死のガーデニング | 道誉!DOHYO!

死のガーデニング

イキナリ,不吉かつ物騒過ぎるタイトルだろ!



しかも,また予告無視して,全く違う内容だし!



なんとなく書きたかったってことで,こちらを優先しました。



次回こそ,地震の予言について。



殆どが外れたようなんで,心置きなく書けます。



それが,他のブログと違うところでもあるんで。



オカルト的に書いたり,煽るのは趣味じゃないし。



んなワケで,本題です。



もうガーデニングなんて言葉が流行ってずいぶん勃ちました。



ここは,下ネタいらんところやろ!



ガーデニングと書きましたが,広い意味でのもので,種を蒔いたり,花を植えて育てる。




そういったもんの総称として,今回は使ってます。



私はカミさんが欲しいといったり,誰かから頼まれたりしない限りは,種はまかないし,花を植えることは,ほぼありません。



もちろん,鉢植えも買うことはないです。


それには理由があります。



私がいつも書いているように,華道家は結果として花を殺しています。



どんなもっともらしい理屈をつけようと,これだけは否定できない事実です。



まあ,殆どの華道家は,相も変わらず屁理屈こねくりまわしてますが・・・。



お前は開き直ってるだけだけどな!



で,鉢植えを使った作品なら,切り花ではないし,別ではないかと思ってる方もいるかと思います。



しかし,私の中では違います。



では,ここで皆さんに一つ,質問。



皆さんが種を蒔いたり,花を植えたりする理由はなんですか?



きっと,そこに大きな花を咲かせるのが楽しみで,その姿を見たいからだと思います。



私が華道家として,作品を作ることだけに情熱を傾けていた若い頃,よく庭先にも部屋にも,育てている植物がたくさんありました。



でもね,これ,花が育つことを楽しみにしてたワケじゃありません。



育ってからの,花を切り,枝を切り,茎を切り,自分の作品に使うことを考えていたんです。



いや,殺すために育てていたと言ったほうが正確だと思います。



華道家は,バンバン花殺して,なんぼの職業ですからねえ。



って,お前はゴルゴ13か!



SF小説なんかでは,自分の臓器のスペアにクローン人間を育てるなんてのもあったりしますが,己の為だけに命を育てるワケで感覚的には似たようなところがあるかもしれません。



私が見ていたのは,綺麗に咲いた花ではなく,その花を使って作った自分の作品でした。



よくこういう話しをすると,養殖の魚やブロイラーの飼育と変わらないじゃないかと言われたりします。


しかし,これらは生きるために食するのであって,自らの力を誇示したり,自己満足のために生けるわけではありません。



私はいつも,自分の作品に使うことだけを前提に考えてニヤニヤしてましたからねえ。



お前は変態か!



そうに決まってんだろ!



否定せんのかい!




いやー,ホント,ロクなもんじゃないです。



中には,鉢物のまま,切らずに作品にすればいいのでは,という声もありますが,根をつけたままでは,表現は限られてしまい自分のイメージに合ったものは作れません。



切って刻んで,折って折曲げ,自分のイメージに合わせて花を弄ぶ。

これが,華道家のDAIGOです。



お前は品川グランドプリンスホテル新高輪」飛天の間で結婚式を挙げた芸能人かよ!



うぃっしゅ!



それをいうなら,醍醐味だろ!



どっちにしろ,とんでもねえ快楽の得方だろ!



正直なとこ,まだこの感覚は浸み付いたままなんです。


一度鋏を置いてからは,イメージトレーニングというか頭の中で作品を仕上げる癖が一時かなり強くなっていた時期があったくらいです。



もう,片っ端から,あの花を切って作品にしたい!みたいな禁断症状ありました。


生きた花を生けないと決めたクセにこれですからねえ。



華道家というヤツは,ホント業の深い生き物です。



最近は,花を見ても,ここまでの禁断症状はありません。



ただ,大好物の女子大生を見ると・・・。



って,お前は何を考えてるんだよ!