嬉しすぎ♪
昨日の夜、事務所の大家さんから
雛祭りのおすそ分け。
具だくさんのちらし寿司にしじみ汁。
美味しくて美味しくて、
感激して感激して、
ひとくちひとくち大事に
頂きました。
なんという幸せな時間！
さっき、食器をお返しする時に奥様とお話していたら、
結婚されて離れて暮らしてらっしゃるお嬢さんが
ちょうど私と同じくらいの年頃とか。
「つい娘とだぶっちゃってね」とおっしゃって下さいました。
そんな人情溢れる優しさが心に沁みた雛祭り。
女性に生まれて良かったなぁ。
そのせいでしょうか。
昨日はヒゲが生えませんでした。
さらに。
大家さんのお家では今、ご夫婦ふたりの食卓なので
カレーにすると３日間くらい続いてしまうとか。
そんな時、持って行ったらカメちゃん食べてくれる？と
またもや優しいお言葉！
もうもう、とーーーーーーーーーーっても喜んで！
私、なんていい人たちに囲まれているんだろう。
今年の雛祭りは心が幸せでいっぱいになりました。
今年の母の日は、奥様に何か贈り物したいなぁ。
何がいいかな？
今から楽しみに考えようっと。
ちなみに。
ちらし寿司が乗っていたお盆には…
あら？これは引き出物？
お知り合いなのかしら？？？
当てて。
今、私がいちばん欲しいもの、ど～れだ？
この中にあります。
当てて下さい。
ちなみに、マクラというのはコレ！
〆に食べたら、あとはお家に帰って
さくっと寝ましょう！
…って意味で「マクラ」だそうです。
いろんな部位が混ぜこねてあり、
鳥のつくねのようです。
それにニラが巻いてあり、
スタミナつきそうな感じ。
食べたら早く寝て、翌日には体力リカバリー！
お店の大将はラグビー繋がりで松尾雄治さんと
指揮者の小澤征爾さんと三人で仲良し。
小澤さんの最近の容態などお聞きしました。
しかし、四谷の事務所のそんなすぐ近くに
小澤さんが通ってらしたとは！
私なんて、わざわざウィーンの国立歌劇場で
インタビューしたのに（笑）
というか、海外の劇場の取材をしていた時に
ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めていらっしゃったのが小澤さん。
劇場に市長が催す舞踏会の取材がしたくてオファーしたところ、
「あ？日本からくるの？じゃあ教えてあげる！
その舞踏会の翌日、小学生のためのオペラ公演を
世界のOZAWAがやるんだぜ！」と聞き、
ダメもとで「小澤さん、ロケさせて」とお願いしたら
「よっしゃー！」と快く引き受けて下さったのです。
舞踏会のために座席を取っ払った会場で毎年、
地元の小学生を招いて行われる無料公演。
こどもたちは直接、床に座り（席のない国立歌劇場なんて珍しい！）、
奏者や演者も舞台ではなく、
こどもたちの目線と同じ高さでパフォーマンス。
下手上手に限らず、
劇場の四方八方から演者が登場し、
ところ狭しと動き回る公演は、
まるでディズニーランドのパレードみたいで楽しいのなんの！
こどもたちも一緒に歌を歌って（それくらいオペラが浸透している！）、
目の前でオーケストラの楽器に触れ、音色を聴き、奏法を観る。
もちろん、小澤さんの楽しい解説つき！
舞台構成も演奏もなにもかもが素晴らしく楽しく、
大人でさえもすっかり惹きこまれてしまう
そんな小澤さんの公演でした。
さすが小澤さん！…としか言葉が出てこない。
本当に素晴らしかった。
こどもの頃からあんなふうに音楽の魅力を知ることができるから、
ウィーンはウィーンなのだと思ったなぁ。
日本のこどもたちにもこんな機会をつくってあげたいよねって
小澤さん、優しげに微笑んでらっしゃっいました。
まあ、そんな想い出をぽろぽろりん。
小澤さんの指揮でまた聴きたい。
おわり。