地味に出るレンタル品。
それがカード販売機（トレカ）販売機です。
オリジナル（自作）のトレーディングカードの販売や
イベントでの割引券の発券や
100円入場券の販売などで活用されています。
なんたって、昔実際に使われていて
現存数が少ない
稀少でレトロ機種なので人気が高いようです。
弊社もこのレトロな機種を使えるまでに
再生させるのに苦労しましたから・・・
この機械、問い合わせは多いのですが
ガチャポンのようにカプセルと商品を用意すれば
使えると言う程の手軽さが無いのがネックなのです・・・
そのため、印刷屋やデザイン会社など
カードを作る技術や知識が無いと
なかなか、これを活用するには敷居が高いので
実際に借りられる方は問い合わせ数の
半分以下くらいに下がります。
そこで、今回は、このカードダスを販売していた
トレカ販売機のカードについて解説しようかと思いました。
トレーディングカードの寸法規格は
一般的に以下の２種類あるそうです。
ミニサイズ・スモールサイズ横（W）86mm
縦（H）59mm
標準・スタンダードサイズ横（W）88mm
縦（H）63mm
（※このカードの絵はサンプルで実在しません）
使われていたようです。
この当時のカードのサイズに規格を合わせる必要があります。
この当時のカードのサイズの規格が
ミニサイズ・スモールサイズです。
横（W）86mm×縦（H）59mmのカードのみ使用できます。
これより大きいカードは使用できません。
このサイズに合わせてカードを作る必要があります。
単純に、A4コピー用紙などにカードの寸法分の枠を取り
そこに絵を書いて印刷します。
印刷したら、ラミネータを通して硬くする事で
手作りのトレーディングカードが完成します。
製作コストを抑える為に片面だけの絵柄のカードにするのか
実際のトレカのように表裏両方絵柄がついたカードにするかで
サイズの取り方が以下の図のようになります。
①が片面だけの絵柄のカードを作る場合
シンプルに86mm×59mmのサイズの枠を取ります。
②の両面で作る場合は、印刷したあとに
折って重ね合わせる事で、両面印刷で刷った場合に
ズレてしまう失敗を避ける事ができます。
印刷したあとは、ラミネータでコーティングすれば
カードが完成します。
また、このカード販売機は薄いカードを
1枚単位で販売する事はできません。
元々カードダスを100円で４～５枚セットになった状態で
販売する仕様で作られていますので
どうしても１枚単位でカードを排出したい場合は
1mm～1.5ｍｍくらいの厚みが必要になります。
稀少なレトロ機種なので現行のトレカ販売機のような
カードの排出枚数を調整するような機構が付いていません。
たった1mmと思われるかもしれませんが
コピー用紙１枚なんて、約0.1mm程度しか無いのです。
100ミクロンのラミネートフィルムでラミネートしても
約0.15～0.2mmくらいにしかなりません。
そう考えると、そこそこの厚みが必要だという事が分かります。
どうしても１枚ずつ出したい場合は、カードの上下に
厚紙を挟んでカサ増しするなどのワザが必要になると思います。
なお、KALZAでは、作られたカードがイベントや催しで
ちゃんと、このカード販売機から上手く排出されるかを
事前に無料で試すサービスを行っています。
（ただしカードを弊社へ送る送料はお客様ご負担となります。
カードの返却希望の場合は返却送料も別途必要です）
自作のカードがちゃんと出るか心配な場合は
事前に試しますので、お気軽にご依頼下さいませ
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最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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