聞紙を丸めて立っていた。



「なんだよ~!!聞いていたのか?」




「ヘンな事言ってると
この下宿から追い出すわよ」



周りを見ると
内藤も良馬も呆れ顔だった。










「あ・・・・・藤娘病だ・・・・」







「はあ?何が藤娘病なのよ!」








「目から離れない・・・・・
京介さんのあの姿・・・・本当にこの世のものとは思えない・・・
よくぞ京汰さん~京介さんにあの舞いをさせた・・・」








ふう~っとため息を付くと









「出来た~!!」

っと、京介さんがこちらに笑顔を向けた。







「ん?何を作っていたんだ?」




「はい!今日はお休みなので
だいすけさんとハイキングって言うんですか?
歩いてお外でお弁当を食べてきます」









「俺も行く!!」
「俺も行きたいっす」









「駄目だ!・・・・」




間髪入れずに
大輔が拒否した。









「やっと二人が水入らずの休日を迎えられたんだから~
邪魔したらいけません」


フミがやんわりと言うと







「皆さんにもお弁当作ったので、
高台の屋敷で庭園を眺めながら食べてください」







「え?」
「お?」











「内藤は、見飽きてるだろうけど
たまには皆で庭を見ながら楽しんでくるといい~
屋敷の鶴爺さんには、許可を得てるから」










「お前たちは??」



滝口が聞くと
二人は、顔を見合わせ
幸せそうに微笑んだ。





「俺たちは、秘密の場所に行ってくる~
くれぐれも邪魔しないように・・・・」








「あ・・・いいなぁ~
秘密の基地でもあるっすか?
ずるいっす・・・俺も行きたい・・」




「大希・・・いい加減にしろ・・・」



「良馬さん・・・・だって・・・・」




「大希が綺麗に手入れした庭を見たい・・
一緒に屋敷の庭で
京介さんの作ってくれたお弁当~食べよう」






「あ、うん・・・
良馬さんがそう言うなら・・・」




「ほら~滝口さんも一緒に行きましょ~
フミが相手してあげるから」





「フミさんか・・・・阿吽の呼吸は、出来ないけど
仕方がない」


ポカっ!



また、滝口は、フミに新聞紙で叩かれた。






c.blossoms*c.blossoms*c.blossoms*


京介と大輔は
ある場所に向かっていた。



道中、綺麗な花たちを愛でる京介は
嬉しそうだった。










緩やかな坂を登り着いた時
あの櫻の樹の下だった。








「だいすけさん・・・・この樹ですね~
もう、すっかりお花は終わっちゃってます」






「そうだな・・・・・」








あの櫻の木は
どれだけ永い時を
ここで人々を見つめ続けたのだろう~
老木の幹は、その年月を感じさせた。







遊女が京介に憑き
その妖しいまでの瞳に
大輔は溺れた。








死を持って
愛する人が結ばれる事への
壮絶な想いは、
京介の心に刻まれた。










その樹に
京介は、花束を手向けた。












数ヶ月前の事が
とても懐かしく感じられた。







「ここに座りましょうか」







敷物を出し
大輔は、その樹の下に敷いた。









陽射しの強い中
その木陰は
とても涼やかだった。








「汗かいちゃいました・・・」





京介は
いつになく顔を上気させ
額に汗が浮かんでいた。








「ほら、こっち向いて・・・」







大輔は、手拭いで
京介の汗を拭くと
嬉しそうな甘い笑顔を見せた。










その敷物の上に座ると
大輔は、足を投げ出すよう
自ら足を伸ばした。



京介も同じようにすると
大輔は
その足元から靴下を脱がせた。









京介の白い足に
陽が当たり
気持ち良さそうに左右に動かす様を
大輔は、可愛いと思った。









「お外でお弁当~いいですね」




京介は、
水筒から冷たいお茶を大輔に渡した。







「あ、ありがとう~本当に
二人っきりは久しぶりだな・・・・」








しみじみと話す大輔の横顔には
どこか安堵の表情が見えた。




「そうですね~毎週
お稽古ばかりでしたから・・・」








空に広がる青空は
どこまでも二人の心を癒し
穏やかでゆったりとした時を刻んだ。










「そういえば・・・・・僕は、以前彩りを感じる事が出来なかったんですよね」





「京介さん・・・・・」



京介は、
二人で見る景色に
忘れていた
屋敷の離れでの自分がふっと思い出した。










何も感じないほど
京介の目には、色彩がなかった。












「空に浮かぶ雲や髪を揺らす風~
そして、新緑の香り・・・
僕は、以前は感じられなかった・・・・」









「京介さん・・・・・・」







大輔は、
あの離れの縁側で
色の無い世界で生きていると語った
京介を思い出した。











そして
しみじみと今の幸せを感じた。










二人で過ごした月日は
そんな過去も忘れるほど
毎日が充実していた。












遠くの風景を見つめ
二人は、いろいろなことが蘇っていた。













隣で笑う京介に
大輔は、この出会いの運命を感じた。







京介は、縁側の時のように、
大輔の肩に頭を乗せ
空の青と櫻の葉を見つめた。













木漏れ日が二人を照らし
時折風が樹々の葉を揺らし
誰も居ないのだと錯覚させた・・・・








「いろいろありましたね~」






「ああ・・・そうだね」









大輔と出会った京介は
これまでのいろいろな事が
大切な宝物のように
心に全て刻み込んでいた。




生きることを
大輔は、教えてくれた。




好きなことをして
好きな人と暮らす・・・
夢のような日々が
京介の心を満たしていた。








大輔はその手を取り
しっかりと握り締めた。






「だいすけさんには、いつも迷惑ばかり掛けてる・・・」






「迷惑?一度も思ったことはない・・・
京介さんには
俺は、感謝しかない・・・」




「だいすけさん・・・・・」






「今まで一人で生きてきたことが嘘のような
今のこの充実感は、
俺にとっての幸せだから・・・」





「僕も・・・・
本当にいろいろあって、
その全てがいい想い出です・・・・・」









「京汰さんってお兄さんも出来たね・・・」







「本当に不思議な出会いです・・・
僕が京汰さんと似ていなかったら
きっと、話をすることもなかったでしょう」









「ああ・・・・京介さんの活躍で
京汰さんは
史郎さんと出会う事が出来たんだから・・・・」









「きっと父ですよ・・・・
出会えるように仕向けたんですよ」











「今も京一郎さんは、夢に出てくる?」







「そうですね~たまに知らない男の方と出てきて・・・
きっと、あの方・・・万次郎さんなんだと思います」




「万次郎さん?・・・京汰さんの師匠?」







「はい、とても優しげに父を見つめる方で・・・・」






「そうなのか・・・・お母さんは?」








「母は、いつも同じことを言います。
愛する人を大切に・・・って・・」






「そうなのか・・・なんだか俺は、見られてるようで
照れるな・・・・・・」







「今年のお盆・・・・一緒にお墓参り行きましょう」








「ああ・・・一緒に行こう~」





「その頃、屋敷で弟が生まれてるでしょうね」







「ああ・・・そうだね」





京介は、一瞬曇らせたその表情から
まだ屋敷に行く事に
躊躇いがあると感じた。








その手を強く握り
一人ではないと伝えた。










京介は
嬉しそうに微笑んだ。











「お外で二人きりっていいですね」









「ああ~うるさい外野も居ないし・・」




「誰ですか、それ・・・」








「カフェに入り浸りの医者や
下宿に居る割烹着の人や
俺の仕事仲間とか・・・居るだろう?」









ふふっと笑う京介に
そっと大輔は、くちづけするように
顔を近づけた。



「あ・・・・」






戸惑いは一瞬で
京介は、その瞳を閉じ
大輔のくちづけを受けた。








しっとりと合わされた唇が離れて
互いを見つめていると






「誰かに見られたらどうします?」






っと、京介は、
大輔を優しく睨んだ。










「見られるのはお天道さんと
櫻の樹ぐらいだよ~
みんな、黙っていてくれる・・・」









「そうですね~」



二人は、見つめ合い
また、互いにくちづけを交わした。













時の流れを感じつつ
二人っきりのこの時を
幸せだと噛み締め
楽しいひとときを過ごした。


「あ・・・そうだ・・・
忘れていました」




「ん?なに?」




「今日が何の日か知ってますか?」



「ん?5月29日?」




「はい」




「誰かの誕生日なのか?」





「カフェに入り浸りのお医者さんの・・・」



はははっと思わず大輔は
笑った。






「あいつを蔑ろにすると後が怖いからな~」






「はい、ちゃんと夜は、お祝いしましょう」







「気苦労が絶えないな~京介さんは・・・」







「いえ、僕の大切な家族ですから・・・・・・・」





っと、優しく話す京介を大輔は
嬉しく見つめた。






京介にとって
いろんな出会いが
自分を変えて行くことを知っていた。









愛する人々に囲まれて生きる事が
京介を更に強くした。









「さあ~他の人の話はやめて
二人のこの時間を楽しもう」






「はい!お弁当食べましょう」







京介の作ったお弁当を広げ
やっと得た二人だけの時間を
しみじみと感じていた。




大輔にとって
京介を愛する事が
これほど人生を変えるとは
思いもしなかった。





いつまでも綺麗な
彩りの中で過ごす事は
かけがえのないものだった。




~俺の京介・・・・・~



頭の中で何度も繰り返し聞こえる
その言葉は
大輔の心の声のようだった・・・・






葉葉葉葉葉葉葉




皆様~こんにちは~


ぺこ <(_ _)>


ちょっとお久しぶりのような・・・
頭の中では、ずっと「大正ロマン」にどっぷりと浸っていたんだけど
文章が全く浮かばず、今に至る・・・


そんな時は、何もしないのもいいでしょう~
ゴロゴロしてました・・・・





今日お届けの話は、アメ限「大輔の壟断」の続きのようなものです。
やっと京汰の初舞台を終え、日常が戻った時、
二人は二人っきりになれる場所へ、ピクニック?ハイキング?に出掛けます。


下宿の部屋では、いつも二人っきりですが、外で二人っきりになりたくて
大輔が提案して、京介は、可愛く頷いて、朝からお弁当作り~♪




あの「櫻心中」の櫻の樹の下に出掛けました。





既に花は散っています。出掛けたのは、先月?くらいだよね~
櫻の綺麗に咲き乱れる時に訪れた二人は、不思議な体験をします。



そして今回は、
二人の幸せなお話が書きたかったので・・・・




「櫻の樹の下で・・・」の京汰と史郎編有りです。
もちろん、18歳の京汰と出会ったあの櫻の樹の下になるのかな?
二人は、どんな語らいをするのでしょうか・・・





その前に、初舞台が終わった客出しのお話がまだ書けてません。
人数多すぎて、皆の事を書くと、ちょう~長い取り留めもないものになります。

おいおいに・・・・



それとちょこっとここでお知らせを・・・
アメンバー申請をされた方が、コメントメッセージが無い為に、そのままスルーされています。
お話のコメント欄、あるいは、封筒マークのメッセージから、簡単な自己紹介を添えて申請してくださいませ~
再度申請( ・∀・)OK!!です。御遠慮なく~


滝口さん~誕生日オメデトウ(^▽^)ゴザイマース(今日だよね?)
いつも下宿では、京介がお世話になってます。
これからも宜しくお願いします~♥







では、今日も秋晴れのような涼しさの中
私も仕事場まで、ハイキングといきますか~





では、皆様も穏やかな一日をお過ごし下さい~




マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!















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