第18回高校竜王戦速報

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土橋惇郎新高校竜王誕生!

     (釜石南高1年)

第18回全国高校将棋竜王戦(日本将棋連盟、読売新聞社主催)が18日~19日にかけて福岡県太宰府市の第一経済大で始まった。初日は予選リーグと決勝トーナメントの1~3回戦が行われ、釜石期待の土橋惇郎四段がベスト4に駒を進めた。
 

予選L

     ○ 対 蓮尾旬一(熊本)
     ○ 対 早川晃司(埼玉)

予選リーグ7組を2連勝で通過した後
1回戦 ○ 対古谷幸大(秋田)
2回戦 ○ 対藤里尚樹(山口)
3回戦 ○ 対林  将也(大阪)
べスト4に勝ち残った翌日、準決勝で柿内直哉(神奈川)を破り決勝では昨年度覇者の古屋晧介(招待)までも下し第18代高校竜王に

準決勝 ○ 対柿内直哉(神奈川)

決 勝 ○ 対古屋晧介(招待)決勝の棋譜ここをクリック!

結果如何で高校竜王が3年前の佐野尚史君に続いて再び釜石(それも同じ釜石南高校)からでるかもしれないと筆者は内心ワクワクしていた。戦前の抱負では「予選通過を目指す」と控えめだったようだったが決勝Tでベスト4になった時は惇郎君は場慣れしているのもしや・・・と思ったのは筆者ばかりではないと思う。何はともあれ本当にそれを実現する惇郎くんはすごい、凄すぎますね。心からおめでとうと申し上げたい。
8月末の全国アマ名人戦もこの勢いでぜひがんばってほしい!                        

                                                            森川

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東急小学生将棋大会個人戦結果

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2005年8月8日(月) 渋谷駅・東急東横店西館特設会場 において全国の小学生強豪棋士が集まった。釜石からはお馴染みの小山兄弟が参戦。

 A、B、初級の3クラスの中で A級-有段者の部に怜央くん、B級-級位者の部に真央くんが参加、怜央くんは予選リーグを2-0で通過(二段と四段の子供を撃破し周りから注目されだした)。真央くんも先日のJT東北低学年決勝戦で戦った伊藤一樹(いつき)君(町田市3年)と一緒に受付をした為、そのまま予選であたり初戦を落とし1敗、しかしその後気を取り直し真剣に指し、1~2級の子供を相手に2-1で通過とは立派。

立つ所も無い混雑した会場。奥では渡辺竜王が指導対局/6年生2級の子と真央予選リーグより)

 さあ、これから今日も二人の快進撃が始まるかとおもっていたら、予選でも有名な子供たちが散っていくA級は鬼の棲家ともいえるところ。怜央くんはトーナメント1回戦で研修会C1に所属する浅野大介君(青山学院6年)に終盤予想外の追い込みに会い完敗。真央くんも残念ながら1手差により1回戦で敗退した。
研修会C1浅野大介君×怜央(T1回戦) /仙台で友達になった伊藤一樹君(町田市3年)     
 こうした中央の子供将棋大会は本当にハイレベルなのだろう。トーナメント1回戦で敗退した二人ではあるがこの夏経験した、文部科学大臣杯小中学生団体戦にはじまった二人の夏の祭典はきっと一生の良い思い出となることでしょう。
 僕も倉敷で合流させていただき楽しく過ごさせていただきました。小山さん、本当にお疲れさまでした。いい夏休みでしたね。
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第4回小学生倉敷王将戦結果その2

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第4回小学生倉敷王将戦結果その2

  小山兄弟、夏の熱い、熱い・・・戦!

今回の倉敷王将戦は兄弟で県代表となったもの。おそらく今後の岩手県棋界でもなかなかないだろう。2年連続出場の怜央君は今年6年、優勝またはそれに準ずる成績で有終の美を飾り、凱旋したいところだ。一方の真央君は初出場、まずは「目指せ1勝」だ!


 8月5日怜央、真央一家4人は夕方5時過ぎに倉敷市のホテル石山花壇 に到着、そこにはナント、先日JT東北大会決勝で怜央君が戦った小学生強豪、浅野翔平君も泊まっているとの事。いやがおうにもファイトが燃え上がったことだろう。そこへ1時間30分余り遅れて応援団森川一家4人が到着、ささやかな前夜?作戦会議なるものを近くのファミレスでおこなった。


 早速先日のJT東北子供大会の様子などを聞き、子供たちは子供たちの、大人は大人の話題へと・・・。「おっといけね~、ところで明日は真央君はまず目指せ1勝かな?ふふふ、怜央君は4勝を目標に頑張って!」と言うと怜央君からの返事は「え~、優勝ですよ~」だった。本人のプレッシャーを和らげるつもりで言ったつもりが・・・w^^「いや~ごめん、ごめん」内心そう思った。続いて「明日の作戦、戦法は何をベースにするの?」と2人に聞いた。若干予想はしていたが二人から返ってきた返事はやっぱり「アレ」でした。そう、そうなんです。実は昨年怜央君が倉敷王将戦県大会に出る際、教えこんだ「アノ戦法」そして愚息陽平にこの春教えていくつかの地方大会で好成績を挙げさせる原動力となった「アレ」なのでした。

「うん、うん、そうか、そうか・・・」とニコニコしちゃいました。確かに真央君の場合はそれでいい。低学年クラスなんだから。「でもね、怜央君の高学年クラスでは一筋縄ではいかないかもよ。明日の相手はみんな3段クラス以上で上は4~5段クラスもいるんだから・・・ネエ、柔軟にそして・・・(もう今となっては別の新戦法を教えるわけにもいかない、二人に最後に言ったのは・・・)悔いのない将棋を指すように、そのためには序盤からじっくり時間を使って一手一手を大事に常に次の1手として考え、対局に臨むようにね」だった。

 夜も更け9時を回ったところでお開きとなり応援団一家は岡山市の実家へ、怜央、真央一家はホテルへと立ち去った。

 当日朝、着いた時は既に大ホールで主催者側の挨拶が始まろうとしていた。

挨拶終了後、参加の子供たちの記念撮影~1回戦くじ引き~1回戦となった。僕は折角だから棋譜を採ろうと身構えていたがロープが張っていて関係者以外は近くにはいけないようで「せめてロープ際での対局チャンスが訪れないかな~」と思いながら、ただただ遠くから小山パパ、ママたちと一緒に応援するしかなくなった。


 怜央君の1回戦を見ていてやはり序盤からかなりのスピードでピシッ、パシッ、ピシッ、パシッと駒がすすんでいるようだ。確かに怜央は直感将棋も強い。お互いが同じ速度で序盤から中盤まで指し継いでいるのだからお互い様といえばそうなんだが・・・と思っているうちに真央君が向こうのほうで投了したのを確認できた。怜央の方もまもなく終局、怜央の完勝譜であった。さあ2局目、怜央はロープ際での対局となった、早速ノートを出して記録を取る。しかし相変わらず指し手が早いのなんの・・・序盤からの棋譜を採るのも容易ではない。(2回戦棋譜はこれ! )この相手がなかなか手強い、一瞬の隙を突き怜央君非勢に陥ってしまった。5回戦終わって記録をみるとこの相手の子は3位入賞を果たしていた。「やっぱり・・・」

「まだ1敗、大丈夫!」しかし、次の3局目にこの敗戦が本人の気持ちのなかで尾を引いたのだろうか、思わぬ連敗を喰らってしまった(3回戦棋譜はこれ!

ここまで怜央の将棋をみてきたがいずれも序盤からスピード将棋、直感将棋となっていた。ドンマイ、ドンマイ!昨日いったように「序盤からしっかり時間を使って常に次の一手を考えていくように・・・」と遅ればせながら再度、アドバイス、本人は「でも12分も使ったんだから・・・」だった。この大会規定では持ち時間各20分、切れたら30秒なのでもっとじっくり行ってほしかった。

この間に真央くんが2回戦を終え、「先生~、真央、勝ったよ」とニコニコしながら報告に来てくれた。

「お~、やったか、よかったよかった!次もがんばろうね」 内心「目指せ1勝」だっただけにまずは初期目標は果たせたと思った。

続く4回戦はちょっと中座していたのでみることはできなかたったが怜央勝ち、真央負け。

 5回戦は午後からとなった。怜央は昨年2勝3敗だったので昨年を越える意味でなんとかこの対局は勝ってもらいたかった。途中から観戦していたが検討で怜央の勝ち筋があった将棋だった。3手の読みだった。残念!きっと本人も僕以上に残念だったに違いなかったろう。人にはいつもまあこのくらいでもいいだろうという気持ちが働くことがある。そこが落とし穴で時間を余してのこの敗局はやはりもったいなかった。

 

 真央も最終の5局目、不覚にも手を離した駒を戻そうとして「待った」という反則負けを宣告され負けてしまった。これもじっくり次の1手を常に考えて指すことさえ心掛けていればおきなかったことかもしれない。局後真央君は相当悔やんだ。敗局を宣言されてすぐに一人駆け出していった。1時間は一人で心の中で泣いていたに違いない。結果は前述したとおり。
 

 試合終了後怜央の希望により大会会場で僕と対局、なかなかどうして・・・、骨太のじっくりした将棋を指すじゃん、玉頭位取りから押さえ込もうとする将棋を展開、こちらも先着で飛車が成りこんでいい勝負となったところで会場の片付けが始まり、途中で引き分けとなったが確かに強くなっている。さすがに将棋クラブ241900を超えてくるだけのことはある。

 

 大会が終わって大山記念館へ怜央、真央一家と行った。大山記念館は大山15世名人の数々の偉業を記念して立てられた博物館であり、また道場でもある。そこに元岡山県名人を3期、全国アマ名人戦県代表4回の実績を誇る岡和俊五段がいたので怜央と対局してもらった。1局目は怜央の作戦勝ちとなり岡五段短手数で投了、2局目は本領発揮で怜央負け、しかし、岡山県のヘビー級相手に1勝1敗の指し分は見であった。これからがまだまだ楽しみです。釜石のみなさん、宜しくおねがいしますよ。
 

 本当に名残り惜しいが、時間も6時半を回り夫々帰路に・・・。楽しい一日でした。    

                                         森川


小山さん一家と愚息陽平を入れた記念写真^^ ついでに僕も一緒に記念写真

倉敷芸文館の広い敷地で左から怜央、陽平、みか 芸文館を玄関から撮ったもの、でっかいネ~

岡山県のヘビー級実力者の岡五段と対局中、実力者をして「強え~、ええ手エくるの~」とうならせた怜央、左後ろには大山15世名人の写真が飾られている





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第4回小学生倉敷王将戦結果

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第4回小学生倉敷王将戦結果その1
小山兄弟、夏の熱い、熱い・・・戦!

4回全国小学生倉敷王将戦6日に行われ、岩手県代表の小山怜央くん、真央くんの二人は下記の結果に終わりました。高学年の部は滋賀県代表の京都女子大附属小学6年の児玉星湖選手が、低学年の部は北海道代表の幌西小3年の斉藤優希選手がそれぞれ優勝しました。
高学年代表 小山 怜央(6年)
   (スイス式トーナメント 2勝3敗)
  1R ○ 大槻 優士(長野)
  2R ● 本間 青磁(栃木)
  3R ● 高野 智史(埼玉)
  4R ○ 坂口 智暉(石川)
  5R ● 與久田享史(沖縄)
高学年の部)
優勝-児玉星湖・・・滋賀県・京都女子大付小6年
2位-荒田敏史・・・茨城県・石岡市立東小6年
3位-浅野翔平・・・宮城県・仙台市立長町南小6年
3位-本間青磁・・・栃木県・宇都宮市立戸祭小6年


低学年代表 小山 真央(2年)
   (スイス式トーナメント 1勝4敗)
  1R ● 菅野 将希(福島)
  2R ○ 村上 翔一(鳥取)
  3R ● 松本 龍弥(福岡)
  4R ● 河村 優一郎(山梨)
  5R ● 下川 達也(宮崎)
(低学年の部)
優勝-斉藤優希・・・北海道・札幌市立幌西小3年
2位-相川浩治・・・東京都・杉並区立桃井第一小3年
3位-中谷祥也・・・茨城県・つくば市立吾妻小3年
3位-矢野将樹・・・広島県・大竹市立玖波小3年

左は全員揃って低学年の記念撮影、有吉九段、」清水市代倉敷藤花もいるよね。真央君はどこかな?

右は1回戦の感想戦、怜央君の完勝譜!まずは出足好調に思えたが・・・。


左は2回戦を落としちょっと調子を狂わせたか?!3回戦の終盤の入り口で考え込む怜央、ピンチか!
右は対局前の真央君、腕がウズウズしているのかな^^


左は真剣に対局する真央君。
右はビデオカメラを手に二人を見守る小山パパ、ご苦労様です(^^)

左は昼休み時間を前にちょっとポーズ^^左から怜央、こんな会場にまでゲームを持ち込んで遊ぶ愚息陽平、蝉の抜け殻を持って喜ぶみかとうちのカミさん、怜央の後ろに浅野翔平君、カミさんの後ろに小山ママ、と横向きは静岡の桃子ママ
右は試合終了後、僕と怜央君との練習将棋、「ふ~む、玉頭位取り戦法か・・・なかなか骨太の将棋を指すじゃん・・・」形勢互角のまま終了時間のため係員からの水入りとなり引分。さすがにR1930経験者だけの事はあるよね。

                                    

                                       続く