丸の内の産廃コンサルタント 釜谷洋平の視点

 
 
 
 
 
 
 

 

丸の内で働く産廃コンサルタント、釜谷洋平の日常。現場の情報をダイレクトに記載していきます。


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皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ 釜谷洋平です。

東京では、土日と暖かさを感じることができ、冬もそろそろ終わりかなと感じるようになりました。
しかし、まだ2月であることには変わりなく・・・また来ますかね、大雪の日・・・という今日この頃。


さて、今回は「10年後の業界」について考えていきたいと思います。


つい先日ですが、私の大好きなお客様先(ご支援先様)へ行ってまいりました。
(※どのご支援様先も大好きですので、本当に私は幸せ者です・・・。)

そのご支援様先とお話をしていたことなのですが、「これからの業界はどうなっていくんだろうね」ということです。業界は間違いなくシュリンク(縮小)しています。産廃の発生量は年率約1%ずつ減ってきており、同時に戦うフィールドが小さくなっていることは言うまでもありません。この背景にあるのは、人口減少然り、排出元の意識の変革然りと、どうにかなるものでもないでしょう。今後もこの傾向は変わることなく、市場は小さくなる一方。単純に計算しても10年後は「0.99」の10乗になるわけですから、90.4%の市場へと。そして、30年後には現在の73%にまで・・・。

実際は計算どおりいかないのが世の常ですから、こういった数字だけを提示して危機感を煽るというのは好きではないのですが、しかし、こういったペースで市場が小さくなっていくことは間違いないでしょう。勿論、廃棄物の発生量と再生資源の発生量は別でしょうから、異なった動き方をすることが予想されますが、それでも、暢気に今に焦点を当てて事業を進めていくことはオススメできません。

先日の環境ビジネス経営研究会(船井総研にて行われている経営者向け勉強会)でも、お伝えしましたが、「100億100社」の市場は「80億80社」にはなりません。正しくは「80億円50社」です。これは先行く小売業では実際に発生してる事象であり、私たちの業界も然りです。要は力のある企業が勢力を更に増していき、それに飲み込まれていってしまう企業が多く出てしまうということです。

そういった、状況におかれながら、身近な話題で追い討ちをかけると、外資系企業の参入、排出元の業界参入といった動きも見られるようになっています。許認可業で新規業者が参入しにくいという障壁が逆に作用してしまったケースでしょう。つまり、大手資本の参入に対し、資金力の差から対抗ができないというのが実際の話。

う~ん、考えれば考えるほど厳しいですね。
・・・とは言うものの、厳しくても生き残りをかけていくのが企業であり、どんな状況であっても利益を残していくのが会社の使命です。


これから、生き残りをかけていく上で、必要となるテーマは「一番化」。
何かで一番にならなければ、利益は生まれませんし、必然的に事業を継続させることはできません。しかし、皆様はこう思われるでしょう。商品を作ることができない私たちの業界において、何をもって一番化をすれば良いのか?価格で一番になることは無理だし、地道にやっていくしかないのではないか?

・・・仰るとおりです。
私が、船井総研に入って一番に感じていることは、廃棄物処理業・再生資源業において即時業績が上がる技はそうそう見つからないということです。何もかも、売上向上の背景には人材強化というものが存在しています。

船井総研では「ズバリソリューション」と言い、「こういった業態を作り上げれば、業績は必ずアップする」というものを作り、業績向上を実現させています。しかし、廃棄物処理業・再生資源業の場合、それがなかなかみつからない。

そもそも、動脈産業の1業種に対して2~3のソリューションがあり、それが百数十あって今の船井総研になっているわけですが、そういった全ての業種のモノが私たち静脈産業には回ってくるからです。そりゃ、見つかりにくいですわ・・・と。


しかし、一方でシュリンクしている市場だからこそ、次に求められる事業体は明確になっています。そして、そこにいかに早く手を付け、時代がそれに追いついてくるか待つというのが王道の手法になるのです。これからの業界、淘汰が進み、力のない企業は消えていくでしょう。そして、力のある企業だけが残っていく。

では、その「力」とは一体何なのか?
船井総研では差別化8要素といい、優先度が高い順に・・・
①立地  / ②規模    / ③のれん(ストアロイヤリティ)
④商品力 / ⑤販促展開力 / ⑥接客・営業力
⑦価格力 / ⑧固定客化力

これを業界に置き換えていくと・・・
①立地 : これは言うまでもなく、立地ですね。業界的にはここが大きな価値になります。
②規模 : 設備・許可能力です。以下の価格力に影響していきます。
③のれん(ストアロイヤリティ)
  : 許可も大きなロイヤリティになります。同時に顧客基盤や地域との関係性も該当します。
④商品力 : 許可内容に依ってしまいます。
⑤販促展開力 : 営業マンの存在です。攻めのアクションをどこまで取れるか?
⑥接客・営業力 : これは営業と事務部門、現場の力です。人材力とでも言いましょうか。
⑦価格力 : 設備、扱い量に依ります。出し先の変更という荒業もひとつです。
⑧固定客化力 : これも人材力といえますね。


更に、上記を「変えられること」「変えられないこと」に振り分けていきましょう。

【変えられること】
■立地 : 回収拠点の出店
■のれん(ストアロイヤリティ) : 地域との関係性については改善の余地あり。
■販促展開力 : ソフト面強化による攻めの展開が可能です。
■接客・営業力 : 同上
■固定客化力 : 同上

【変えられないこと】
■立地 : 自社地移転という巨大投資は流行りませんね。
■規模 : 営業展開からの拡大は図れますが、設備の部分で制限が生まれます。
■のれん(ストアロイヤリティ) : 許可の部分が大きいですね。
■商品力 : 扱い量が左右する分、難しい部分です。
■価格力 : 事業規模が左右する分、難しい部分です。

つまり、変えられる部分は変えられる。そして、それにより一番化を図る以外に生き残る道は少ないといっても良いでしょう。

そして、こんなことも考えてみてください。
これから、業界内は淘汰が進みます。淘汰されるのは力のない企業。そして、力の無い底辺の企業から消えていくということは、必然的に業界の水準は上がっていく筈です。つまり、もう「ゴミ屋さん的な発想」を抜け出さなくてはならない時期がまもなくやってくるのです。

だからこそ、こうお伝えしたい。
『今こそ、新しい考え方を自社に入れましょう。』

目指すは先行く業界。特に中小規模の会社の場合、変えられない部分は強化しようにも難しいわけですから、業界を超えた発想でのサービス面付加が今後とるべき方法です。
それこそ、モデルとするのは一流ホテルでしょうか。


こんな話を、そのご支援先様としていたわけです。
その会社が何を取組むかは明かせませんが、感動サービスを提供するようです。
今の水準が低いからこそ、ちょっとした変化が大きく響きます。
さぁ、廃棄物処理業・再生資源業、新しいステップへと進みましょう。



そのご支援先様とのお昼ご飯。このニラ飯・・・ヤバイデス。中毒性マックスです。
ラーメンにミニニラ飯しか出していないのですが、ニラ飯ミニラーメンにしてほしい・・・。
ニラメシ


そのご支援先様との夕飯。
生牡蠣、バンザイ!おいしかったです。
牡蠣小屋行ってみたくなりました。
かき


先日の研究会でのお弁当!
湯島半之助のお弁当です。最近はお弁当にも話題性を盛り込んでおります。
・・・要はボリューム満点の業界人大好き弁当ですね!
お弁当


日々精進!!

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皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ 釜谷洋平です。

2015年も1ヶ月が過ぎ、年始の忙しさが落ち着き、いつもの毎日に戻りつつあるのではないでしょうか。
ところで、昨年末に「今年はこれをやろう」とおもったこと、しっかりと進んでいますか?
折角立てた目標、忘れることなく形にしていきましょうね。


さて、今回のテーマは「自分のやりたいことを明確にする」ということを述べたいと思います。


2015年も2月に入りましたが、先月一ヶ月間で何よりも感じたことは、今年は廃棄物処理業にとっては厳しい1年になるなということ。大きな要因は景気変動といえます。シェール革命、円安に端を発する石油価格の下落は、運送を主とする会社にとってはプラスに働きましたが、モノを扱っている側からすると、決してプラスとはいえないのが実情でしょう。

石油に起因するものではプラスチック。
バージン材の価格下落は恐れるに足る勢いで進んでおり、先月入札が行われた容リ協入札では多くの経営者の方が入れる札に悩まれたことと存じます。容リ協は大きく産廃許可を有する企業と、そうではない企業とで強気の具合は大きく異なりますが、前者の方々にとっては非常に苦しい決断をされたことでしょう。また、中国の景気低迷から発生した需給バランスの変化。安定的に出せたからこそ創り上げられた基盤もこの一件で暗雲が立ち込め始めています。

また、非鉄単価も年末からの下落が止まらず、中堅規模のスクラップ業では厳しい事態が発生し始めています。


そんなこんなな2015年ですが、残りの11ヶ月を目の前にして、一つ取組んでいただきたいことがあります。それは「自分のやりたいことを明確にする」ことです。

この1ヶ月間に発生した外部環境の変化(正確には去年末からその陰りは出ていましたが)は、確実に”今までと同じ方法ではやっていけない”ということを示しています。計画は目標を達成させるために立て、粛々と進めることに本来の意味がありますが、それは周りを取巻く環境の変化無かったことを前提としています。計画を立てた時の状況で目標を決めるものですから、状況が変われば計画に修正が必要なことは間違いないことなのです。

しかし、計画を変えるといっても、何を判断基準としてどう変えるのかが重要となっていきます。
そして、その基準を明確に持っていただきたいというのが、これから2015年を迎える上で重要となってくる、そう考えています。

視点は幾つか挙げられます。
お客様に対しては、自社の提供する価値の見直し。自社は、どんなお客様にどういった価値を提供しているのか。業務に対しては、得手・不得手が何なのかを。そして、そこからどうすれば利益を削りだすことが出来るのかという答えを。社員に対しては、彼らが自社で働く理由を。「社員満足」はあるに越したことが無いものです。欲しい答えは、何を持って社員満足というのか、その部分です。

これらの答えが見え始めた時に、自社の取組む道が見えてくる。わたしは日頃そうお伝えしています。

長所は何もしなくても伸びていきます。しかし、伸ばそうと注力するからこそ、非競争という領域へと進むことができます。船井流では短所は能動的に伸ばさないというのが前提ですが、欠点は是正する必要があります。先の答えが見えてくれば、取組むべきことも明らかになってくるでしょう。その答えを真摯に胸に刻み、アクションプランを創り上げていたければ良いと思います。


これから、周辺環境は大きく変わってくるでしょう。だからこそ、「やりたいことは何なのか」を明確にすることが必要です。そして、言葉にして、胸に留めること。何度も見返し、立ち返ること。今一度、しっかりと考えてみましょう。そこにきっと成長のヒントがある筈です!



先日、就活時代の友人と会ってきました。
頑張っているようで何より!自分も、うかうかしていられないなと。
こうやって、ベクトルの大きさを並べて感じられる友人の存在は大きいですね!
ということで、生ハム。
生ハム

ロジのプロジェクトにアサインされ、打ち上げの焼肉!
新橋にあるふたごの「はみ出るカルビ」
う~ん、この枠(鉄板)に収まろうとしないコイツ。。。うまそうです。
カルビ

大学時代から行こう行こうとおもっていた、御茶ノ水マグロ亭の中トロ丼。
爆盛りサイトに載っていて、期待していったがアレ・・・?
まぁ、価値は間違いなくあります!
中トロ丼


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皆様、こんにちは!
株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ 釜谷 洋平です。

今年もあとわずか数時間。
ブログのほうは6月ほどから進まずですが、私はどうにか今年も越せそうで。
しっかりやっているならば、ブログ更新しろよ・・・そのとおりです。反省ですね。


さて、年末ですので今年の振返りをしてまいりたいと思います。


今年、私が挙げる2014年のキーワードは5つです。


1.廃棄物処理業二極化
2.国境を越えた戦略
3.製造業化
4.人材採用に対する発想転換
5.一般個人マーケット進出


では、一つ一つの振返りを・・・。


1.廃棄物処理業二極化―――――――――――――――――――――――――――――――
廃棄物処理業の昔からの考え方として、作れば儲かるという発想がありました。これは今考えても間違ってはいない考えです。業界柄、特段の技術革新が起きていない中、どんなに古かろうと巨大設備があれば有る程度間に合ってしまうというのが実際です。そして、その設備を使い利益を捻出し、更新のタイミングで更に大きな設備を導入して・・・を繰り返し、廃棄物処理業は結局のところ総合化を図り今に至っています。

また、もう一つの考え方としてあるのが、川上まで駆け上がってしまうという考え方。動脈産業と異なり、静脈産業は最終工程までの過程が短く、収集運搬会社が中間処理場を、中間処理会社が最終処分場を手に入れたいと考えるのは至極当然の発想です。結局最後の川上の部分を抑えてしまえば、それで勝ちなのです。

昭和45年に廃掃法が制定され、四十余年。その中で上手く成長してきた企業は投資という発想を持ち、攻めの投資をしてきた企業であり、一度その過程に入り込めば後は雪だるま方式。大きくなるやり方を選ぶことが可能でした。しかし、その他の多くの企業は既存設備を使い、決して悪くない利益を出し続け、投資をせずにコツコツと続けてきたという現状があります。

しかしながら、それも高度経済成長期の終わり、そしてリーマンショックを経て徐々に様相を変えてきました。

顧客側が動き方を変えてきたのです。コスト削減の流れが一気に広まり、価格に注目が集まり始めました。そして、結果として何が起きたかというと「荷の質が悪くなり始めた」という現象です。そのあたりから、ある程度の規模が無ければ利益を捻出することもままならなくなり始めたわけです。

次にインパクトがあったのが東日本大震災。

コストを削ってきたは良いものの、ここでその手法論に注目が集まりはじめたわけです。大手企業はコスト削減からリサイクルへと関心事が変わり始め、徐々にではありますが、価値の見出し方に変化が生まれてきています。

そして、今。

今はその移行期の真っ只中。顧客側も二極化が進む中、良い顧客と良くない顧客の双方を抱え、過去の努力がどうにか利益を生んでいるというのが現状ではないでしょうか。そして、そういった背景が有るからこそ、廃棄物処理業においても、その狭間で動き方を悩み始めている企業が出始めてきています。

今、大きなトレンドとして有るのは、巨大資本へと成長し拡大路線を選んでいく企業と、中小レベルで地域一番を狙っていく企業。この二つの企業が知れず利益をしっかりと捻出しています。逆に動き方を悩んでいるのが、地域2番手企業からその下のレベル感のレイヤー。

廃棄物処理業の売上アップの仕方は大きく二つです。一つは組織化を図り、利益が出ていない部分にテコ入れをする方法。もう一つが新しい商品をそろえることです。後者は俗に新規事業と呼ばれるものですね。ただ、ここが勝負の分かれ目です。

新規事業はスピード勝負。その悩みを持つ企業の特性は、新規事業を一気に進めるには腰が重く、だからといって、拡大路線も選ぶに選べないという感じの会社です。

そういった企業は今こそ、黙々と内部を作り上げる時期です。


2.国境を越えた戦略―――――――――――――――――――――――――――――――――
今年のもう一つのトレンドは、国内企業の海外進出戦略の顕在化。そして、外資系企業の日本進出です。すでに国内有数の企業はまさに「和製メジャー」の名のとおり、海外進出を進めてますが、今は中小企業も十分に戦略に盛り込める段階へと進んできました。
海外調査に関する助成金なども設定され、十分に海外を狙える環境は整ってきました。

しかしながら、手前を見れば苦しいの実際。海外に目を向けられている会社がどれくらいあるかと考えるとごく少数。十分に狙えはするのですが、未だそこまで余裕が無いというのが実際ですね。

国内に目を向けても、盛り上がる話題はあまりなく。。。国内の市場はすでにレッドオーシャン。それこそ業界に染まっていない経営者等は積極的に動きを見せているようですが、未だごく一部。常に新しい手を打つことが将来の会社を作り上げます。海外出展がすべてとは言いませんが、それも一つの手法であり、逆に選択肢としては持っておきたいものです。

一方、こちらからして笑えないのが外資系企業の日本進出。
医療系の会社や新しいリサイクル技術を推し進める会社等、複数社の名を聞きました。

外資系企業はやっぱり外資系ですね(当たり前ですが・・・)。考え方から何から何まで感情よりも数値を元に考えてきます。そして、この部分が国内企業の弱い部分。外資系企業がすべて正しい、必ず強いとは言いません。しかし、少なからず、国内の業界構造を変えるだけの力は持っています。これからどういった形で外資系企業が入り込んでくるか見えきらない部分もありますが、一つ注目をしておかなくてはなりません。

思わぬところから競合出現。そんな日も何時くるかも知れません。


3.製造業化―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今年、たびたび考えさせられたのが、製造業化というキーワード。もう廃棄物処理業の時代は終わったのです。
これからは”モノづくり”が一つの流れとなるでしょう。

一つは、製造業的な発想を持った工場運営。廃棄物処理業は昔からこの部分がとにかく弱い。ひとつは考えなくて良かったということ。そして、もう一つは、「どうせできないんだから」という諦めです。

先に述べましたが、廃棄物処理業はやれば儲かるビジネスでしたし、業界として成り立ったのが情報化社会の前の段階。だから数字を使うこともままならなかったし、それでも利益が出たの良かったのです。毎月、税理士が持ってくる月次試算表を見ながら、「利益が出ていたから良かった」では既にもう無いのです。そこに更に上乗せされてきたのが、「どうせ出来ない」といった考え。そのとおりで、廃棄物処理業の工場管理ほど手を焼くものは無いと思います。仕入れは決まっていない。荷の形状も様々。定型化できる部分がほぼ無いのです。しかし、そういった考えが、工場内にブラックボックスを作り上げ、職人化が進み、コントロールの出来ない工場へと成長していきます。

今求められているのは、戦える工場、利益を作り出せる工場。

製造業的な発想を持ち、どうやって工場を戦う組織に作り上げていくのか。そして、利益を捻出できる工場に成長させていくのか。それが一つ目の考え方です。


もう一つは、やっぱり「モノづくり」。
廃棄物処理業の技術革新はイコールでリサイクル手法の開発です。2013年に小型家電リサイクル法が施行され、新しいトレンドとして多くの会社が注目しましたが、そういった法規制くらいしか新しい手法が作り上げられないのがこの業界の特性としてあります。しかし、周りを見渡すと、それ以外の手法で新しいリサイクル技術を作り出している企業があります。

そういった企業の共通キーワードが「産学連携」。大学等の教育機関と協力しながら、新しいリサイクルルートを作り上げていくというものです。

製造業においても同じです。同じ商品を作っていれば、必ず競争は発生します。そして、その競争を抜け出すためには、新しい他者に勝る商品を作っていくしかないのです。廃棄物処理業に当てはめれば、どうしていくのかは明らかであり、新しいリサイクル手法を作り上げていくこと。そしてその一つの答えが産学連携という姿なのです。

2015年、この製造業化という流れは更に進むことが予想されます。


4.人材採用に対する発想転換―――――――――――――――――――――――――――――
今年の業界の課題として深刻だったものの一つとして「人材不足」が挙げられます。
これは本当に多くの企業が悩みました。採用広告を出しても人は集まらない。そして、採ったは良いものの、戦力化する前に消え、結局取り組むべきことも取り組めない。これは、震災に端を発するブルーカラー人材の流れの変化に合わせ、昨今の若者の仕事感の変化が起因していることと考えいます。

そして、今の流れを見ている限りこの状況は一過性のものではなく、今後更に進むことが予想されます。人は採るものの、採用コストは高騰し続け、工場の採算をも圧迫する。既存社員との給与水準をあわせるために、高額給与での広告も出せない。そんな想いの間に身動きが取れない会社が多くいるように感じます。

今後、廃棄物処理業がとるべき採用方針は、時代に合わせるということでしょう。

採るべき人物像、採り方、採用要項。すべて今の時代に合わせて考えていくことが必要でしょう。そして、受け皿の部分もしっかりと整えていくことが必要です。今までどおり人を入れて、今までどおり育てれば大丈夫なんて事はもう考えないほうが良いでしょう。

何よりも大切なことは、時代に合わせる事です。

今、どういった考え方で採用に取組み、どういった考え方で育成に当たるべきなのか?それをしっかりと考えることが必要であると考えます。



5.一般個人マーケット進出――――――――――――――――――――――――――――――
最後のテーマは一般個人マーケット。
これはやっと多くの企業が目を向け始めた、廃棄物処理業にとっては今アツい金山であると考えています。

BtoBは既にたたきつくされています。気がつけば、お客様のほうが知識を持っていたりなんて多く見られる場面です。

既に量を追う時代は終わりました。これからは利益率を求める時代。その考えに立ち、ターゲットをしっかりと定め、マーケティングを展開していく。それがこれから求められる戦い方です。



以上、私が見てきた2014年の廃棄物処理業の姿です。
2015年という新しい一年。
しかし、まったく新しいのではありません。2014年、それ以前の歴史があり新しい一年が始まるのです。そのことを胸に、飛躍の1年にしたいですね。


海の幸はやはり、海を眺めて食べるの一番!
日本海を眺めながら頂いた刺身定食はたまりません!
刺身


飲んだくれたどりついた神座。
安定の味だからこそ、落ち着きます!
かむくら


会社近隣のトナリ。
辛タンカラに100円餃子、ミニマーボー丼で。破壊力抜群です!
トナリ



2015年、皆様にとって素晴らしい一年でありますこと、祈っております。
日々精進!!
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皆様、こんにちは!
株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ 釜谷 洋平です。


関東では梅雨入りが発表され、昨日・今日とどんよりお天気。
私は根っからの晴れ男ですが梅雨には敵いません(笑)


さて、今回は利益の源泉についてお話していきましょう。
※ブログの日数があいてしまったのはご容赦ください。


廃棄物処理業、再生資源業のコンサルティングに入る際に先ず着手するのが採算管理です。

船井総研のコンサルティングの王道は船井ワードになってしまいますが「ズバリソリューション」と呼ばれる業態付加による収益改善です。「このビジネスモデルで半年で売上200%」の様な謳い文句がその特徴ですね。

しかしながら、全ての廃棄物処理業・再生資源業ではコレをやれば必ず売上が上がります!という業界横断的なテーマがないのが本音です。その理由は「廃棄物処理業」「再生資源業」と一言で言ってもその幅が多岐に渡るからです。そもそも、この括りが正しいのかといわれれば本当はもっと細分化すべきなのです。「建設系廃棄物」や「事業系廃棄物処理業」といったそのレベルでやっと「ズバリ」なテーマというのは見えてきます。

さらに、業界のマーケットもひとつの大きな理由。不思議な話ですが、おそらく業界のリードを業界の企業が切り開いていない珍しい業界だとも思います。我々の業界を切り開いているのは誰か。それはお客様である排出元であるともいえます。


静脈産業は常にそうでした。

排出元からはコスト削減の第一ターゲットという目でしか見られず、気付けばお客様のほうが単価情報を知っていて・・・主導権は向こうにある。更に、「やれば儲かる」発想でスタートをした会社が大半ですから、新しい風を吹かせることに対しても敷居が高いのが実情です。結果として、業界企業でありながら、主導権は持っていないという不思議な状況に陥っています。


過去、10年をひとつのスパンにして「昔は・・・」といっていた時期もありましたが、今はそんな悠長なことを言っていられる状況にはありません。それこそ「3年間前はもう昔」といった発想で、常に業態的な「種まき~刈取り」を繰り返していく時代です。もう今までのやり方にしがみついていても仕方がありません。「新しいことをやりたい」「こういったことをやりたい」という経営者様は増えていますし、その方向性は間違いありませんが、手元に目をやってみて、実際にカタチにできている会社様はごく一部というのが実際ではないでしょうか?


話を戻しますが、そういった状態から「ズバリ」な答えを持っていない会社が先ず取り組むことが取組む採算管理。正確には、財務の見える化。更に真意的な言葉に直すと「危機感の共有」。

現場の職人気質のリーダーに話を聞くと、「今月は忙しかったから、かなり利益出てたんじゃないかな?」いえいえ・・・まったく出ていません・・・。こんな問答が社内の怠慢を生み、儲からない工場へと進んでいきます。

会社である以上、儲かることは当然のことですし、利益を出すことは当たり前のことなのです。しかし、我々の業界の黒字企業の平均営業利益率2%程度(経営審査辞典より)。そんなものなのです。だからこそ、利益を出すことにシビアにならなくてはならないですし、切り詰めて、努力をしてこそ利益は出るのです。ある会社の経営者様は社員を「野武士の集団」と揶揄していらっしゃいますが、正にその通り。

儲けるということは本当に難しいことですし、しかし、だからといってあきらめてはならないもの。企業が企業である以上、追い求めてなくてはならないモノなのです。


我々の業界の場合、入り口と出口の二つの考え方が特に重要であり、如何に入り口のコストを抑え出口の売上を上げるかということにシビアにならなくてはなりません。どの会社様も「■円」ではなく、「■銭」のレベルにまでこだわらなければ利益は出てこないのです。

その中で最近注目を集めているビジネスモデルが無人回収BOX。「モノが集まる」たしかに、それも大切なことですが、それ以上に大切なことは「タダでモノが手に入る」という事実です。更に最近ではボロをかませたビジネスモデルが確立されつつあります。

過去、多くの企業がボロに触れてはウエスという出口の問題から撤退を余儀なくされてきたフィールド。今では海外輸出という新たなルートの確立により、40円後半~50円/kgという高値での取引も見られます(更に回収後、マルっとベールにして輸出できるという驚き・・・)。粗利1円を大切に扱う業界だからこそ、タダで売れるものが手に入るというのは利益を直接的に影響するすごいことであったりします。


新たな、ビジネスの芽は常にどこかに眠っています。そして、それに地域一番で着手するからこそ得られる利益もあります。常にアンテナを高く、企業としての成長に対して、利益に対してシビアに向き合っていきたいところです。


この度、6月~7月にかけて、再生資源業・廃棄物処理業が取組む無人回収BOX事業をテーマにセミナーを実施します。気になる方は、確認を!
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314463.html


洋風カツどんなるもの・・・
これですね・・・ハマります。私はハマりました!
洋風かつどん


鰹節のお刺身。
珍しいので頼んだら大正解でしたね!
かつおぶし


実家に戻ったときに食べた地域の名店!
雑誌にもたくさん載っています!
インドカレー



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皆様、こんにちは!
株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ 釜谷 洋平です。


2014年もあっという間に第一四半期が終わりそうですね。
今日の東京は暖かく、春を感じさせる日でした。
寒さが苦手な私からすると待ち望んでいた季節到来!というやつですかね。


暖かくなり、気持ちが踊る反面中国のシャドーバンキングの問題は資源相場を通して私たちに大きな影響を及ぼす様相を呈しています。こういった状況を目の当たりにし、相場変動の商材を扱う会社は難しいなと思います。一方でその部分が同じ静脈産業である廃棄物処理業と資源業の毛色の違いの根本の部分であったりもする訳です。今後の動きに注目する必要があります。

さて、今回は「強い会社」についてお話していきましょう。


先ず、このような質問から入るのが良いでしょう。
一体「強い会社」とはどのような会社を指すでしょうか?

様々な要因はあるかと思いますが、絶対条件として「利益を出し続け、成長し続ける会社」であることは間違いありません。その利益の出し方や、価値の源泉に様々な方法はありますが、「成長し続ける」という継続性を条件とするとある程度その会社の姿は見えてくるでしょう。

成長し続けると言うことは、長期にわたり利益を出し続けると言うことであり、それには以下の2つしかありません。
■他者が入り込めない独自の価値を持つこと
■時流に合わせ業態付加を繰り返し、新たな価値を提供し続けること


前者の場合、考えなくてはならないことはビジネスモデルとしての観点と、圧倒的差別化の観点の2つです。

ビジネスモデルの観点からいうと他者が入り込めないモデルが必須条件となり、なかなか見つけ出すのが難しいのが現実でしょう。許認可業である廃棄物処理業の場合、ハード面の付加は即ち許認可の取得であることより決して短期的には実現不可であり、また、同業他社が入り込まない絶対的な要因があるかと言うと疑問が残ります。特に中小企業の場合、大手資本の市場参入ほど恐ろしいものはありません。

もう一方の圧倒的差別化という手法はまだ触れやすいものです。営業力、サービス力など様々な要因があります。船井総研が長所伸展というコンサルティングスタイルを持つのはこれが起因しています。他社との圧倒的差別化を図る上で忘れてはならないことはターゲティングという発想です。もちろん、潜在的な力がある会社ならば良いのですが、実際はそうでもないことが大半であり、その会社の優れている箇所から伸ばしていくことは王道のやり方といえます。


後者の時流適応の考え方はライフサイクルを用い、次の時代に求められる業態を開発し続ける発想であり、最近でいうところの無人回収BOXなどがそれにあたりますね。昔に遡ると食品リサイクルや小型家電、PCBなど挙げたらキリがないほどありますが、法改正や隙間産業、顧客のニーズなどが背景にあることは言うまでもありません。


ここまで要因のほうについて述べてきた訳ですが、これらの取組みに着手するにあたり、最大にして唯一の事項が「会社のモラル」であると私は考えます。それに取組むことに対して会社としての考え方は妥当か否かについて視点です。

一般に経営理念、ミッション、ビジョン、バリュー、行動指針などの言葉これにあたります。


理念が明確に決まっていない会社は、その場の出来事に対して常に状況判断で対応するため、振返ったときに一つ一つの物事が浅い段階で終わり、結果として成果は得られずに終わります。

理念が決まっていて、浸透していない会社は新たな取り組みに対して瞬間風速的な成果を残すことは出来るかもしれませんが、中長期的な成果は見込めません。何故ならば、全社的な事業に対する思い入れが生まれないためです。結果として、細部が蔑ろになり、競合が現れた瞬間に形勢逆転、自社の優位性は失われ、価格競争に陥り体力線へと流れ込む。

要は、その会社が取組む理由であり、その会社の社員が取組まなくてはならない理由がなければ物事は大成しないということ。

私は”魂”という言葉を使いますが、こんな定性的なものが実は重要であり、これが有るか無いかで定量的成果も大きく異なります。


同じ人が世の中に二人としていないように、会社も同じ会社は2社とありません。だからこそ、その会社が持つべきモラルも異なりますし、成長の可能性も仕方も変わってきます。しかし、何よりも重要なことは自社のモラルをブラさないことであり、それはある事に対して取組み続けることの前の段階と言えます。

逆説的なまとめになってしますが、モラルを具現化した理念。それこそ強い会社をつくるポイントであることは言うまでもありません。



大阪伊丹空港のラウンジで551の豚マン、餃子、シュウマイ!
「あつあつ」と「あつ」の違いに驚きながら、ビールがうまい!
ほーらい

カルビラーメン!美味いからといってスープを飲みすぎてはいけない
締めはご飯を入れてカルビクッパでいただきます!
かるびらーめん

仙台セミナーの帰りに小川チームリーダーと利休
東京駅に仙台牛タンの老舗が多数出店してますが、
やっぱり仙台で食べるのがうまい!
ぎゅうたん



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